カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

お彼岸さん

2008年03月20日 | ★ 日々の呟き



冷たい雨が降り北風の吹く、彼岸の中日だった。
お墓参りは彼岸の入りの翌日に済ませていた。
今日にしていたら、街中の3つお墓はすぐ傍まで車で行けるので、そう困ることはないが、川向こうの小高いところにある、ご先祖さんのお墓へのお参りは大変だったと思いながら、その日の画像を見ている。
すっかり葉を落としてまだ新芽さえ見えないクヌギの大木の、梢の細い枝が蜘蛛の巣のようになっている、その後ろにその日は、春めいた金剛山と向き合う場所に、義父一族の、戒名でしか知らない人達がねむっている。




少し西に目を向けて金剛山の山並の続きを見る。
里山の裾を縫うように京奈和自動車道が白い線となって見える。
すぐ手前の寺院の屋根に見えるのは、弁天宗の御廟だ。
桜の頃になると、御廟の辺りは、我が家からでも、白い桜の一群れとなって見えるので、かなり沢山の桜の木が植えてあって、花見の人が訪れる場所である。

「おひがんさん」このような呼び方は関西特有だと思う。
「粥」を「おかいさん」。
何気なく使っている言葉なので、違和感がないが、きっと他の地方の人にとっては、おかしく聞こえるのだろうなぁと「おひがんの中日さん」にふと思った。

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10 コメント

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不共通点見っけ! (ちっち)
2008-03-20 21:35:21
「おひがんさん」と言う言い方は初めて知りました。
生まれてこの方兵庫県に暮らしていますが、聞いた事はありません。奈良の方の言葉ではありませんか?
此方でも「粥」の事を「おかいさん」とは言いますが・・・。
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ちっちさんへ (anikobe)
2008-03-20 21:52:18
「お・・・・さん」
「おくどさん」「おまめさん」「おいもさん」
「おひがんさん」
こちらだけの、言葉なのかもしれませんね。
ひょっとして、母や、祖母から聞いて育った我が家だけの言い回し???
「おひがんさん」は、義母もそう言っていましたから、やはり当地だけかもしれませんね。

関西は撤回ですね。
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お彼岸 (もみじママ)
2008-03-20 22:00:10
あにこべさんは、いつもきちんとお墓参りをされて、
ご立派だと思います。
母も今日墓参りに行くといってました。

三重でも、「おくどさん」って言ってましたね。
お彼岸さんではなくて、「中日さん」って言ってたような。
奈良に近いので、少し共通することもあるみたいですね。
今日は風が吹いて、また寒かったです。
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もみじママさんへ (anikobe)
2008-03-20 22:49:43
3箇所のお墓参りは年4回だけですが、我が家のお墓は夫の命日と義父母の命日が月半ばに続いていますので、その頃毎月お参りするようにしています。

立派だなんてそうでなく、そこに行きますとほっとするのです。

お母様の足すっかり良くなったのですね。
本当に良かったですね。

広島も寒い1日だったのですね。
明日はお天気が回復のようです。
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おひがんさん (オヤジな私)
2008-03-21 09:40:50
いい響きの言葉です。
おいもさん、おまめさんは京都の従弟たちがよく口にしています。
やさしく、ほんわかした気分にさせられます。

しっかりご先祖様の供養をされてますね。
近くにお墓がありながらの私です。
しっかり見習いたいですね。

昨日は住職の三回忌法要でした。
寒い中、みなさん大勢お越しになりました。
受付役の私。
タバコが吸えずお茶ばかり飲んでました(笑)
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義母も ()
2008-03-21 09:54:15
夫の母は京都育ち。
やはり、「おまめさん」「おかいさん」と言ってました。
お彼岸さんには「ぼたもちさん」
秋は「おはぎさん」

同じ食品なのに呼び方が違います。

あにこべさんのお宅ではどう呼びますか・
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オヤジな私さんへ (anikobe)
2008-03-21 10:25:07
ならよりも京都の人の方が、こんな言い方をしますね。
ゆったりとした会話の中で耳にしますと、スローライフのようで、気持ちよく響くものですね。

菩提寺のご住職の法要があったのですね。
受付役ご苦労様でした。

熱いお茶が、禁煙宣言をした喉を、しっかり守ってくれたのですよね。
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蘭さんへ (anikobe)
2008-03-21 10:35:55
お母様は京都の方だったのですね。

お彼岸にお供えするのは、「ぼたもち」と呼ばなくて
「おはぎ」と言っていますね。
これには、「さん」が付いていない言い方なのです。

言葉って、日頃何気なく使っていても、文字にしますと、面白いことや、「なんでやねん」なんて思うことがありますね。

東京地方、今日も寒そうですね。
風邪にご注意下さい。
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お彼岸 (hirom)
2008-03-21 11:43:55
岡山というか備前の瀬戸内沿岸のこの地方では 単に「お彼岸」です。どうも奈良、京都に比べてみまして、庶民的だったのかどうか 情緒?が無いようです。

ところで、「花比べ」のお墓参りの行事はご存じでしょうか?この地方では 10月下旬から11月の初め頃だったと思うのですが、各家庭の菊をそれぞれお供えします。自分の家で丹精をこめて咲かせた小菊を比べ合う行事です。九州、東京には無いようです。
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hiromさんへ (anikobe)
2008-03-21 12:15:13
「花比べ」素敵なお墓参りの行事ですね。
丹精込めて造られた菊の花が、お墓を彩るには、ご先祖様もお喜びだし、お参りする人も愛でる楽しみがありますね。
hiromさんが、ブログをなさっていたら是非UPしていただきたいところです。

当地にはない行事で、とても興味があります。
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