近世の湯浅は、藩内有数の商工業都市として発展しました。漁業や漁網製造なども盛んで、近海から遠く九州や、関東、北海道まで漁場を開拓していますが、、最も特徴的なものは、鎌倉時代に伝来した金山寺味噌の製造過程から生まれたと言われる醤油醸造です。
以上は頂いたパンフレットの、紀州湯浅の沿革から抜粋して掲載しました。
浜町通りの角長の「醤油資料館」の見学が自由で、解放されていたので見学して、カメラに頂いてきました。
醤油醸造の歴史的な道具など往時をしのびながら、製造に携わる多くの職人の動きが、道具を通して想像することのできるものも多く合って興味深く見学できました。
北町通りの 太田久助吟製
建築年代は江戸末期ごろで、元は醤油製造家でしたが、現在は金山寺味噌のみを製造販売しています。
昔のままの店の間で、当主の奥様からいろいろお話を聴きました。
この町に立ち寄ったのは、金山寺味噌を求めたかったので、早速購入してきました。
店の中には金山寺味噌のいい香りが漂っています。
炊き立てのご飯に載せて、頂く金山寺味噌はほかのおかずがいらないほど美味しいものです。
亡くなった実家の父がこの金山寺味噌が好きで、こちらへ来た時には、どこかでお土産に買ってきたものでした。
子供の頃はそんなに好きでなかったのですが、歳を重ねた今は大好物になっています。
時間が止まったようなレトロ感があって、行って良かったです。
また是非行きたいと思う場所です。
「金山寺みそ」
私も同じで子供の頃は余り好きではなかったのです、しかしだんだん好きになり、今では大好物。
ほっとする味です。祖父母、両親を一気に思い出しました。
金山寺味噌、米 大豆 麦 瓜 茄子 生姜 紫蘇の味を噛みしめながら、これが本当の金山寺味噌だと、味わっています。