カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

激しい夕立の夜 そして翌日

2023年08月04日 | ☆季節

 

1昨日(水曜日)満月でした。

このように月を見るような落ち着いた気分になったのは、もう午後9時を過ぎたころでした。

夕方、テレビを見ている時、何の予兆もなく「どかん」とすごい音がしました。

それが雷なのだとすぐ気が付いて、電気製品のスイッチを慌てて切っている間に、急に

叩きつけるような豪雨が襲ってきました。クーラーを点けていたので、離れの私の部屋の窓は閉まっているのですが、母屋の窓は開け放したままなので、締めに行こうとしたのです。

ところが、玄関の戸が開きません。猛烈な風が吹き付けているのです。

部屋に戻ってカーテンの隙間から庭の向こうの母屋を見ましたが、真っ白な紙が前にあるようで視界がないのです。台風の時だってこんな現象はなかったので、突然襲った暴風雨の恐ろしさに、足がすくんでしまいました。

ラジオで、竜巻注意報が出ていたので、この暴風雨は竜巻ののかと思いました。

外に出られないので、風雨の治まるのを待つしかないと、ラジオだけ付けた暑い部屋の真ん中で

じっとしていました。

長い時間に感じましたが15分位したら雨音が少し治まりました。

玄関の戸をそっと引くと、動くのでとにかく母屋の窓を閉めなければと、まだ吹きつける雨にかかりながら外に出ました。2mも離れていないのに、ずぶぬれです。

風は治まったものの、雨は降り続いていました。

東からの風が強かったのか、その部屋は水害状態で、歩くとピチャピチャと音がします。

窓さえ閉まっていたら、こんなにならなかったのに思いましたが、あまりにも突然の出来事だったのと、私の動きが普通の人のように素早く対応できていたらと悲しくなりました。

落ち着いてからスマホの防災アプリを見ますと、雨雲データーマップの地図で、この辺りが濃い紫色になっていました。

予想時間をずらしますとここから離れていくのが、分かりましたのでやっと安心して落ち着きました。

心憎いような美しい満月です。

昨日は何度も空を見上げて、夕立が来ないかどうか心配でしたが、午後から次第に雲が増えてきたものの・・・

積乱雲にはならず、前日のような恐ろしい思いもせずに済みました。

雨雲は、県の北部の方で発達したらしく、ラジオから、注意報や警報が流れていました。

 

今日の空です。

今は長閑ですが、いつ急に変わるか分からない気象状態に、台風の進路なども加えて気になることばかりです。

 

 

コメント (4)
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