どこにも行かない、何処にも行けない、わたしのゴールデンウイークは、この子たちが私の部屋に来たことから始まりました。
「来た」なんて言うのは大間違いです。
退職者の女子会・この町支部の昨年度と本年度の会長さんが、米寿のお祝いにと総会のあった日に持って来て下さいました。
当日は、1か月前からの予約で、通院のため出席できなかった私のために、カメラマン役のお子様と一緒に
総会の後我が家まで来てくださったという、ありがたいお気遣いだったのです。
セロファンに包まれた、色とりどりの綺麗な花の贈り物は、花の好きな私にとって、何よりの嬉しいことでした。
セロファンを外すと、ふわーっといい香りが部屋に飛び出しました。 4月28日撮影
香りの主は、「この子かな?」顔を近づけると甘い香りがします。
まるで花の女王様のような、この子だったのです。
カサブランカは、どの花の香りも従えるように、芳香を放しているのです。
カサブランカの蕾が4つ出番を待つかのように、緑の硬い蕾がしゃんとしています。
まるで、カサブランカをより一層美しく見せるかのように、可愛い花たちが寄り添って籠の中に自分の位置を確保しているかのようです。
、
蕾の中で、白く膨らんでいるこの子は、きっと近く咲いてくれるに違いがありません。
明日でしょうか、明後日になるかしら・・・
この子を見ていますと、これからの日々が、私にとってのゴールデンウイークになってきそうな気かしてきました。
暫くこの子たちとの楽しい日を綴っていくことにしました。