「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

lion king  the lion sleeps tonight

2006年07月12日 23時38分51秒 | 文化論
 You Tubeと言えば今話題のフリーの動画置き場ですね。ですです君も紹介されていましたので、そちらを読まれた方は既にご存じのことかと思います。

 テレビ「学校へ行こう!」で紹介されていた中国の高校生がやっていた「エアボ」(本物の曲を流して、さも唄っているように振りや口パクをする。)が見れたりします。

 NHKの「おかあさんといっしょ」の絵描き唄かなんかが動画としてアップされていて、著作権の問題で一悶着あって一気に有名になりましたね。

 まあでもここは元々自分のところに動画を置くと重くなってしまうから、ここに揚げておけばいいやという場所ですので、いわば動画の掲示板みたいなものですね。

 当然のことながら著作権は守られておりません。

 クレームが付くと削除できるかもしれないけど、その時はかなりもう流れてしまっているからどうにもしようがない。

 で、今日はその中から、ちょっと素敵なCGミュージックを見つけたので紹介します。

 CGのカバ君が「the lion sleeps tonight」(ライオンは寝ている)を唄い、イヌが横で躍りながらコーラスを担当するんですけど結構良いですよ。

 こういうの結構好きなんですね。

ちょっとエッチな話 ヤモリは何故「守宮」なのかについて考える

2006年07月12日 00時18分17秒 | 文化論
 まず、ヤモリとイモリの違いですが、ヤモリは爬虫類で陸上に住み、イモリは両生類で水中に住んでいます。清流で見かけるヤツがイモリで、自宅に出没するのがヤモリと覚えておけば間違いありません。

 志賀直哉が「城之崎にて」で殺すつもりが無いのに殺しちゃう生き物ですね。

 偶然に生きた自分(山手線の電車にはねられた)と偶然に死んだやもり(当てるつもりの無かった石が当たる)を比べて生きてることも死んでいることもそうたいして違いはないことに気付く重要なキャラを演じています。
 5月から9月にかけて産卵期ですから、動きが鈍かったのかもしれませんね。

 それは良いとして、ヤモリは「家守」とか「守宮」とか書きますね。

 どうしてでしょうね。

 家の壁を蜘蛛や虫を追って垂直に登っていく姿はスパイダーマンを彷彿とさせますがどうでしょう。

 少なくとも現代家屋には合いませんねえ。

 「守宮」のと言われるようになったのは守宮砂(しゅきゅうさ) 朱砂(水銀)を食べさせて赤くなったヤモリの粉を女性の 腕の内側に塗ると、一生その色が取れなくなるが処女喪失でこの色が消えてしまう。 起源は漢の武帝が官女たちに貞操を守らせるためにつかったことだという。

 「守宮」という漢字は「王宮の性的秩序を守る」ために役に立つものという意味で付けられたという伝説がありますね。

 伝説ですからね、信用しちゃいけませんよ。

 「水銀」をたっぷり仕込んだ守宮の粉末なんて、医学的にはとんでもないものだと考えた方がよいかと思う。

 この辺は冬川さんに聞けば答えてくれるかもしれない。


 どっちにしろ古代の人って「水銀」が好きですね。始皇帝も徐福に不老不死のクスリを探せっていうんで、水銀差し出したらしいじゃないですか。

 そんなの飲んでいたら寿命縮まりますがな。

 女性の処女性をあがめるという信仰は世界各地にありますが、王族の女性を斎の宮(いつきのみや」と称して処女のまま神様に差し上げちゃうのは他国の王族史をみてもけっこう珍しいのではないかと思ったりする。