超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

白鳥の湖の映像にさ迷う

2023-05-30 05:05:28 | 無題
ニジンスキー版バレエ・リュスの「牧神の午後」の映像がなかったので、
YouTubeでキーロフ・バレエ団の「白鳥の湖」を見る。フェドトフ指揮。
音楽・チャイコフスキー。
舞台装置や衣装は古典的様式。
村祭りの踊り。スペードの悪魔みたいな人物が群舞のなかに居る。
王子様に悪魔は杯や十字弓を渡す。
王子様は村の若い娘と踊る。
第2幕は湖畔で王子様が踊る。テーマ曲流れる。
王子様の所に、梟ふくろうの悪魔に白鳥に変えられたオデットという娘が、
現れて踊る。美しい舞い。続いて、白鳥の群舞。
オデットと王子様はまた踊る。恋の舞い。
王子様と別れて、オデットは去っていく。
場面変わって、お城にて、王子様は宮廷の娘たちと踊る。
そこに、オデットそっくりの梟の悪魔の娘が現れて、王子を惑わす。
終幕、湖畔にて。
白鳥の群舞。白鳥と黒鳥の群舞。
オデットの独舞始まる。梟の悪魔がやってくる。
王子様が再び湖畔に現れて、オデットと恋の舞い。
梟の悪魔が間に入り、二人の仲を裂く。
オデットは息絶えそうになるが、王子は悪魔を倒し、
オデットは人間の娘に戻り、王子と結ばれて踊る。
手足の動きの曲線や直線や跳躍が美しく、群舞の統一感も見事。
黒い鳥人間が梟の悪魔でオデットを白鳥に変えたことは、
解説を読むまで気が付かなかったが、大体大筋は見て取れる。
この舞型と身体技術を習得しておけば、後々多くの舞踊の糧となる。
長かったが、美しい舞いのドラマだった。

一時間半の長篇白鳥の湖を見て夢に漂う



コメント
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