居間でグリーグの空気感

昨日は、ナクソス社の、「グリーグのピアノ独奏曲全集」を聴く。
私のは旧盤で、コンパクトサイズの新盤ではなく、幅を取る。
グリーグの作品は、粒揃いの小品が多く、愛らしい旋律が快い。
結構、大上段で、伸びやかな曲もある。
有名な、「ペール・ギュント」の主題も含めピアノで弾いている。
北欧の民謡も取り入れた、凝った曲作りである。
いい空気感を味わえる。

また、ヨアヒム・ラフのヴァイオリン・ソナタも
聴いた。格調高く、しかも親しみ易い曲が並ぶ。
さすが、リストの助手を務めた才人である。
音の密度の濃い、重層的なヴァイオリン・ソナタが聴ける。

夕食後、腹ごなしに散歩をして、町を半周して、
住まいの裏のバス停の手前にある100円ショップで、
収納ケースを3つ買ってきて、本を詰めて居間の端に置く。
これで、リビングの段ボールは見事に片付いた。

片付けた居間の空気に北欧の風を感じるペール・ギュントで