春夏秋冬

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黙して語らずとは

2021年04月24日 | 日記

維摩居士が文殊菩薩と問答する「入不二法門品」のところで、文殊は「一切の法において言もなく、說もなく、示もなく、識もなく、諸々の問答を離る」という。

これに対して維摩は言語を仮りず、実をもって表す、すなわち、黙然として言なし、であった。

これが「一黙如雷」であるとか。

在籍しているところの先生はさっぱりむこうから教えてくれることがなく、ほぼ禅問答のように自分で本を頼って解き明かしていくしかない。

多少質問らしきことをしても、無言で反応なし。

少々苛立っていたのだが、仏典のこのあたりをみると自分自身にこそ問題があって、いわば釈迦の対機説法のようなものなのだと思って諦めた。

もうひとつの「ぶっせい」のほうはこの反対で、山のようにモチーフを積み上げて提供してくれるので、その中からほんの一端でも自分に理解できるところを見つけられればさいわいとしている。

今日の午後、中級サンスクリットの第1回目があり、わくわくしています。

「受講後感想」

またあの歯切れのよい元気な先生の授業を受けられてよかった。

昨年度とほぼメンバーが同じような気がする。

「大乗起信論」

無料講座。

30人程度あり、多くてびっくり。

全部日本語なのでわかりやすいかと思えばさっぱりです。

 

 

 

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