雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 11月24日(水) 北朝鮮軍の暴挙、朝鮮戦争以来の韓国への砲撃

2010年11月26日 05時36分23秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 11月24日(水) 北朝鮮軍の暴挙、朝鮮戦争以来の韓国への砲撃

 ひどいですね。北朝鮮軍が、国境線すぐ南の韓国の島を突然、砲撃しました。
 祖父・父・息子で3代継承の「半封建的金(きむ)王朝」というのも時代錯誤ですが。

 友達が「沖縄県知事選挙の直前というこういう時期に、いつも北朝鮮は何かやらかす。アメリカか日本の支配層から金が流れているんじゃないか」と言っていました。
 証拠はありませんが、あるいはそうかも知れませんね。

 マスコミでは別の見方で、アメリカとの交渉のための、実力行使を見せつけての「瀬戸際外交」という見方ですが、こちらは確実にそうだろうと思います。
 
 3番目は、ヨーロッパの緊張緩和と違って、中国の尖閣列島問題や、インドパキスタン紛争のように、アジアには「冷戦構造」が依然として残っているという問題です。
 北朝鮮は、尖閣列島問題での中国の実力行使を見習って、今回の砲撃に踏み切ったともいえるのではないでしょうか。
 中国が「やめろ」と言ってきたら「あんたたちだって、やってるじゃないか」と言い返せますからね。

 4番目は、北朝鮮の核兵器開発のためのウラン濃縮施設をみても、東アジアの平和はまだまだ先で、ヨーロッパが第1次世界大戦と第2次世界大戦の、2回の大戦乱が平和のために必要だったように、もう一度、戦乱を経ないと、北朝鮮・中国・韓国・台湾・日本・ロシアなど東アジアの国々の支配層と人民は、骨身に染みないのではないかと思いました。

 北朝鮮にしろ、ロシアにしろ、中国にしろ、日本の一部の支配層にしろ、まだまだ、大国への夢を捨てていませんね。

 本来的には、「戦争犯罪」として、命令者と実行者を、国際法廷で裁くべきでしょうね。