雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社43 中区佐藤2丁目・駒形神社内のお稲荷さん

2010年11月15日 15時32分04秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社43 中区佐藤2丁目・駒形神社内のお稲荷さん

 駒形神社の敷地の西の隅にあるお稲荷さんの鳥居です。
 お稲荷さんは、今までみたものは南向きです。
 
 それにしても赤い鳥居がなぜ10本も必要なのでしょうか?

 他の神社内に借家しているので、お稲荷さんが通るために、鳥居を10本立てて、駒形神社の結界をやぶらないといけないということなのでしょうか?
 
 いまネットで京都伏見のお稲荷さんの総本山を見たら「1000本鳥居」ですね。つまり、多い方が通常なんですね。
 来年は伏見稲荷さんの1300年祭だそうです。

 

遠州の遺跡・寺社42 中区佐藤2丁目の駒形神社

2010年11月15日 15時01分02秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社42 中区佐藤2丁目の駒形神社

 佐藤2丁目の駒形神社は、佐藤小学校の南、瑞雲寺の北にあります。
 西南向きの神社ですが、写真を見ての通り、なぜか参道がくの字に折れ曲がっています。

 神社に近い最初の参道は神社に向かって北から55度東(神社から235度)にぶれ、曲がった参道は北から35度東(神社から215度)です。
 最初の方向が本来の神社が面している方向かも知れません。
 
 祭神は、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめみこと)、玉依姫命(みこと)です。

 例祭日は9月28日です。

 彦火火出見命は、古代日本伝承(『日本書紀』『古事記』)で、天族のニニギ命と土着神の娘コノハナサクヤ姫の息子で、通称「山幸」といわれ、海神の娘豊玉姫と結婚して生まれた息子がウガヤフキアエズで、ウガヤフキアエズが豊玉姫の妹の玉依姫と結婚して生まれたのが磐余彦火火出見尊です。

 つまり南方系・九州系の神社と言うことでしょうか。
 
 問題は、なぜこの3神を祭るのが「駒形神社」なの?ということですね。
 駒とは馬のことなのかどうかも、問題です。
 駒形神社は全国にあるようで、また考察したいと思います。