雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社39 中区三組町の秋葉(あきは)神社

2010年11月03日 05時42分58秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社39 中区三組町の秋葉(あきは)神社

 秋葉神社の本山は、こんな市街地の街中(まちなか)ではなくて、北遠の山の中の山頂にあります。

 この中区にある「秋葉神社」の意味と、浜北区小松に今もある「大鳥居」、それから戦前にあった鍛治町の「大鳥居」の意味を、いつかわかりたいと思います。

 この三組町の秋葉神社は、神社に向かっての方位角は271度でした。つまり、神社は、真東向きで、春分・秋分の日には、秋葉神社に鎮座する神さまは、夜明けの太陽と向き合うことになります。

 秋葉神社は「火伏せの神」として、この遠州地域では「秋葉街道(別名・塩の道)」とか、「秋葉灯籠」とかが有名ですが、やはり元々は「火の神」ではなくて、「日の神」だったのではないでしょうか。

 たんなる「火事除けの神様」なら、神社が真東を向く必要はないと思います。現に、神社が南向きの例は、たくさんあるわけですから。

 三方原台地の末端の、低い沖積平野から坂道を登ってきて、段丘のいちばん、下界を見下ろすいい位置に、この{秋葉神社」はあるんだと思います。

 

 

雨宮日記 11月2日(火) 答えを考えるより、問題を考えよう

2010年11月03日 05時08分58秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 11月2日(火) 答えを考えるより、問題を考えよう

 友人と話をしていて、「テストの弊害とマスコミの弊害は同等」ということを考えつきました。

 テストというのは、記述式であれ、○×式であれ、選択式であれ、問題の範囲内に回答は収まります。
 テストに「合格」したいなら、範囲内をはみ出した回答はしないでしょうね。

 でも、大事なのは、リアルな現実の中に、どんな「問題」があるか、発見することだと思います。
 アルキメデスは、お風呂に入っていて「アルキメデスの原理」を思いついて「ユーリカ!」(「エウレカ!」)と叫んで、まっ裸で興奮して外へ飛び出したそうです。
 「ユーリカ!」(「エウレカ!」)とはギリシャ語で{見つけた」という意味です。

 まあ別に、なにか問題と答えを考えついたら、裸で外へ飛び出すことを推薦しているわけではありませんが。

 小さい頃から「テスト」{テスト」で「正解」を他人に評価してもらっていると、もう自分で何が正しいか判断する(ようするに自分で採点するわけです)力は無くなってしまうのではないでしょうか。

 小さい頃から自分で自分を評価・判断する習慣のない子は、大人になっても、やっぱり自己判断はできなくて、他人に評価して欲しいんですね。
 他人の評価というのは、つまりは「体制」と「マスコミ」の評価です。

 だからこそ、選挙でも「二大政党制」で、二択式で「① 自民党」{② 民主党」のどっちかがテストの正解という感じの報道がされると、もう習慣で「どっちにしようかな」となるんですね。
 「他の選択肢」は、頭に浮かばないのではないでしょうか。

 自分で確認したことだけが、自分にとっての「真実」だと思います。
 「権威」や「権威者」は、いりません。
 他人に決めてもらう人生は、ぜんぜん楽しくないと思いますが、どうでしょうか。