ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

八ヶ岳(赤岳)登山 その二

2015年08月13日 12時39分01秒 | 

翌朝は5時半から朝食を食べ、6時半には赤岳鉱泉を出ました。
前日も来た中山乗越を超えて行者小屋へ向かいます


行者小屋からは地蔵尾根ルートで地蔵の頭(赤岳展望荘)まで登りますが、途中、それはそれは恐ろしい階段に遭遇しました
斜めになっているので、平衡感覚がおかしくなるのです。
今までで一番怖い個所でした。
帰りは別のルートなので良かったですが、これを下りるのは私には無理です



途中にもお地蔵さんが1体。
そして
尾根に到着


富士山が見えました

赤岳展望荘からみた頂上
赤岳頂上小屋が見えます。
ここから、頂上までは2つのルートがありました。
正面に見えるルートはコースタイム40分。

そして、向かって左から入る県境尾根ルートは45分。
案内上は頂上付近に「クサリ連続」とありました。
私はその「クサリ連続」に魅かれ、デビ子と別れて県境尾根に向かいました。

そちらから頂上を目指す人はその時は皆無で、獣道のようなとこを進み、崖を超えて進みます。
すると少し下って、下って、下って…出てきたのがなんと階段。
その奥は木が生い茂っていて先を見ることはできません。

チョット不安に思って、少し戻り、登れそうな岩場を見つけて進んでみましたが、途中から砂に変わってしまいました。
そこにはクサリもなく、これはあきらかに違うな、と思い、デビ子が心配しているといけないので、展望荘まで戻って、皆と同じルートで登り直しました。

不安に思ったら「引き返す勇気」が必要です。
すでに30分くらいロスしているので、あまり遅くなるとデビ子が心配すると思って、急いで登りました。

山頂です

帰りは文三郎尾根を通って行者小屋まで戻り、赤岳鉱泉で用意してもらったお弁当(お赤飯)を食べました。
お弁当も美味しかったのですが、行者小屋のラーメンや餃子も食べてみたかったです。
それと、甘いジュースが飲みたくなって、小屋でカルピスウォーターを買いました。
400円ですが、それ以上の価値のある美味しさでした

行者小屋からは南沢を通って美濃戸口まで帰りました。

今回のコースは本当に良かったです。
それとあらためて思ったことは、「登山に冒険は必要ない」ことと、グループで登る時は遅い人を先にした方が良いこと。
それと、トレッキングシューズではなく登山靴を履いた方が良いこと。
下りで滑りまくるデビ子(トレッキング着用)を見ながらそう思いました
あと、やっぱり山道を作ってくれた人に感謝感謝です

おまけ

展望荘でパンパンに膨れたお菓子の袋

コメント (4)
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