ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『東京少年』

2008年08月19日 12時58分58秒 | 読書日記
『東京少年』(小林信彦著)

東京大空襲の半年前に埼玉に弟とともに学童集団疎開をする当時小学校6年生の少年。
少し神経質だけれど、一少年の眼から見た「戦争」や当時の日本のことがよくわかった。
自伝的作品とあるが自伝ではないという。

情報を操作して国民を操る国&軍の上層部。そして国民は犠牲者。
当時の日本は、今の北朝鮮や中国と同じだ。
侵略戦争を何度もしているんだから、もっと始末が悪い。

戦争に負けなければ、変われなかったかも。
悲しいけれど。
コメント
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