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のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

あ、イースター

2008-03-23 | メディア
 ピラーティススタジオに着いた途端に「あ、イースター。」と気付きました。でも、もしかしたら、とかすかな期待を込めてスタジオのドアを押しましたが、やはり閉まっていました。その為、その後の予定も立て直さなくてはなりませんでした。 
 予定通りに戻ったのは、マリレンに頼まれた、ベーカリーにケーキを取りに行くところから。彼女は今、車を修理に出していて、オートバイを使っているのです。
 お店に着くと、マリレンがミスティアのアーティストとお昼を取っていました。私もそこに加わってフランスパンをかじってから、サミとリスリーのベイビーシャワーへ行きました。ベイビーシャワーは彼らのアパートの庭で行われました。青空の広がるとても良いお天気の下、彼らの赤ちゃんが生まれてくることを祝いました。
 それから用事を済ませながらアパートに向かうと、友人の誕生日の花を買っていないことに気付きました。彼女にいい花はあそこのお店かな、と思って向かったお店の駐車場がいつもより空いています。入り口には従業員の方が立っていて「あなたを最後のお客さんにしよう。」と言って私を入れるとドアのカギを締めました。イースターは宗教的な行事だから特に祝わない、と多くの人が言っていたのですが、やはりホリデイはホリデイのようです。さらに、いつもたくさん置いてある花が今日はほとんど売り切れていて、欲しいものが見付けられません。仕方なく違うお店に行ってみました。すると、イースター用の花束や白いユリの鉢植えが“イースターのユリ”として置いてありました。イースターは花を飾る日のようです。でもバレンタインデイには倍の値段になるバラの花は通常の値段で売られていました。
 アパートに戻って花束を作りました。花に限りがあったので、思い描いたものとは違う感じの花束になりましたが、これはこれで素敵です。
 誕生会は昨晩も行った居酒屋。お腹もそれほど空いていなかったこともあり、少しゆっくりと到着すると、お座敷風のテーブルにはぎゅうぎゅうに人が座り、はみ出しているくらいでした。花だけ渡して帰ろうと思うと、もう入れない中に無理矢理入れてくれました。お茶だけ頂いて、見ず知らずの方々と会話。思いがけずいろいろな話を聞く事が出来て、今日もまた、楽しいひとときでした。


 3月24日発売の『日経PC21』5月号に掲載して頂いています。