夕景

明日の天気はどうなんだろう？　結局、お昼頃に相当雨が降った。午後もグズグズしていたが、夕方は上がっている。

お昼をめがけて、補聴器用の電池を買う目的で出かけ、久しぶりに「豆狸」に寄って昼の定食を食べ帰宅。帰宅途中は激しく雨が降り出して、心配したフェニックス球場も、もう人っ子一人いなくて静かになっている。

さあ、そろそろ二人が戻ってくる準備をしなきゃ。寝間に布団を敷いて、石油ストーブで部屋を温めておく。一方、夕食の準備もする。今日は土曜日、少し早く帰宅するかもしれない。

両手を広げ

「鳥や雲や夢までも」「つかもうとしている」

クソを垂らしながら、文句ばかり言っている、明日のないゾンビよりはるかに眩しい！

ゾンビのトイレ前の廊下の改善作業。もう、信じられないほどの端材を使って、信じられないほどの釘を打って、親父がしてきたことを取り壊して、単純明快に改善する。

あとで、補聴器の電池も買いに行く必要が出てきた。在庫がなくて、朝出がけにうるさく言い出した。一個残っていたから、なんとか黙らせたが、欲しいものはすぐに出てくると思っている。ストレスが溜まるねえ。

子供達は

空に向かい

試合前練習

3日も降り続いた雨がようやく上がった。土曜日の今日、試合があるのだろう。高校生のように思えるが、別の場所でも団体で大きな掛け声をあげながら準備体操をやっている。ここでは、素振りをしている。

寒いから、まず体を温めないと。

それにしても、子供達もゾンビ老人も政治や経済や芸能ニュースも知ったことではない。目の前のことに夢中で生き生き（あるいは必死で）生きている。空腹を満たす食事と、多少のお天気で十分。

若者にはファッション衣類や彼女や音楽やゲームもあるだろうが、それは人生の若さの彩（いろどり）。ゾンビに紙パンツのファッションはない。クソやおしっこが漏れなきゃいい。人生は単純。

人生を複雑にしているのは自分の欲望のせいだろう。目的ではない。

視点が違う

By Yahoo : [ 3c/9c/50% 94P67K ] 曇りのち晴れ

午前3時、ピタリと雨と風がやんだ！シーンと静かな真夜中に、こっちが驚く。何と言っても24時間以上、いや何日も雨や風が絶え間なく続いて、音のない時間帯などなかった。

今朝は、まだ低く垂れた黒雲が流れていくが、雨はやんでお天気は回復傾向にある。ありがたい。いくらなんでも、もう雨風は飽きたぞ。外のお天気のことなど、毛筋ほども気にしていない我が家の元気型ヨレヨレゾンビタイプ2号超老人が朝の早くからうろつき回っていたが、6時半過ぎに朝食を出しに行くと、「おはようございます！」「ありがとうございます」と親父は大声で調子がいい。

歩けないとか、膝が痛いとか、車椅子とか騒ぐわりに、放ってくと一人で動き回っている。正座して食事する。足が痺れるのが理解できないのかもしれない。

カメラの位置を変えたから視点が違う。安物で音を拾うのは難しい。お袋は濡れた紙パンツをこたつの前に放り出してある。トイレの横にボックスがあるのに、自分でいれんかい！

さあ、今日はデーサービスだと告げる紙を出さないと、着替えないぞ。