24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

H14-25年、400名の集団を率いて、破綻銀行相手に11年戦い完全勝利した元原告団長の下り坂人生、日々の戯言、残実録。

葬儀の主役

2019年02月28日 | 日記
葬儀の主役は、当然「死者」だが、彼は当然「死体」という物になっているだけだから、その代理の喪主かといえば、そうではない。主役は「坊さん」だと思う。葬儀は宗教的なルールで行われる。

葬儀社はその代行業者。代行業者と死体の代理人の打ち合わせで、形を作って、坊主がその上に乗る。世間のルールや常識をデストロイするのが、まあ、いわば私の存在証明のようなモノだから、初めての「喪主」体験を目一杯生かして、「率直な交渉」を住職と行った。

結果は、100%満足できるものとなった。

代行業の葬儀社との交渉の原則は、見栄を張らずに(張れない貧困生活者という実態は別にしても)最低価格だ。荼毘にふすだけで、余計な飾りつけや盛り付けは不要だ。棺桶など、いや棺など薄いベニアや丈夫なら段ボール箱でもいい。余程、燃えやすい。

「お別れ」「お別れ」と何度も、棺の蓋を開けて、涙を誘ったり、生の花で飾ったり、葬儀代行業者の手垢のついた商品価格上乗せ演出など、冗談じゃない!当事者はとっくに死んでいる。顔をみたきゃ、生きている時の写真で十分だ。死体の顔を「拝んで」どうしようというのだ?
ちゃっちゃとバーナーの赤ボタンを押して、高温焼却し、灰にしてやらなきゃ、魂の抜けた腐乱するばかりの肉体がかわいそうじゃないか?

できる人は、好きなだけ「未練」と「見栄」を満足させて高額な葬儀代を払えばいい。それこそ社会の潤滑油だ。見栄が商売の土建屋は、1千万円ほどもする黒塗りのクラウンの高級車でやってきて、「ふん、この程度の葬儀か!」と腹のなかでせせら笑っているが、なあに、帳場に出す香典は、5000円に過ぎない。3000円のお返しを受ければ、2000円の話。そんな目線など気にすることはない。

質素な葬儀には「美徳」が宿るのだ。わたしゃ、自分の人生を生きているのであって、他人の顔色を生きているのではない。納得できないことと出来ないことは、しない主義だ。

NHK投稿写真

2019年02月28日 | 日記
先日投稿しておいた「オオバン」の写真が、今日放送された。嬉しいねえ。

30分ほど充電したら、元気が出てきた。知人が県外にいたからと弔辞をいいに玄関口にやってきてくれた。ああ、そういえば、彼の仕事は、親父がいつも利用していた「クリーニング屋」だった。

ほらほら、米朝トップ会談なんか、マンガチックなパフォーマンスに過ぎない。あほくさ!

長い一日

2019年02月28日 | 気象
2019年2月28日(木):By Yahoo [ 5c/11c/50% 67K ] 小雨

夕方5時。小雨降る長ーい二日間が、ようやく、すべて無事終わった! 無事だったかどうか、知らないが、とにかくクタクタだ。それでもまだ、くたばらずに何とか身体は動いているが、ガタガタ、ビシビシ。背中を丸めて自宅階段を上り下り。めちゃ、眠い!

昨夜から今朝の寝不足が一番、影響しているかもしれない。火葬場付きの葬儀会館で一人通夜。広く、静かな会場脇の小部屋で、快適に過ごしていたのだが、3時間ほどぐっすり寝込んだ後の真夜中2時から、結果的に、ほとんど起きていた。

初めての「喪主」を体験したのが2日間。自宅通夜を2晩やった上での、会館一人通夜だから、余計にぐったり。

ちょっと一眠りしよう。充電しなきゃ。

真夜中の貧しい祭壇。参列者は、隣で焼却された無数の善良な亡霊。大きな施設の中で、独りお通夜の居心地は悪くないから、実に不思議。すでに私は、あの世の住人だろうか?



世界の常識

2019年02月27日 | 日記
米朝首脳会談。トランプが、東洋の極小ならず者国家の首相と対等に会談すると言うのは、日本の総理大臣が山口組の組長どころか、下部組織の一次団体の組長と「会談」するようなものだ。

日本のマスコミの論調のように、トランプアメリカ合衆国大統領が、本気で北朝鮮の「核兵器廃棄」を目的として、会談をセッティングしていると思っているのだろうか?
ロシアとの核軍縮の契約さえ一方的に「破棄」してしまったトランプが、北のあるかどうかわからない核ミサイルを恐れて、のこのこ会談に向かうと本気で信じているのだろうか?

日本政府の、便乗しているとしか思えない好都合な発表や言葉をマスコミは垂れ流すけれど、国民はマジで信じているのだろうか? 漫画じゃないのだから、さ。

鶯が鳴く

2019年02月27日 | 日記
うっかりしていたが、明日で2月が終わるのだ!
通夜と葬式で区切りよく、今月が終わる。

今年はもう2ヶ月が終わり、もうすぐ年号も変わる。新しい年が開幕して、そして来年はオリンピック。今年は激動するか、あるいは物事に決着がつくか、とにかく波乱の年になる気がする。歴史の流れとは、妙にそう言うものだから。

明け方はグッと冷え込むが、この放射冷却の中、近くの山肌から鶯の鳴き声が近所に響く。元気なやつだなあ。

ゆっくり下り坂

2019年02月27日 | 気象
2019年2月27日(水):By Yahoo [ 1c/12c/20% 67K ] 晴れのち曇り

お天気は暖かいままゆっくり下り坂。それでも、昨年に比べたら「天国」だ。昨夜来、一段とパワーアップして言葉使いが悪くなった男の子の幼稚園児ともうすぐ小学2年生になる女の子が、発達した南岸低気圧のように我が家を襲っているが、午前5時過ぎのこの時間は静かに寝入っているようだ。

ろうそくとお線香を取り替える。やっと今日の午後には納棺して車で5分の葬儀場へ向かう。福井市の葬祭場は、葬儀場と火葬場が一体になっているので、その間を金ピカの霊柩車で運ぶ必要がない。家から葬儀場へは何で運ぶのかな?
軽トラックの荷台に放り込んで、と言うわけにもいかないだろうが.....。

祖父の頃は、木で作った樽の形の桶だった。だから「棺桶」と言った。それにわら縄を結んで、駕籠を担ぐようにして、何人かで村の火葬場に運んだ。荷車やリアカー、あるいは軽トラックでも、棺を世間に見せながら行くのも、なんだか正直な社会のような気がする。社会が「正直」になれば、子供は素直に育つと思うのだが、虚偽の映像や虚偽遊園地を喜んでいるようでは、厳しいワールドワイドの現実に対応できるのか、心配になる。

まあ、そんなことは偉い政治家や立派な経歴の官僚にお任せして、私は午前中にお寺で戒名をもらってくるとしよう。
午前中にちょっと抜け出して、1時間ほど佐野温泉にでも行ってきたらと思わないではないが、喪主がそんなことをしたら、多分、ワイフに撲殺されて、「お、双子か?」と親父の横に並べて、ついでだ、と一緒に焼却炉に放り込まれかねない。


Two Nights

2019年02月26日 | 日記
我が集落には、まだしっかりした101歳の無口な長寿男性がいる。少し年下の連れ合いの方が、かなり老化が進んでいるらしい。同じデーサービス施設に通う老人を連れて、別の村人がやってきた。明日の夕方と明後日の葬儀の帳場を頼んである。一番信頼できる人物。

最近は香典情報をエクセル入力するが、入力者を頼めば3万円だという。わずかな弔問人数に不要だと断った。そんな大きな葬儀ではない。記帳した帳尻合わせなど、帳面と暗算で十分だ。

帳場のお手伝いは私の得意とするところだが、今回ばかりは役目が違う。

さあ、2Nightsも自宅で過ごせば、十分だろう。明日の通夜で、3Nightsになる。あまりに長くなると、枕経もあげてもらった亡者が、生きていると勘違いするといけない。

喪主は?

2019年02月26日 | 日記
「喪主は..........規則の則でよろしかったでしょうか?」
「いや、違います。不規則の則ですわ!」
「あ、はははは!」

新聞社の「おくやみ欄」掲載内容の確認の電話。葬儀社が知らせた内容を、各新聞社はチェックしてくる。
無料らしい。

終日超快晴

2019年02月26日 | 日記
風は多少冷たいが、それでも、超快晴のまま1日が終わろうとしている。部屋の照明器具も取り替えたし、肝心な住職との「交渉ごと」も済ませた。若い、物わかりのいい後継者で、非常に気持ちよく話すことができた。

ドライアイスも交換に来たし、打ち合わせも済ませたし、村人も半分ほどはやってきた。あとは、親戚身内の出欠確認だが、一部連絡がつかない場合は、「見切り」する。

故人が我が家に安置されている限り、昨夜も今夜も「通夜」みたいなものだが、明日の葬苑での泊まり込み通夜は、結局、私一人になりそうだ。まあ、それでいい。寝袋でも持参しよう。

そういえば、女どもは着るものの気配りに余念がないが、私も暖パンというわけにゃいくまい。

仮通夜

2019年02月26日 | 気象
2019年2月26日(火):By Yahoo [ 2c/12c/0% 67K ] 快晴

朝から雲ひとつない、超快晴。しかも、暖かい。10機の焼却炉 を備えた、すぐ近くの福井市聖苑で通夜と葬儀をする。明日は通夜で明後日葬式。で、今夜はもう一晩、遺体は我が家で過ごすことになった。

村人のお参りを促す「仮通夜」だが、まあ、長い間を過ごした「自分の家」「自分の空間」なので、少し長い時間過ごすのも悪くないだろう。

さあ、係累の少なくなったミニミニ葬儀とはいえ、今朝は段取りであれこれ忙しい。

それにしても、いいお天気と暖かいので、非常に助かる。その点は、実にありがたい。