自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

お金返して!

2018-03-09 | 家庭
人生初の確定申告を行いました。人生の諸先輩方は経験しているはずなのに、詳しく教えてくれる人がいませんでした。仕方がないので自分で調べてやりましたよ。

今回の確定申告の目的としては、以下の三点。
●住宅ローン控除を受ける
●医療費控除を受ける
●ふるさと納税の控除を受ける
要は金くれってことです。申請にあたりまして、書類の準備が必要。

まずはマイナンバー。マイナンバーカードは発行しておらず、通知カードを紛失した私は、住民票しかありません。あれ?これって私だけでいいの?家族は?とりあえず家族全員記載の住民票をゲット。いま考えてみればマイナンバーカードの代わりなんだから、私一人分で良かった。

続いて、銀行の借入残高の手紙と、各地のふるさと納税の証明書。これは届いたものを保管していたので問題なし。医療費控除については、奥さんがまとめると言っていたのでお任せしています。『ねぇねぇ、これでいいの?』って聞かれても知らんがな。

住宅借入金等特別控除額の計算明細書はネットにあったのでダウンロード。書き方が全然わからんので、税務署で教えてもらいながら書こう。売買契約書は家にあるから問題なし。

登記事項証明書は、どうやらネットで請求して法務局で入手できるらしい。しかし流石お役所、サイトが分かりづらい。どこからアクセスできるのか全然わからん。説明ページへのリンクなのかツールへのリンクなのか、わかりやすく表記してもらえないものか…フォントサイズを変えるとかさ。

しかもユーザー登録がいるのかい。おそらく二度と使うことはないんですけど…まぁ仕方ない。登録して、申請する土地と建物を検索…しても出てこない。おかしい、住所の入力は間違ってないはずだけど…。登記上の住所はまた違うんかい。1時間以上かけて、やっとこさ申請まで完了。あとは取りに行くだけかと思ったら、料金の支払いはネット振り込みだけですか。さすがに会社だと気まずいので、週末にやるか。

で、週末にアクセスしたらエラーですよ。『利用時間外です』って。何のためのインターネッツなのか。バッチ処理くらい組んでおけよ。キューに溜めておいて、月曜の朝に処理すればいいじゃん。ムキーっ!仕方がないので、休み明けに会社でやるか…。

で、週明けに会社で銀行のサイトにアクセスしたのはいいけど、ユーザーIDがわからん…。スマホアプリ上に記憶されているんだけど、****って隠されてた…。じゃあスマホアプリから振り込もうと思ったけど、振込先がわからない。システムにログインして、銀行へのリンクをクリックして、銀行のサイトにログインしないとダメっぽい。もう意味がわからない。家に帰ればユーザーIDわかるけど、振り込み期限が本日の21時まで。\(^o^)/オワタ

ダッシュで帰宅して、20:50にシステムにアクセス。よし、振り込みだ!銀行へのリンクをクリックして…お、振込先と金額は自動で入るのか。では振り込み実行っと…なに?ワンタイムパスワードが必要?しまった、アプリの設定してなかった!ワンタイムパスワードの設定には電話で設定番号の取得が必要だと!?早くしないと!『最近銀行の名前を語って電話をかけてくるケースが…』いや、そんな案内いいから!早くしてくれ!なんとか間に合いました。

これで一通り書類がそろったはずなので、あとは当日を迎えるのみ。

で、当日。めっちゃ混むと聞いていたので、開店ダッシュを狙います。法務局で登記事項証明書を入手して、そのまま税務署へ。法務局ではスムーズに証明書を入手出来たので、8時35分に税務署に到着。既に大混雑で、50番目くらいでした。残念ながら、第一ロットには入れず。あと3人だったのに…/(^o^)\ナンテコッタイ

9時前に一斉に事務員が出てきて、大体1人の事務員が4人を教えていました。30分ほどで私も席に着けました。そこで住宅借入金等特別控除額の計算明細書を渡されました。なんと、印刷不要でしたか。我が家がマンションということで、土地と建物の計算が面倒くさい感じでしたが、事務員が電卓でパパっと弾いてくれました。明細書は30分ちょっとで完成。明細書はわかりづらいけど、書くところは少ないから2,3回やればすぐ覚えられそう。

続いて医療費控除ですが、奥さんの計算書類を明細として利用可能ということで、合計金額だけ記入して完成。早い。ふるさと納税も、金額しか書かなった気がする。やり方さえ知っていれば、全部で30分かからないボリュームだなぁ。1時間かかったけど。

続いてパソコンコーナーに案内されて、e-TAX申請。初回なのでアカウントを作って、画面の案内に従って入力。言い回しとかよくわからなくて質問したいんだけど、隣の爺さんがパソコン初心者らしくて事務員が付きっ切り。めっちゃ時間がかかる。

マイナンバーの入力を促されて、住民票を忘れたことに気づきました。いや、持ってはいたんだけど、期限切れかつマイナンバー未記載のものでした。事務員に相談したところ、『とりあえずパソコン申請と印刷だけして、提出は後日で構わない』と教えてもらったので、奥さんに電話してマイナンバーを確認。扶養家族のマイナンバーも必要だったので、全員記載で発行しておいて良かったよ。

あとは印刷行列に並んで、印刷したら提出窓口へ。あ、売買契約書のコピー取ってない。『そこにコンビニがあるので、コピーしてきてください』と言われたのでダッシュでコピーして、一式提出。『はい、これで終わりです。お疲れ様でした』あ、終わった。住民票要らないんかい。

終わったのは11時、2時間半でした。個人的には思ったより早かった。書類の準備以外何もしてなかったから、もっと時間がかかると思ってました。事務員も、事務的な人も多かったけど高圧的な人はいなかった。事務的なのにそこそこ臨機応変に対応してくれていましたよ。むしろ、申請者のほうが態度悪い人が多かった。列に割り込むヤツとか、みんな待ってるのに『何分待たせるんだ!』とキレるヤツとか。

結局、土地の登記事項証明書と住民票は不要でしたので無駄な出費でした。まぁ、足りないより余るほうが良かろう。昼前に帰れたのも嬉しい誤算だったしね。

事務員「アレックスさん、控えはお持ちですか」
ア「はい、これですよね」
事「そこに還付額が書いてあるので、確認してくださいね」

還付額は、住宅ローン控除未満でした。つまり、ふるさと納税と医療費控除は無駄だったってこと?医療費は仕方ないけど、ふるさと納税は何だったんだ…。