自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

10月14日

2015-10-14 | Weblog
というわけで、Yくんの結婚式の話。入籍自体は既に済ませているので、今日はお披露目ですね。

さかのぼること一週間前。YくんからLINEが入りました。

Y「キミにはホントに感謝しているよ。ということでスピーチ宜しく」
ア「え?あの話マジだったの?急すぎて2時間半しかしゃべれないよ!」
Y「あ、乾杯だから短めでいいよ」
ア「乾杯かよ!長渕歌っちゃうよ!」
Y「もうそれでいいよ」

というやり取りがあったとかなかったとか。

当日の朝。7時過ぎくらいに目が覚めたと思う。ホテルで朝食を食べて、戦闘服にお着替え。冬みかんと一緒に買ったかりゆしに着替えるよ。前入りしていた我々は、現地で合流して買い物に行っていたんだよ。パンツが足りなくて買い足したのは内緒だ。新郎友人はかりゆしで統一。ちょっとかっこいい。

確か受け付けは11時までだったはず。ってことは10時半くらいに行けばいいかな。10時過ぎにチェックアウトしたら、10時20分には式場のロビーにいました。近すぎ。誰もいないので不審に思い、予定表をチェックしてみたら11時から受け付けでした。/(^o^)\ナンテコッタイ

今回の旅行、ポカが多い。飛行機の時間も間違えたし、忘れ物も多いし、忘れてきたものもあるし。反省。閑話休題。

仕方なくロビーで時間を潰していたら、30分くらいで冬みかん・たい焼き・Curioが到着。みんな那覇に泊まっていたそうで、冬みかんのレンタカーで一緒に来たんだって。しかもちょっと早かったからビーチに行ってきたんだって。オレも誘ってよ!

参列者待合室でアホな話をしながら時間つぶし。新婦のお知り合いに不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。予定よりちょっと早く、式場へ案内されました。新郎友人は我々4人。新婦側の友人も少なめで、人が少ない分新郎新婦との距離が近い。私の前はYくんのお父さんだもん。

それにしても、式場の教会は大変オシャレ。天井が非常に高く、正面と正面付近の壁と天井がガラス張り。ガラスの奥には海がドーン。残念ながら若干曇っていたものの、それでも素晴らしい景色。景色を眺めていたら、目の前をジェットスキーに引かれた水上スキーが横切る。こういう厳粛な場ってさ、くだらないことが面白いよね。冬みかんと二人で笑いをこらえるのに必死。

そんな我々を尻目に、式はスタート。まずは新郎の入場。白のタキシードに身を包んだYくんは、非常に凛々しい。おぉ、カッコよく見える!続いて新婦の入場。いやぁ、キレイだねぇ。新郎が新婦の手を取るところで、不覚にもウルッときた。後で冬みかんに『お父さんか』って言われました。だって、あのYくんが家庭を作るんだよ!

新郎新婦が牧師の前に並んだところで、ジェットスキーに引かれたゴムボートが横切る。去年僕らが乗った、ヤージーが『これ、芸人のヤツや!罰ゲームのヤツや!』って叫んだアレだね。それだけでも笑えるのに、一人しか乗ってないというシュールさがまたキツい。耐えろ、オレ!深呼吸をして冷静に。

新郎が新婦のドレスの裾を踏んでいるのが若干気になるが、式は順調に進行。誓いの言葉を済ませて、指輪の交換。新郎、声張りまくりだね。そういや知人は指輪がハマらなかったなぁと思ったけど、Yくんは順調に終わりました。キスをして証書にサイン?をして、無事に終了。最後の最後にジェットスキーに引かれた水上スキーが横切ったけど、見なかったことにした。うむ、良い式だった。Yくん汗だくだけど。Yくんがドレスの裾を踏んでいるのは、冬みかんも気になったそうですよ。

式の後は写真撮影。教会を前に比較的真面目な写真を撮影。撮影後、何故か新郎友人と新郎がハイタッチ。私が始めておいてなんですが、意味がわからない。その後は場所を移動して、海をバックに比較的ラフな写真撮影。新郎・冬みかん・Curioが腕を組み、私とたい焼きがハートを作る。コレも意味がわからないね。

つつがなく撮影も終了。披露宴まで1時間あるな。よし、今のうちにスピーチを覚えねば。ウィットに富んだ小粋なスピーチを必死に考えたんだよ。スタッフに案内されて、受け付け帳みたいなヤツに名前と一言コメントを記帳。やべ、漢字間違えた…。冬みかんが記帳していると、新郎のお父さんが登場。『キミが冬みかんくんか!息子から話は聞いているよ』とのこと。Yくん、家でどんな話をしているんだい?

新郎はお父さん似だな。雰囲気がそっくりだよ。お父さんも左利きなんですって。お父さん曰く、『オレのダメなところが全部似ている』そうです。新婦は、お姉さんと瓜二つ。当たり前です、一卵性双生児だから。いやぁ、でもここまで似るもんなんだなぁ。

お父さんとの会話もそこそこに、披露宴会場に案内される。え?ここで待つの?と思ったら、もう始まるとのこと。うそーん、予定より1時間早いやんけ。私が任されたのは乾杯のあいさつです。初っ端ですよ。やべぇ、覚えている時間がない。新郎新婦の入場までのわずかな時間にリハーサルをしてみたけど、全然喋れんかった…。\(^o^)/オワタ

新郎新婦が入場し、早速ご指名。もうどうにでもな~れ

5分後、全米が涙からのスタンディングオベーション。さすがオレ。正直な話、手と足が震えまくり。もしかしたら声も震えてたかもしれない。マイクもグラスも震えてた。会いたくて会いたくて震える。スゲー緊張した。緊張するのは自信がないから。自信がないのは練習してないから。反省します。前夜に軽く練習したんだけどな…。スベらなくて、本当に良かった…!

大役を終えても、10分くらいは手が震えたまま。箸が持ちづらいぜ。新郎の目の前の席だったので、ちゃんと八つ当たりをしておきました。新郎の席に、『スピーチ』と書かれた便箋が置かれているのが非常に気になるので聞いてみたところ、『これは見ちゃダメなヤツだ!』と隠されました。お前はカンペ読むのかよ!

ケーキ入刀からの、あ~んというお約束も無事に終了。新郎新婦もお食事だけど、新婦はドレスの締め付けが苦しくて食べづらいらしい。女性は大変だけど、一世一代だからね。新郎新婦の周りで、友人たちと無駄話。人数が少ないと、こういうことが出来るのがいいね。

そうそう、テーブルはTの字で、新郎新婦がお誕生日席。私は乾杯のあいさつもあるので、新郎新婦の目の前だったんだよ。新郎新婦の後ろはガラス張りで、やっぱり海が目の前。披露宴が始まってからは空も晴れて、非常にキレイな景色。キレイな空と海をバックに新郎新婦という、非常に絵になる光景なんですけど、逆光で写真が撮りづらいぜ。贅沢言っちゃいけません。

しばらくすると、新婦はお色直しでお姉さんと退席。これで入れ替わってたら面白いという話をしましたが、やってどうするという話。新婦のお着替え中に、Yくんとくだらないお話。からの新郎家族からのお酌。新郎父には、乾杯直後にもお酌してもらったのに!オレ、そんなに飲めないのに!さらに新婦家族からもお酌して頂き、おじさんもうダメでごんす。きっと顔真っ赤だよ。

新婦のお色直しが終わり、新郎友人一同からのプレゼント進呈、電報の読み上げと、和やかに披露宴は進みます。新郎新婦が一時退席したところで、急遽ビデオレターの依頼。酔っぱらった頭で台本を考えたけど、みんなも酔っぱらっているからグダグダ。というか、たい焼きがガチガチ。Yくん、なんかゴメン。

ア「ガチガチやんけ!」
た「いつものことじゃん!もっと飲まなきゃダメだよ!」
C「それは飲ませろってことだな?」

という残念なやり取りがあったとかなかったとか。

琉球ポップスの演奏があり、踊ってダウンし、そして最後に新婦から両親への手紙と、新郎から列席者へのあいさつ。新婦の手紙でウルッときたどころか、普通に泣いた。歳取ると涙腺緩くなるなぁ。新郎のあいさつは、期待に反してカンペを読まなかった。それどころか、マイクも使わなかった。相変わらず声張ってんなぁ。

楽しい時間はあっという間。これで披露宴もおしまい。やべぇ、急いで料理食べないと!駄弁ってる場合じゃなかった!新郎新婦の目の前だったから、なんか喋らなきゃと思ったんだよ…。因みに新郎は、これからダッシュで帰京だそうです。なるほど、それで時間が早まったんだな。毎度のことながら、いろいろな失言暴言で大変失礼いたしました。両家とも笑って許してくれたのでよかったよ。

ちょっと早く終わったので、砂浜まで行ってちょっと遊んでから解散。みんなはこれから那覇に戻るんですって。私はこのまま近辺に泊まるので、別行動です。お疲れちゃーん。絶対酔っぱらって動けなくなると思ったんだよ。案の定だったよ。ホテルに戻ったのはいいけど、ご飯いっぱい食べたのでお腹が空かない。仕方がないので近くのスーパーに行って、謎魚の塩焼きと、謎魚の天ぷらと、ジューシーおにぎりと、たまごポークおにぎりと、沖縄味噌汁と、紅芋タルトアイスと、さんぴん茶と、オリオンビールを買ってきました。結局食べ過ぎ。

追加のビールがトドメだったよね。翌日の体調不良っぷりはなかったよ。頭痛がなかったのが幸いだけど、朝食は大して食べられなかったし、昼食後は胃もたれ的な気持ち悪さ。おかげで、何を見ても美味しそうに見えない。公設市場でも食べられなかったし、お土産の試食も美味しく感じない。とにかく休みたいのでパパッとお土産を買った結果、買い忘れが多数発覚。二度目の/(^o^)\ナンテコッタイ

お土産は国際通りで買ったのですが、ここでまさかの新婦と遭遇。おじさんビックリだよ。『昨日はありがとうございます』『いえいえおめでとうございます』という、昨日もやったやり取り再び。こんな偶然ってあるんだなぁ。いや、これは運命に違いない!<明らかに違います

その後、たい焼きと合流して夕飯を食べに行きました。たい焼きも国際通りをウロウロしていたらしいよ。みんな同じ行動だね。

しかし、ホントに良い式だったなぁ。知人の式はみんなでワイワイという楽しさだったけど、Yくんは少人数で和やかにという感じで、また違った楽しさだった。ウエルカムボードの写真がカッコ良すぎて惚れ直したね。

知人の幸せを目の当たりにすると、こっちも優しい気持ちになれていいね。他人の不幸はもっと楽しい気持ちになれるけど。