自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

11月7日

2014-11-07 | 登山
また、山に登ってきましたよ。今回は、日光白根山。某週刊誌で『次に危ない山』って書いてあったよ。じゃあ入れなくなる前に登らなきゃね!<死亡フラグ

仕事がアホみたいなことになっている中で、奇跡的に早めに帰れました。帰宅して、22時ごろに就寝。翌日、3時に起床。超眠い。外真っ暗やん…。おにぎりを食べて、身だしなみを整えて、リアルゴールドで気合を入れてから出発。電車なんて動いていないので、隣の駅まで歩きます。いつかやってみたかったので、ちょうどいいね。2km弱で約20分。タクシーに乗るほどの距離じゃない。しっかし寒いね。上着を出しておけばよかったよ…。ブルブル震えながら、24時間のレンタカー屋に到着。車をピックアップ。

今回の車は、Vitzです。今回は2WD。ホント、外観はFITっぽい。どっちが先かは知らんけど。前も思ったけど、パネルがシンプル過ぎる。スピードメーターと燃料計とエコランプと距離計のみ。必要十分だけど、他の車と比べてすごく寂しい感じ。なんでだろう、配置の問題?

運転のほうは、結構快適。ふらつくこともないけど、カーブでは結構スピードを落とさなきゃいけない感じ。コンパクトカーとしては加速が優秀な気がする。代わりに高速での伸びが弱いけど。車内騒音は、他と大差ないかな。エンジン音が結構響く気がする。甲高い音じゃないから不快ではなかったよ。おおむね、こんなもんかって感じ。関係ないけど、ナビがアホだった。

途中でイワスキーさんとAさんを拾って、関越道へ。まだ6時前なのに車多いな。高坂SAで休憩。揚げ餅美味しいけど、冷めてて微妙。相変わらず坂戸西あたりは流れが悪い。ここって、下りも登りも詰まるんだよなぁ。窪地になっているのかしら。前橋を過ぎたあたりかな、ものすごい霧。市街地は真っ白で見えないよ。道路はなんともなかったけど。混んではいたものの、渋滞らしい渋滞もないまま沼田ICへ。ここから一般道を40kmも走るんだぜ。ほとんど信号がないから楽だけど、すごく車が多いんですけど…。まだ8時前ですよ?

イ「もしかして、これみんな吹割の滝に行くのか?」
A「え?明日見に行くんでしょ?」
イ「激混みしそうだな…」

恐ろしい。特に問題なく、丸沼高原スキー場に到着。ここでロープウェーに乗り換え。一気に標高2,000mに。なんと申しますか、寒いです。温度計には2℃って書いてあります。マジかよ。地面も水たまりも凍っているぜ。これが融けると歩きづらくなるんだよなぁ…。神社にお参りして、登山開始。

30分ちょっとは比較的平坦ですが、いきなり急登が登場。かと思えば、また平坦で、いきなり急登で…の繰り返し。結構大変。そして、道を間違えていたことに気付く。先頭を歩いていたおすぎ氏、看板を信じて歩いた結果、回り道をすべきところで直進。役立たずめ…。

イ「仕方ないよ、私たちも気にしてなかったし」
A「そもそも看板あったっけ?」

マジ優しい。登山開始から1時間半で、樹林帯を抜けました。ここからは砂地です。この前の浅間山と同じ感じ。浅間山より歩きづらいのが難点だけど、景色がいい感じなのと、勾配が少しゆるいので助かりますね。大変いい天気ですので、日差しがきついですわ。気温もグングン上昇していますが、微風が吹いているので意外と快適。

凍った地面が融けてぬかるんできたり、山頂付近の岩登りには面喰らいましたが、道を間違えた以外は順調この上なく、無事に登頂。いやー、すごい景色。さすが関東以北最高峰、遮るものがない。近くの山々はもちろん、遠く富士山まで見える。こりゃ爽快な景色。

しっかし山頂が狭いうえに人が多い。写真だけ撮って、ささっと撤退。富士山は見えないけど、男体山と中禅寺湖が見える場所に陣取って、ちょっと早いけど昼食に。相変らずコーヒーが美味しいけど、全員でお茶菓子持ってくるもんだから、すごいことに。その分コーヒーを堪能すればいいんだろうけど、日光白根山はトイレが全然ない。水分を控えざるを得ない…。

お昼過ぎから下山開始。五色沼という湖畔に出るルートです。砂利道を下って、林に入って、1時間ほどで沼に到着。沼っていうか、普通に池。水も結構キレイだよ。河原?も広いし、遠浅だし、この辺りでキャンプしたら楽しそう。池に入っちゃいけないんだろうけど。

そこから登って降りてを繰り返し。地面がぬかるみまくりで歩きづらいことこの上なし。あと30分で終了というところで、Aさんが手袋を落としていたことが判明。

ア「あ、もしかしてグレーのやつですか?10分くらい前に落ちているのを見ましたけど」
A「なんでそのときに言ってくれないの!」
イ「じゃあ戻るかー」

トイレが不安なAさんはそのまま下山継続で、私とイワスキーさんで手袋探しの旅へ。戻って早々に急登が待っていて、イワスキーさんの心が折れる。マジかよ…。すれ違う人たちの『え!?今から登るの!?』という視線とセリフが痛い。15分くらいトボトボ歩いて、もう少しで見かけた場所かなぁというあたりで、すれ違う人に声をかけてみました。

ア「すみません、途中で手袋って落ちてませんでした?」
「あったかなぁ」
「いやー、見てないなぁ」
「それ、違います?」

私が手をついていた木に、かけられてました。心優しい人が拾っておいてくれたんですね。逆ルートからは完全に死角で、全然気づかなかったよ…。声かけして正解だったわ。きっと、神社でお参りしたご利益ですね。

心なしか、足元が軽い。30分ちょっとかけて登山口まで戻り、神社でお礼のお参りをして、Aさんと合流。やったぜ。ようやくトイレに行けるぜ。ロープウェーで麓まで降りて、本日のお宿へ。なんというか、合宿所みたいなところ。布団はセルフだし、食堂もまさに食堂だし。

とりあえず荷物を下ろして、早速お風呂へ。狭いながらも露天風呂があることは評価するけど、カランの間隔が狭すぎ。シャワーの水がかかるっていうレベルじゃねーぞ。5個並んでいるけど、実質3人しか同時に使えない。うーむ、4つでも厳しい気がするな…。

浴槽はいい感じ。温泉が気持ちいいぜ…。露天風呂も気持ちがいいけど、駐車場から丸見え。ここまで隠す気がないのも珍しい。そして、日帰り入浴客のマナーが悪すぎ。一回体を拭いてから脱衣所に出ろよ!床がビショビショになるだろ!

風呂上りは、当然ビール。疲れた体に炭酸が染みるぜ…。4本買ったのに、3本イワスキーさんに飲まれました。オレの食後のビールが…。1時間半ほど、のんびりビールを飲みながら時間を潰して、夕食です。

夕食は、残念でした。お鍋と、キノコと鶏肉のホイル焼きと、カルパッチョと、豆腐と、刺身こんにゃくと、小鉢。どれも並。お鍋は結構おいしかったかな。ただ、ご飯のおかずになるようなものが少ない。まずくないだけよしとしましょう。結構安い宿だしね。

食事中にも飲んだので、結構へべれけ。酔うと体温が下がる私ですので、もう一っ風呂浴びてくることにしました。日帰り客がいないので、ガラガラだね。酒飲んだあとのお風呂はマジ最高。ついつい長湯をして気分が悪くなることが多いので、今日は早めに切り上げましょう。

風呂から上がったら、もう寝るしかないよね。イワスキーさんはワイン飲んでるけど。歯を磨いて布団を敷いたら、Aさんは睡眠導入剤を服用してさっさとお休み。私も寝ようと思ったのに、イワスキーさんに話しかけられて眠れず。そしてAさんに『うるさい』と怒られる。結局、21時過ぎに就寝。ここ最近寝不足だったし、朝も早かったから熟睡できるな。

3:00、目が覚める。隣でイワスキーさんがiPhoneをいじっておりましたので『もう起きるんですか』と聞いたら、『アホ言うな』と言われました。トイレに行って、再度布団に潜りこむ。ちょっと肌寒くて、ここからはあんまり熟睡できなかったなぁ。

結局6:00に起床。肌寒いので一っ風呂浴びましょう。スゲー寝ぐせだし。朝の長風呂は体力消耗ですので、体温が上がったところでサッと出ましょう。部屋に戻ったら、旅番組やNHKで時間つぶし。朝食は7:00からです。ちょっと暇。

朝食はバイキングでした。メニューが多いわけじゃないですが、タラコとか納豆とかあったから許す。ハッシュドポテトが冷めてたけど美味しかった。今日は大きな予定もないのでのんびり。食堂でコーヒーを2杯飲んだ後、部屋でもコーヒー。うむ、味が全然違う。のんびり荷造りして、8時半に出発。

さて、今日は吹割の滝へ。すごく混んでそうで怖いね。30分かからず到着。タイミングよく駐車場から車が出てきたので、そこへ入れることが出来ました。さーて、滝見学といきますか。

まだ9時前なのに、人は意外と多い。こりゃ昼前になったら相当混むぞ…。立ち入り禁止だって言っているのに、おっさんたちが川べりまで行って怒られてました。事故ってしまえばいいのに。20年ぶりに来ましたけど、なかなかいいね。ちょっと水量が少ない気がしたけど。

1時間ほど散策して出発。次は、道の駅へ。まだ新しいらしく、ナビにも入っていなかったよ。そしてここがひどかった。それなりに広い駐車場があるんですが、入りきらず。普通車も大型バスも、規定外のところに停めまくり。ハッキリ言って邪魔。早々に諦めて、臨時駐車場へ。そこそこ空いていました。

道の駅自体も混雑。直売所のレジなんて、15分待ちだよ。意味が分からない。Aさんとイワスキーさんはお土産を買っていますが、私はソフトクリームだけで諦めた。マジ無理。これだけの人がいるのに、整理員的な人がまったくいない。レジも駐車場も。だからなおさら混んでいる感じ。広いし、お店も多いし、いい場所だとは思うけど、これだけ人がいたら辟易ですわ。

1時間ほどで出ましたが、臨時駐車場も規定外のところに停まりまくりで、出るのに一苦労。燕岳を思い出した。出てからも驚きで、駐車場待ちで結構渋滞してた。入るまでに30分待ちとかじゃないか?そこまでして来たいものかね。

あとは帰るだけ。沼田ICから高速へ。昼時だとさすがにガラガラ。スゲー走りやすい。順調に走って、上里でお昼ご飯。フードコートじゃなくてレストランでお食事。うん、メニューがすごく少ないうえに、和食中心ですか。特に食べたいものはなかったので、無難に水沢うどんにしてみました。一度食べてみたかったんだよ。いやー、普通に美味しい。麺もつゆも美味しくて、いい意味で予想を裏切られたね。高いけど。

その後もVitzは快調に走り、都内に近づくにつれ車は多くなったけど渋滞はなく、無事に練馬ICに到着。一般道が混むのはいつものこと。イワスキーさんをおろし、Aさんを送り届け、あとは車を返すだけだね。ラジオから『都内でイベントのため通行止め』という不穏当な情報が流れてくるけど。

『止められたら迂回すれば、ナビがリルートしてくれるだろ』と楽天的に気にせず進んだところ、ナビが前もって迂回ルートを案内してくれました。おまえ…賢いな。朝はあんなにアホだと思ったのに…。迂回の結果よく知っている道に出たので、あとは楽勝。一方通行の罠に引っかかりそうになったけど、無事に到着。車を返して、一駅だけど電車で帰宅。まだ夕方だぜ。

荷物を片づけて、テレビを観て、一日終了。なかなか快適な週末だった。日曜も程よく動いていい感じでした。あとは宿が良ければ言うことなかったんだけど…贅沢は言うまい。

これで山は一段落の予定。あとは年末近くに登りおさめをして、今年は終わりかな。ゴルフやらねば…。