ドルが急激に値上がり中。頑張れ！90円台まで頑張れ！株価も9000円台を維持しているし、何が起こったんだろうね。
ウチの両親、誕生日が1週間しか違いません。学生時代はそれぞれにプレゼントとかしていたのですが、親が欲しがるものとかわからんので、近年はお食事会でお茶を濁してました。日が近いからと、二人の誕生日の間の土日にまとめて済ませる始末。しかもファミレスだったり、よく言えばアットホームな地中海料理レストランだったり。見事なまでの愚息っぷり。
私もアラサーですよ、弟も成人してますよ、姉も結婚しますよ。さすがにファミレスはいかんだろうと、今回はちょっと奮発することにしました。オシャレ過ぎないイタリアンとかフレンチとかを予約して、コース料理でもご馳走すっか。
ア「来週、飯食いに行かん？」
母「お父さん、その日胃カメラだから無理かも」
なんつーバッドタイミング…。親父殿に『どうなのよ？』と聞いてみても返事無し。とりあえず予約しておいて、ダメそうならキャンセルするか。まぁ、無事に食事の許可は下りたんですけど。
なんか母上は大変気合が入っていらっしゃいました。『待ち時間がないように予約しただけだから、そんなオシャレして行くようなお店じゃないから』と説得したのですが、髪を整えたりネックレスを付けたりと、普段よりちょっとオシャレしてた。一方親父殿は『ジャージでいいの？』といつも通り。夫婦間でこの温度差、なんなの？
予約したお店は、多摩地区に数店舗あるイタリアンレストラン。歓送迎会とか、忘年会とか、ママ友会とか、同僚とお食事とか、お誕生日会とか書いてあったので軽そうなのと、小さなお店なので騒がしくないだろうと思いまして。イヤに評価が高いのが気になるけど…最近はやりのステマだったらどうしようかと。
うん、入ってビックリだよ。シャレオツだね。あー…そういや結婚記念日とか書いてあった。完全にやっちまったね。親父殿、ジャージだもん。私も、見るからにオタクな格好だし。浮きまくり。隣のママ友会と思われる集団が賑やかでしたが、30分くらいで退店。静かになると、照明はちょっと暗めですごく落ち着いた雰囲気。30席くらいの小さなお店に、店員さんは5人。かなりきめ細かなサービスをしてくれるよ。
店「本日はコース料理ですが、苦手な食べ物はございますか？」
へー、そんなことまで聞いてくれるんだ。ピータン苦手だけど、イタリアンでピータンは出てこないだろう。親父殿が『セロリ』と伝えるよ。
まずは乾杯ですが、相変わらず私以外酒飲まないのね。一応親父殿に、車の運転をする気がない旨をお伝えしてから注文したよ。雰囲気的にカクテルを頼んだのですが、全体的に薄かった。私がゴクゴク飲めるんだもの。
お料理は、大変美味しい。まずはバーニャカウダー。見たことのない野菜が載っているよ。身が赤い大根と、皮が赤い大根がありましたので、掛け合わせれば真っ赤な大根が出来るのではないかと思いました。両親も気に入ってくれたようで、『この野菜はおいしい、作れないかな』とか『ウチも早めに穫ればナスも生で…』とかそんな話をしていました。これだから農家は…。
続いては前菜盛り合わせ。5種類の前菜が2口ずつくらい載っているよ。ここで、両親の箸が一度止まるよ。それはね、チーズと生ものがあったからなんだ。親父殿…そういやチーズダメだったな…。『チガウヨ、大丈夫ダヨ』ホントかよ。曰く、6Pチーズみたいなのがダメらしい。ピザやトーストのチーズは良くて、チーズバーガーがダメな理由がわからん。そしてなぜフィレオフィッシュは食べられるんだ。先に店員に言っておけよと思ったけど、チーズがダメだとイタリアンは全滅だもんな。母上は生ものが苦手。カルパッチョは諦めたけど、生ハムは食べられたっぽい。つーか、生ハムも生ものに分類されるんですね。テリーヌとかカルパッチョとかローストビーフとか、普通に美味しかったよ。
お次はスープ。ミネストローネだったよ。本来は具が煮崩れるまで煮込むらしいんだけど、その一歩手前で止めたものらしい。トマト系スープがあまり好きではない私でも大変美味しく頂ける代物。豆や芋がいい感じの食感でめちゃめちゃ旨い。そして付け合わせのフォッカチオがうまうま。ふんわりもっちりよ。
で、パスタ。カルボナーラ風ニョッキとトマトソースのパスタ。ニョッキはチーズの塩分と芋の甘さが超いい感じ。パスタはエビが大きくて食べ応えがあって、もちろん味もよし。全体にかかったバルサミコの香りがちょっと強かったけど、美味しゅうございますよ。もうちょっとボリュームが欲しかった。
メインは豚肉。三元豚って言ったかな。塩胡椒のシンプルな味付けだけど、豚の脂がいいパンチになって旨し。脂身好きとしてはたまらんね。流石いい肉、脂身のうまみがハンパないよ。親父殿が『牛よりこっちのほうが好きかもしれない』と仰っていましたが、ブランド豚とオージービーフを比べたらかわいそうだと思います。
その後、両親の前に『HappyBirthday』の文字と、花火が刺さったデザートが。うむ、めでたい。『せっかくだからみんなで分けて食べよう』と仰る母上ですが、大丈夫です、みんなの分もちゃんと出ますから。シャーベットとアイスケーキでしたが、のんびりしてると融ける。美味しいんだけど、のんびり味わえないよ。
全体的に、料理のクオリティは大変高い。『美味しいね、あたりまえだけどサイゼより』と言った姉をぶん殴ろうかと思ったくらいのクオリティ。料理が出るたびに店員さんが説明してくれるし、店員さんはフレンドリーだし、お安いしで大変満足でございます。ただ、全体的にボリュームが少ない。料理が出てくるのがゆっくりだから、満腹感はあるんだけど。料理がゆっくり出てくるのも悪くなくて、お店の雰囲気と相まってかなりのんびり食事を楽しめた。私と弟しかお酒が入っていないのに、3時間近くお店にいたよ。ファミレスだと1時間くらいしかいられないよね。お値段も1人あたりで考えれば居酒屋よりも安い。評価が高いのにはちゃんと理由があった。すごく納得したね。
で、満足したので帰ろうとしたら、店員さんが見送ってくれるの。ドアの前までじゃなくて、車が出るまでドアの外で。このクソ寒いのに…そういう気遣いがうれしいじゃない。あー、アレだな。これはまた来ちゃうな。名刺貰っちゃったし。ただなぁ…お店の雰囲気がなぁ…。カップルとか女性グループばっかりなんだよなぁ…。奥で合コンしてたし。
完全にアウェイなんだよなぁ…。
ウチの両親、誕生日が1週間しか違いません。学生時代はそれぞれにプレゼントとかしていたのですが、親が欲しがるものとかわからんので、近年はお食事会でお茶を濁してました。日が近いからと、二人の誕生日の間の土日にまとめて済ませる始末。しかもファミレスだったり、よく言えばアットホームな地中海料理レストランだったり。見事なまでの愚息っぷり。
私もアラサーですよ、弟も成人してますよ、姉も結婚しますよ。さすがにファミレスはいかんだろうと、今回はちょっと奮発することにしました。オシャレ過ぎないイタリアンとかフレンチとかを予約して、コース料理でもご馳走すっか。
ア「来週、飯食いに行かん？」
母「お父さん、その日胃カメラだから無理かも」
なんつーバッドタイミング…。親父殿に『どうなのよ？』と聞いてみても返事無し。とりあえず予約しておいて、ダメそうならキャンセルするか。まぁ、無事に食事の許可は下りたんですけど。
なんか母上は大変気合が入っていらっしゃいました。『待ち時間がないように予約しただけだから、そんなオシャレして行くようなお店じゃないから』と説得したのですが、髪を整えたりネックレスを付けたりと、普段よりちょっとオシャレしてた。一方親父殿は『ジャージでいいの？』といつも通り。夫婦間でこの温度差、なんなの？
予約したお店は、多摩地区に数店舗あるイタリアンレストラン。歓送迎会とか、忘年会とか、ママ友会とか、同僚とお食事とか、お誕生日会とか書いてあったので軽そうなのと、小さなお店なので騒がしくないだろうと思いまして。イヤに評価が高いのが気になるけど…最近はやりのステマだったらどうしようかと。
うん、入ってビックリだよ。シャレオツだね。あー…そういや結婚記念日とか書いてあった。完全にやっちまったね。親父殿、ジャージだもん。私も、見るからにオタクな格好だし。浮きまくり。隣のママ友会と思われる集団が賑やかでしたが、30分くらいで退店。静かになると、照明はちょっと暗めですごく落ち着いた雰囲気。30席くらいの小さなお店に、店員さんは5人。かなりきめ細かなサービスをしてくれるよ。
店「本日はコース料理ですが、苦手な食べ物はございますか？」
へー、そんなことまで聞いてくれるんだ。ピータン苦手だけど、イタリアンでピータンは出てこないだろう。親父殿が『セロリ』と伝えるよ。
まずは乾杯ですが、相変わらず私以外酒飲まないのね。一応親父殿に、車の運転をする気がない旨をお伝えしてから注文したよ。雰囲気的にカクテルを頼んだのですが、全体的に薄かった。私がゴクゴク飲めるんだもの。
お料理は、大変美味しい。まずはバーニャカウダー。見たことのない野菜が載っているよ。身が赤い大根と、皮が赤い大根がありましたので、掛け合わせれば真っ赤な大根が出来るのではないかと思いました。両親も気に入ってくれたようで、『この野菜はおいしい、作れないかな』とか『ウチも早めに穫ればナスも生で…』とかそんな話をしていました。これだから農家は…。
続いては前菜盛り合わせ。5種類の前菜が2口ずつくらい載っているよ。ここで、両親の箸が一度止まるよ。それはね、チーズと生ものがあったからなんだ。親父殿…そういやチーズダメだったな…。『チガウヨ、大丈夫ダヨ』ホントかよ。曰く、6Pチーズみたいなのがダメらしい。ピザやトーストのチーズは良くて、チーズバーガーがダメな理由がわからん。そしてなぜフィレオフィッシュは食べられるんだ。先に店員に言っておけよと思ったけど、チーズがダメだとイタリアンは全滅だもんな。母上は生ものが苦手。カルパッチョは諦めたけど、生ハムは食べられたっぽい。つーか、生ハムも生ものに分類されるんですね。テリーヌとかカルパッチョとかローストビーフとか、普通に美味しかったよ。
お次はスープ。ミネストローネだったよ。本来は具が煮崩れるまで煮込むらしいんだけど、その一歩手前で止めたものらしい。トマト系スープがあまり好きではない私でも大変美味しく頂ける代物。豆や芋がいい感じの食感でめちゃめちゃ旨い。そして付け合わせのフォッカチオがうまうま。ふんわりもっちりよ。
で、パスタ。カルボナーラ風ニョッキとトマトソースのパスタ。ニョッキはチーズの塩分と芋の甘さが超いい感じ。パスタはエビが大きくて食べ応えがあって、もちろん味もよし。全体にかかったバルサミコの香りがちょっと強かったけど、美味しゅうございますよ。もうちょっとボリュームが欲しかった。
メインは豚肉。三元豚って言ったかな。塩胡椒のシンプルな味付けだけど、豚の脂がいいパンチになって旨し。脂身好きとしてはたまらんね。流石いい肉、脂身のうまみがハンパないよ。親父殿が『牛よりこっちのほうが好きかもしれない』と仰っていましたが、ブランド豚とオージービーフを比べたらかわいそうだと思います。
その後、両親の前に『HappyBirthday』の文字と、花火が刺さったデザートが。うむ、めでたい。『せっかくだからみんなで分けて食べよう』と仰る母上ですが、大丈夫です、みんなの分もちゃんと出ますから。シャーベットとアイスケーキでしたが、のんびりしてると融ける。美味しいんだけど、のんびり味わえないよ。
全体的に、料理のクオリティは大変高い。『美味しいね、あたりまえだけどサイゼより』と言った姉をぶん殴ろうかと思ったくらいのクオリティ。料理が出るたびに店員さんが説明してくれるし、店員さんはフレンドリーだし、お安いしで大変満足でございます。ただ、全体的にボリュームが少ない。料理が出てくるのがゆっくりだから、満腹感はあるんだけど。料理がゆっくり出てくるのも悪くなくて、お店の雰囲気と相まってかなりのんびり食事を楽しめた。私と弟しかお酒が入っていないのに、3時間近くお店にいたよ。ファミレスだと1時間くらいしかいられないよね。お値段も1人あたりで考えれば居酒屋よりも安い。評価が高いのにはちゃんと理由があった。すごく納得したね。
で、満足したので帰ろうとしたら、店員さんが見送ってくれるの。ドアの前までじゃなくて、車が出るまでドアの外で。このクソ寒いのに…そういう気遣いがうれしいじゃない。あー、アレだな。これはまた来ちゃうな。名刺貰っちゃったし。ただなぁ…お店の雰囲気がなぁ…。カップルとか女性グループばっかりなんだよなぁ…。奥で合コンしてたし。
完全にアウェイなんだよなぁ…。