印象に残っている歌、大集合！！

              　
 歌と言うものは、何十年の時が過ぎても、当時の情景を甦らせてくれるものなのです。このように印象の強い歌をどのくらい自分の中に持っているかで、人生の楽しみの大きさが決まっていくもののような気がします。人間にとって音楽は切り離すことができないのです。それだけ、生きることに音楽は密接に関わっているのです。そんな中、歌詞のある歌も、同様に、大きく人生を形成していると言っても過言ではありません。歌から得る思い出は、本当に貴重なのです。いつまでも大事にしたい宝物なのです。
　そんな事で、今回は印象に残っている歌（私の）を、いくつか披露してみたいと思うのです。それぞれの歌には、時代背景もありますので、きっと貴重な思い出と結びついているはずです。

１．ビューティー・ペア「かけめぐる青春」
この歌は、当時では大変な人気を博していた全日本女子プロレスの中で、輝きを放っていたペアのテーマソング（リングへの入場曲）だったのです。その名も「ビューティー・ペア」。男の世界と思われていたプロレスを女性がやることにびっくりでした。しかも、リング上では、男顔負けの技術に裏打ちされた可憐な技が炸裂していたのです。プロレスの大ファンだった私は、この女子プロレスを多少軽蔑していましたが、観戦している内に、ファンになってしまったのです。それ程魅了する女子格闘技だったのです。

<!-- ビューティー・ペア「かけめぐる青春」 -->


<!-- １９７７年ビューティー・ペア「かけめぐる青春」 -->


２．アントニオ猪木「炎のファイター」
プロレスと言えば、この人「アントニオ猪木」ですね。異種格闘技も開催し、プロレスが世界で最も強い格闘技であることを実証したのです。アントニオ猪木の引退試合で、披露された詩「道」は、素晴らしいものだと感じます。必殺技のネーミング「いのきスペシャル卍固め」は、聴視者から募集して決められものだったことからも、いかにファンを大事にしていたかがわかります。歌ではありませんが、このＩＮＯＫＩ－ＢＯＭ－ＢＡ－ＹＥの「炎のファイター」は、最高の曲ではないでしょうか。゛闘魂゛を標榜するアントニオ猪木に相応しいテーマソングです。

<!-- アントニオ猪木「炎のファイター」 -->


３．村木賢吉「おやじの海」
この歌にも思い出があります。港町生まれの私は、この「おやじの海」が、非常に好きでした。素朴なおやじが、一生懸命漁師を営んでいることが、静かに伝わってきます。純朴な歌い方も、好感が持てたのです。学生の頃は、この歌を十八番にしていたのですが、高音域が中々出ず、むちゃくちゃな音程だったことを覚えています。

<!-- 村木賢吉「おやじの海」 -->


４．石原裕次郎「ブランデーグラス」
やはり、石原裕次郎ははずせませんね。この低音の歌声には、本当にしびれてしまいます。映画スターでありながら、歌もうまい裕次郎は、尊敬です。感情のこもった歌い方が、今聞いてもジーンと心に響きます。私が裕次郎を見たのは、映画よりもドラマが多かったですね。「太陽にほえろ」「西部警察」等、警察ドラマに主演していました。ニヒルで格好良かったですね。暴れん坊のガキ大将的側面も持っていた二枚目スターでした。

<!-- 石原裕次郎「ブランデーグラス」 -->


５．Ｎ．Ｓ．Ｐ．「夕暮れ時はさびしそう」
あまりメジャーではなかったフォークグループのＮ．Ｓ．Ｐ．（ニュー・サデスティック・ピンク）の代表曲です。夕暮れ時の切ない思いが非常に良く歌詞・メロディーに出ています。

<!-- Ｎ．Ｓ．Ｐ．「夕暮れ時はさびしそう」 -->


６．夏木マリ「絹の靴下」
この歌には、度肝を抜かれました。本当に大人の女の歌と言う感じを受けましたね。夏木マリの指の手招きに、酔いしれてしまいましたね。これ程のインパクトを与える歌は、そうそう無いですね。

<!-- 夏木マリ「絹の靴下」 -->


７．金井克子「他人の関係」
鼻声のようなハスキーな歌声の金井克子。この「他人の関係」では、まるでおまわりさんが交通整理しているような手の動きをし、脚光を浴びました。このユニークな動きと、歌詞が妙にマッチしていたのです。

<!-- 金井克子「他人の関係」 -->


８．田原俊彦「抱きしめてＴＯＮＩＧＨＴ」
たのきんトリオの中核をなしていた田原俊彦。３人の中では、最も歌唱力が低いと揶揄されましたが、踊りは天下一品でしたね。和製マイケル・ジャクソンとも言われていました。この歌は、本当にダンスが素晴らしく、衝撃を受けましたね。

<!-- 田原俊彦「抱きしめてＴＯＮＩＧＨＴ」 -->