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B級グルメ道71 羊は、うめ~~え!!神田「味坊」

2011年08月25日 22時56分44秒 | Weblog

         神田「味坊」で中国北方菜の宴会 05
 今日は、暑気払いという事で、会社内のチーム10名で神田にやってきた。この神田界隈は、本当にデープな店が多い。しかも、リーズナブルな料金で楽しませてくれるのである。神田は、学生の街という印象が強いだろうが、そんなことはない。新橋のタイマンをはれるほど、サラリーマンにとって出来上がった街なのである。今回は、グルメな上司が、店を選定してくれた。神田ガード下にある、羊肉料理専門の「味坊」が、その店。しかも、この夏場であるにも拘らず、メニューにない火鍋コースを設定。暑い夏だからこそ、熱い鍋で、体もリフレッシュ??ということなのである。心配は、古い小さな店なので、冷房が全く効いていない中、汗だくで鍋をつつくという、地獄絵図的な想像をし、心配したのであるが、この点は大丈夫だった。予約席である2Fに通されると、まずまず冷房は効いていた。しかし、店は、昔の大衆食堂のような内装なのである。パイプ椅子に簡素なテーブル・・・、しかし、このような店にこそ、絶妙なる一品があるのが常なのである。しかも、ここの店主は、頭がテカテカのプロレスラー風、従業員は全員中国人のお姉ちゃんらしく、ほとんど日本語が通じない。何度か日本語で注文するも、その通りのものが出てきたことがないのである。
 先ずは、全員で生ビールで゛乾杯゛。この夏らしく、暑いときには冷たいビールが最高なのである。ビールが喉を通り、グイグイ胃や腸に送り込まれていく。本当に、五臓六腑に染み渡るとはこのことであろうと思う。冷たいビールを、全身が吸収しようと全力で挑んでくるようなのである。
 神田「味坊」で中国北方菜の宴会 04
 小皿料理が幾つか出てきた。干し豆腐の和え物、青菜の炒め、焼き餃子、羊肉の水餃子、細切ジャガイモの炒め物。そして、清涼感たっぷりのきゅうりの細切酢和え風のもの。思わず、清涼感につられ、この品を大量に口にほおばった。「うわーーー!!口が大火事だ!!」。急いでビールで、この半端な辛さではないものを胃に流し込む。きゅうりの横には、ピーマン風のものも細切になっていた。かの有名な青唐辛子である。これは、顔の血がすべて引くような、恐ろしい感覚になったのである。これには、ほとんどの人が二度と手をつけることがなかった。義理堅い一人だけが、全身に汗をかき、顔面蒼白になりながら、この辛い品を片付けてくれた。本当にご苦労さん!!
 そして、待ちに待った「羊肉焼串」が登場。串に刺された羊肉に、クミン・一味唐辛子をコーティングして、炭火で焼き上げたもの。これは絶品。歯ごたえも好感触、味も良質なのであった。これだけでも十分に酒のつまみになる。むしろ、これだけでも十分なのである。
 神田「味坊」で中国北方菜の宴会 01
 今回の料理は、火鍋コース。やがて、2種類のスープが分かれて入ったの鍋が登場。白濁したスープとこれまたタカノのツメが大量に入った辛いスープの2種。ここに、白菜、菜っ葉、そして、羊肉薄切りを入れ、グツグツと煮るのである。羊肉なので、生は心配。十分に火が通ったことを確認し、ゴマの漬け汁に入れ、口に運ぶ。これまた美味。羊肉の臭みはなく、香ばしく歯ごたえと濃厚な肉の味がする。「本当にうめ~~え!!」である。最後に、自家製杏仁豆腐がでて、コースは終了。
 このチームで飲み会をやるときは、必ず飲み放題にしている。今回も、2時間の飲み放題を依頼していた。本当に良かった。生ビール、レモンサワー、紹興酒等、次々に酒が撃沈していく。凄まじく恐ろしい光景なのである。飲み放題でなかったら・・・、大変なことになっていただろう。


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