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新宿歌舞伎町の新名所「ゴジラビル」

2015年04月17日 21時31分49秒 | Weblog

今日は、用事があったので休みを取り午前中にその用事は済ませ、新宿へとやってきた。本日オープンの「東宝ビル」を見学するためである。このビルの8Fに、巨大なゴジラの頭がビルの上に乗っかり、隣接するホテルの部屋から見えるというもので、ちょっと離れた場所からでも、ゴジラがまるでビルの間を闊歩しているかのようなシーンとして見れるのである。
 この場所は、新宿コマ劇場があった場所だったが、これを東宝が新しいビルにした。シネマビルではあるが、1Fには飲食店が多く入っており、セブンーイレブンというコンビニもある。8F以上はホテルの宿泊棟になっているビルなのである。本日オープンとなったこのビル、シネマは多くの人で賑わっていた。1Fの飲食店は一部まだオープンしていなかったので、活気はそれほどでもない。しかし、あの「ゴジラ」が、このような格好で登場するとは驚きである。多くの人が写真に収めていた。新宿のビル群の中に、突如登場した「ゴジラ」に驚かない人はいない。実に特撮的なゴジラなのである。
 ゴジラは東宝の生んだ大怪獣であり、世界的に認められている怪獣なのである。ハリウッドでも、ゴジラは制作されている。しかし、やはり今回登場したゴジラのように、実に日本的なゴジラの顔が良いのである。ハリウッド版ゴジラは、日本で愛されているゴジラの顔ではない。むしろ、トカゲの化け物のようなもので、到底受け入れることができないのである。
 ゴジラは、日本の東宝が1954年(昭和29年)に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品及び、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。これら一連のシリーズ作品のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある。1954年11月3日、特撮映画製作を熱望していたスタッフが、当時社会問題となっていたビキニ環礁の核実験に着想を得て製作した、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、煽り文句などで「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となった。映画評論家の樋口尚文は、本作の監督である本多猪四郎への取材において「戦後の暗い社会を尽く破壊、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった」という旨の言質を取っている。水爆実験で蘇った怪獣がニューヨークの街を破壊していくというレイ・ハリーハウゼン特撮の怪獣映画『原子怪獣現わる』(1953年)に大きな影響を受けている。観客動員数は961万人を記録。この成功を受けて直ちに続編が準備され、翌年の1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』で描かれた「怪獣同士の対決」は以後のゴジラ映画のフォーマットとなった。7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』では、当時の歴代邦画観客動員数第2位の記録となる1255万人を動員。アメリカなど日本国外でも上映され、大ヒットとなる。以降、日本国外で好調なセールスを買われた昭和ゴジラシリーズは、外貨獲得の手段として1960年代には矢継ぎ早に新作が製作された。しかし、第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』でゴジラが人類の味方として扱われて以降、ゴジラは恐怖の対象としての側面が薄まっていった。新作の度に次第に娯楽作品へのシフトが進み、ゴジラの擬人的演出も見られ、本来のテーマであるSFとしてのリアリティも希薄になっていった。そして第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以降は完全に子供たちのヒーローとして描かれた。当時の「邦画の斜陽」による深刻な興行不振や家庭へのテレビの普及などもあり、新作の度に観客動員数が前作を下回っていき、それに合わせて上映時間が短縮され、制作費も縮小された。そのためビル街などの大掛かりなセットが製作できず、山林のセット主体の作品が続き、怪獣の戦闘場面に流用シーンが多用されるようになる。そして1973年に公開された第13作『ゴジラ対メガロ』で観客動員数が100万人を割り(98万人)、 1975年に公開された第15作『メカゴジラの逆襲』でそれを下回る97万人を記録。歴代ワースト1位を記録した。これを受けて東宝は巨額の予算がかかる怪獣映画を封印することを決定し、シリーズは1984年まで長い休止期間に入る。

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【記事】

東京・歌舞伎町のシンボルとして知られ、2008年に閉館した新宿コマ劇場の跡地に、新たなランドマークが誕生した。映画館などが入った複合施設「新宿東宝ビル」の8階に鎮座する“実物大”ゴジラの頭部だ。世界的な知名度を誇るゴジラは、新宿区の観光特使にも任命された。地元は「観光の起爆剤に」と期待を寄せる。

 コマ劇場に続いて複数あった映画館も姿を消し、劇場街としての側面を失いつつあった歌舞伎町。歌舞伎町商店街振興組合の片桐基次理事長は「空き店舗が増え、風俗店の案内所ばかりが目についた」と振り返る。映画館の復活とゴジラの登場を機に「誰もが楽しめる娯楽の街として再出発したい」と話す。

 「女性や家族連れも安心して歩ける街」を掲げ、17日の東宝ビルオープンに合わせてセントラルロードの照明を明るい発光ダイオード(LED)に交換。ごみ拾いや放置自転車の撤去にも力を入れてきた。

 3月に工事用の覆いが外され、ゴジラが姿を現すと、道行く人がこぞって足を止め、カメラを向けていくようになった。「特に外国人観光客は大喜び。ゴジラの人気はすごい」と、早くも手応えを感じている。

 「ゴジラルーム」がある東宝ビル内のホテルで提供される「ゴジラケーキ」や、すし店の「ゴジロール」など、近隣の飲食店に呼びかけてゴジラにちなんだメニューを展開。歌舞伎町を“ゴジラの街”としてアピールしていく方針だ。(共同)











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