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『どうぶつの森』試写会

2006年12月12日 00時16分00秒 | Weblog
 さすが、任天堂ゲームソフトから、劇場版映画(アニメ)になっただけあって、映画全体に、「ぽよ~ん」「ほよ~ん」「のんびり」の、のどかな雰囲気のある映画でしたね。親子連れが全体の2/3でしたので、我々おじさん軍団は、四面楚歌の場違い状況の感が否めないとの印象ですね。さすがに、アンパンマンのテーマソングをみんなで合唱とまでは行かなくても、それに近い空気が会場を支配していましたね。この類の映画には、つき物なのでしょうが、やはり何度経験しても馴染めない状況ですね。この試写会が、ファミコン通信主催であっただけに、やむを得ないシチュエーションなのでしょうが、まあ、「何でも観賞」の映画オタクにとっては、避けて通れない道のりなのです。
 物語は、人間界の女の子「あい」が、独立して、この動物村に住むことを決意し、意気揚々とやってきた。しかし、新入りに全ての動物が歓迎している訳ではなく、いきなり、引越し日当日から、タヌキチ商店の配達係のアルバイトをさせられる。商品を配達しながら、新入りの挨拶に回るはめになる。村長選挙のことで頭が一杯の長寿かめ・コトブキ(寿のこと?)、怒ると怖い正義感の強いもぐらのリセット、さすらいのミュージシャン・犬のとたけけ、美女狼、白頭鷲の青年、いつも釣りをしている皇帝ペンギン、親友になるデザイナー志望のぞうのサリー、ねこのブーケ、忍者の格好の男の子、泳げないワニたち等と毎日色々な経験をしていく。サリーは、一生懸命デザインの洋服を考えていて、この夢にに向かっていることを「チェリー・パイ(さくらんぼのパイ→自分の夢)」を食べる事にに例える。あいも自分の夢(=チェリー・パイ)は何なんだろう?と自分なりに一生懸命。ある日海岸に、ビンに入ったメッセージ・ペイパーを発見する。「針葉樹を植えよ。雪祭りの日に奇跡は起こる」と記載されている。これは、宇宙人からのメッセージであると、あいは勝手に解釈し、指示通りに針葉樹を植え始める。雪祭りの日、上空からUFOが・・・。しかし、あまりにも手作り的なUFO?これとは、違い本物のUFOが、草食首長ザウルスの化石近くに迷って傷ついていた宇宙人の子供を助けたことで、お礼に飛来。丸に星マークのUFOに感謝され、夜空にあいの顔型の星しるべを作ってくれた。本物のUFOが来た、奇跡が起こったのだ!
 まあ、アニメには、ありがちな物語。しいて言えば、サリーが、涙の門出にしたくないため、都会にデザイナーとして出陣することを、あいには、話していなかった。他のみんなは、知っていたのに・・・。サリーから「あいに会って、都会に行く事を、泣かずに話すことが出来ないと思ったので、話さなかった。出発を涙ではじめたくなかったから」との手紙が届く。このシーンは,思わずジーンときた。麗しい友情である。最初から最後まで、のどかな感じで終われたアニメ映画でした。


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