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『JAG』シーズン7156話

2007年01月23日 00時55分34秒 | Weblog
 やはり、『JAG』シーズン7は、いいものです。今日は、またまた、ラブ中佐が弁護、マッケンジー中佐が検察、少将が証人という構成での、軍事裁判。ある大佐が、交通事故を起こしてしまい、認知されていない生後6ヶ月の赤ちゃんを死亡させてしまうとのスートーリー。この母親が、大佐を訴える裁判、『第156話「心の痛み」』(DEFENDING HIS HONOR)である。他方、テロリストのカビールがロシアに潜入していることをつかんだウェッブ。ハーモンに仲介してもらい、ムルマンスクでロシア海軍大佐のヴォルコノフと会い、カビールに買収されたのはイエラストフ大佐であると突き止め駆逐艦の部屋まで行くが、イエラストフ大佐は逃げた後だった…。
 軍事裁判とは言え、検察、弁護双方とも、その状況証拠や不自然な疑惑を徹底して、えぐっていくところは、凄まじい。同じJAGでも、その立場で、スタンスを全うするさまは、素晴らしいの一語に尽きる。同じ所属でも、立場により、真っ向から対峙するすがたは、本当の裁判以上の緊迫感がある。形だけの裁判に流されないところが、素晴らしいし、感銘を受ける。結局は、母親が、認知されない子供を育てれず、事故を装った事件であったのだが、その駆け引きや矛盾を突く知的な応酬が、非常に面白かった。
 このドラマの醍醐味は、本当に飽きさせないスリリングな知的駆け引きなのだろう!!軍人とは思えぬ合理的・知的推察で展開されるドラマが、楽しいし面白い。かつての『刑事コロンボ』を彷彿とさせる。10年以上もアメリカ人に愛されるドラマの所以がそこにある。淀川流に言えば、「いやあ、ドラマって、本当にいいものですね!!」となるのだろう。


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