今年も、本当に今日で終了してしまう。1年の最後の日「大晦日」である。時間に間断が無い事は分かっているが、その延長線にある日々も、途切れる事無く継続している。そんな中に、最初も最後も無いのであるが、生活上のけじめのために、時節を設ける。しかし、その指標のおかげで、人はかえって時間に追い込まれる羽目に陥る。本来の時間は、そんなものではないのだろう。時間という指標を作ってしまったがために、時間に追われ、本来の事がおろそかになってきているような気がする。「象の時間」も「ありの時間」も、時間の尺度は同一であるが、その主体が異なる事で、時間のスピードも違ってきてしまう。本来的に速さが違う訳ではないのだが、そんな錯覚に追い込まれる。アイシュタインは言う。「光が、時間を構築している。すべてが光と同一のスピードで変化していれば、時間の進展は無く、
すべては静止しているかのような状態になる。」
大晦日前の多忙な中で、『THE 有頂天ホテル』が放映されていた。三谷幸喜監督、役所広司、松たか子、香取慎吾、篠原涼子出演のアバンティホテルで起こるドタバタ喜劇である。1年の最後と最初の日への思いが伝わってくる。何で、この映画の封切りが今年の新年に入ってからだったのでしょうか?昨年の暮れに封切られれば、もう少し、感動があったのではないでしょうか?でも、こんなホテルだったら、楽しくてしょうがないでしょうね。是非とも、宿泊したいですね。この中で、役所広司が「お客様は、私どもの家族であります。ですから、お迎えする時は、いつも、お帰りなさいと申します」と言う台詞があった。この台詞には、グッときてしまった。家族と同じだから、お迎えは「お帰りなさいませ」、見送りは「行ってらっしゃいませ」となる。本当に含蓄のある言葉である。人生における人間関係も、すべからくこうあってほしいものだ。
すべては静止しているかのような状態になる。」
大晦日前の多忙な中で、『THE 有頂天ホテル』が放映されていた。三谷幸喜監督、役所広司、松たか子、香取慎吾、篠原涼子出演のアバンティホテルで起こるドタバタ喜劇である。1年の最後と最初の日への思いが伝わってくる。何で、この映画の封切りが今年の新年に入ってからだったのでしょうか?昨年の暮れに封切られれば、もう少し、感動があったのではないでしょうか?でも、こんなホテルだったら、楽しくてしょうがないでしょうね。是非とも、宿泊したいですね。この中で、役所広司が「お客様は、私どもの家族であります。ですから、お迎えする時は、いつも、お帰りなさいと申します」と言う台詞があった。この台詞には、グッときてしまった。家族と同じだから、お迎えは「お帰りなさいませ」、見送りは「行ってらっしゃいませ」となる。本当に含蓄のある言葉である。人生における人間関係も、すべからくこうあってほしいものだ。
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