凄い戦いを制して、全日本サッカーチームがアジアの頂点に立った。素晴らしい快挙である。本当に良く戦ったと選手たちをほめたい。準決勝では、宿敵・韓国をPK戦の末下し、そして、フィジカル面では圧倒的に有利なオーストラリアも、劇的な延長戦後半の李のボレーシュートで決勝点を敵ゴールに叩き込んで撃破し、優勝を勝ち取ったのである。
今回の決勝は、身長や手足の長いオーストラリア選手に苦戦した。何度も、自軍のゴールを脅かされたが、守護神・川島の神業ともいえる好セーブで、守りきった。川島キーパーで無ければ、何点入っていたかと思うと、恐ろしくなる。オーストラリアもサイドからセンターにボールを集め、身長の高さを利用して、決定的なチャンスを何度も作りはしたが、得点に結びつけることができなかった。日本も、何度か得点のチャンスがあったが、やはり決め切れなかった。この拮抗した状況を、途中出場した李が、長友からのセンターパスをトラップすることなく、絶妙のタイミングで、ダイレクト・ボレーシュートを放ったのである。これが、日本の優勝を決定付ける得点となった。素晴らしい戦いに感動である。良くぞ、アジアの頂点に勝ち上った!!凄いぞ、ザック・ジャパン!!
<サンスポ記事>
サッカー・アジア杯決勝(29日=日本時間30日、カタール・ドーハ)日本は延長後半4分に李忠成が豪快な左足ゴールを決め、1-0で豪州を下して2大会ぶりの優勝を果たした。通算4度目の優勝は史上最多。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は就任後初の公式大会で、若いチームを見事に優勝へと導いた。
決勝ゴールを決めた李は開口一番に「最高です」と短い言葉に最大限の喜びを込めた。途中出場だったが「ずっと試合に出れなかったんで、ぜったいにチャンスをつかめると信じて待ち続けた結果、(点が)取れました。本当に嬉しいです」と感激に浸った。ずっと「オレがヒーローになると自分に言い聞かせていた」といい、「このピッチに立てたことが本当に幸せ。これからもアジアのチャンピオンとして頑張る」と顔をほころばせた。
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