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シリアスな重厚感がある『散り椿』

2018年09月29日 23時21分30秒 | Weblog

 今日は、V6の岡田准一主演の時代劇映画『散り椿』(2018年東宝制作)をMOVIXで見た。
岡田准一という俳優は、やはり荘厳な演技力を持っているなあと感じた作品である。「天地明察」、「海賊とよばれた男」、「永遠のゼロ」、「関ヶ原」等の映画に主演してきているのであるが、演技力が素晴らしい。見ている側を、自身の境地に吸い込んでいく迫力があるのである。ジャニーズ事務所所属であるが、俳優という立場では、他に追随を許さぬ圧倒的な存在感があるのである。実に素晴らしい。
 名カメラマンの木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く映画監督第3作として手がけた時代劇。「雨あがる」などの監督・小泉堯史を脚本に迎え、直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化した。享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。主人公・新兵衛を岡田准一、かつての友・采女を西島秀俊が演じるほか、黒木華、池松壮亮、麻生久美子ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。


「散り椿」予告