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決定!!「2014年ユーキャン新語・流行語大賞」

2014年12月01日 22時27分53秒 | Weblog

 今日から師走。本当に早い一年の終わりが近づいている。この速さは何なのかと思うぐらいに、加速度を増して日々が過ぎ、ついに12月1日になってしまった。もう、最後の月であり、31日で今年も終了なのである。クリスマスがやってきて、大晦日になり、「NHK紅白歌合戦」を見た後、除夜の鐘の音を聞きながら初詣に行く。今年の終了と来年の始まりなのである。時間は、完全に絶たれることはないので、常に連続している。そのため、始まりも終わりもないのであるが、人間の行事の区分のため、そこに終わりと始まりの時間を設けているのみ。あくまでも、人間の都合であり、時間に色や区分けがあるわけでもなく、永続して流れていくのである。
 そんな今日、「2014年ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。ノミネート50語からの大賞選別が行われたのである。大賞は、日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」と安倍首相の提唱した「集団的自衛権」の2語が選定された。待ちに待った大賞の発表である。「ダメよ~ダメダメ」は兎も角も、「集団的自衛権」はどうなのだろうか?「アナ雪」の方がより大賞に近かったのではないかと感じる。まあ、多くの人からの選択と、委員会からの選択で決まったのであるから、文句は付けたくないのではあるが・・・。



【記事】

ことし話題になったことばに贈られる「新語・流行語大賞」が1日、発表され、年間大賞には、従来の憲法解釈を変更し、行使容認の閣議決定が行われた「集団的自衛権」と、ことしブレークしたお笑い女性コンビのせりふ、「ダメよ~ダメダメ」の2つが選ばれました。

「新語・流行語大賞」は、この1年で話題になったことばから、軽妙な表現で世相をついたものや強い印象を与えたものを7人の審査員が選ぶもので、1日、東京都内でトップテンと大賞が発表されました。
このうち、ことしの年間大賞には、▽従来の憲法解釈を変更し、行使容認の閣議決定が行われた「集団的自衛権」と、▽ことしブレークしたお笑い女性コンビのせりふ、「ダメよ~ダメダメ」の2つが選ばれました。
このほかトップテンには、▽ことし大ヒットしたアニメ映画「アナと雪の女王」の日本語版の主題歌で話題になった「ありのままで」、▽プロ野球・広島カープの女性ファンを指す「カープ女子」、▽壁を背にした女性に対して男性が壁にドンと手をついて顔を接近させるポーズで、少女漫画からブームになった「壁ドン」、▽暴走する車に歩行者が巻き込まれて死亡するなど、大きな社会問題になっている、「危険ドラッグ」、▽NHKの連続ドラマ、「花子とアン」のお決まりのフレーズ「ごきげんよう」、▽マタニティハラスメントの略語で妊娠や出産の際に職場の女性が受ける嫌がらせなどを意味する「マタハラ」、▽テレビアニメやキャラクター商品で子どもたちに大人気となった「妖怪ウォッチ」、▽41歳にしてソチオリンピック・スキージャンプのメダリストとなった葛西紀明選手のほか、ゴルフの青木功選手、プロ野球の山本昌広選手ら、年齢を重ねてもスポーツ界で活躍している人を呼んだ「レジェンド」が選ばれました。

「来年もずっと使い続けてくれなきゃ」

年間大賞に選ばれた「ダメよ~ダメダメ」のせりふでことしブレークした、お笑い女性コンビ、「日本エレキテル連合」は、漫才でふんするキャラクター姿で会場に現れました。
壇上で新語・流行語のトップテンの1つにもなった「壁ドン」を披露して、会場を沸かせたあと、「われわれのような、このような者が栄誉あるこの賞を受賞させていただき、光栄、至極でございます。ことしだけといわず、来年もずっと使い続けてくれなきゃ、『ダメよ~ダメダメ』」と話していました。

「煮えきらない押し問答」がことしを象徴

選考委員の一人で歌人の俵万智さんは、「流行語というのはその時代の気分や問題を象徴する何か、その力を持っているものが心を捉えてはやっていくと思います。ことしの『ダメよ~ダメダメ』ということば、私は選評に『煮えきらない押し問答』と書いたのですが、煮えきらない押し問答そのものが、ことしの日本を象徴していたと思っています。さまざまな不思議な記者会見や、政治とカネの問題など、この一年、歯切れの悪い押し問答が繰り広げられたので、とてもことしを象徴する流行語だと思います」と話していました。