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ついに購入「大映特撮映画DVDコレクション」

2014年09月05日 23時03分38秒 | Weblog

 幼少の頃は、この大映映画作品が大好きで良く見ていた。ガメラシリーズや大魔神、妖怪もの等、実に面白い作品群であった。この作品たちが復刻してほしいと願っていた矢先に、ディアゴスティーニ社から、隔週刊行の「大映特撮映画DVDコレクション」が発売となった。そのNO.1号が、「大怪獣ガメラ」なのである。思わずこれを購入してしまった。
 ガメラは、この最初の作品以外はすべて劇場で鑑賞した。当時の映画館は、今みたいに完全入れ替え制では無かったので、映画上映の途中からでも入館できたし、映画館がやっている時間帯は、何度でも見れた。だから、朝早くから映画館に行き、夕刻まで見ていたことが多かったのである。映画は2本立がほとんどだったので、好きなガメラは1時間半ごとにしか合間の作品があるので見れなかった。辛い映画鑑賞でもあった。今のように、見たい作品だけの単発鑑賞ならずっと良かったのであるが、しかし、何度も見れるという楽しみは無くなってしまったのである。あの時のシーンの意味は何だったのかと言うことの検証は、今の入れ替え制では見極めることができない。残念なことでもある。ガメラは当初は放射能汚染の申し子のような位置付けであったが、子供が多く鑑賞してきて人気が出たせいもあり、子供の味方、正義の使者的な位置に変貌していった。これは、東宝のゴジラも同じなのかもしれない。子供の人気により、子供の好きな正義の味方になっていったのであろう。
 最初の「大怪獣ガメラ」は、ガメラ単独の映画であったが、それ以降は外来の敵に立ち向かう、勇敢な正義の使者として子供たちの人気を博した。その代りに、2作品目以降は、敵となる凶悪怪獣の登場となるのである。トカゲの化け物的な冷凍怪獣バルゴン、蝙蝠のお化け的な超音波怪獣ギャオス、宇宙からの侵略者である、イカの化け物的な宇宙怪獣バイラス、巨大な包丁の変化である大悪獣ギロン、古代遺跡から復活した大魔獣ジャイガー、宇宙からの侵略者である、トビウオの変化のような深海怪獣ジグラ等が、敵対怪獣として登場した。どれも特徴や弱点があって、面白い怪獣たちであった。
 以後、作品鑑賞が楽しみなのである。