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ほこたて富士山絶景対決 静岡の勝利

2013年06月23日 22時41分39秒 | Weblog

 本日、フジTVの「ほこたて」という番組で、富士山の絶景写真第2回対決が行われた。富士山を有する静岡県と山梨県の対決である。前回の第1回では、僅差で山梨県が勝利した。そのため、静岡県からのリベンジの申し出を受け、1年間で富士山の写真を撮り、勝負を再度するという企画だったものが、本日オンエアされた。
 写真枚数は、8枚。四季の富士山の絶景を写真に収め、それをタイマンで対決するもの。同点で決着がつかない場合は、最後の取って置きの1枚で雌雄を決するというものなのである。
 この時期、富士山が世界文化遺産に登録され、全国的に注目されている時であるので、この両県の対決は、まさに時の対決となったのである。静岡県側から見る富士を「表富士」、山梨県から見る富士を「裏富士」と静岡県ではずっと言ってきた。この言い回しの通り、両県に跨る富士山は、どちらの県にとっても最高の誇りなのであるため、一歩も譲れない対決なのである。
 8枚の写真では、序盤静岡県が優位に進めていたが、後半には山梨県の巻き返しにより、結局4対4の同点になり、最終の1枚で優劣を決することになった。この写真では、2対1と3人の審査員も票が割れたが、結局静岡県の勝利となったのである。
 しかし、今回の写真は、どちらの県も最高の写真を準備した。その迫力から、本当に甲乙付け難いと、強く感じた。それだけ、双方の県に存在する富士山は、優美な姿を見せてくれているということなのである。迫力ある、素晴らしい富士山の絶景写真に、感動した。結局は、静岡県に軍配が上がったが、どちらも素晴らしいと感嘆した。

           ほこ×たて


やった!! 祝!富士山&三保の松原 世界遺産登録

2013年06月23日 04時06分14秒 | Weblog

 ついにこの日が来た。待ちに待った「富士山」の世界資産登録である。富士山は、コニーデ型の火山であるが、この円錐を模した形が非常に美しく、かつ日本最高峰であるので、その優美な姿によって日本人に愛されてきた。その富士山が、世界の遺産として認められたのである。静岡出身、しかも清水出身の私にとっては、本当にうれしい。富士山の美化が厳しい状況であったため、自然遺産としての登録ではなく文化遺産としての登録となったが、世界人類の共通の価値あるものとしての登録は、大変に誇らしいし、うれしい。
 しかも、今回難しいと思われていた「三保の松原」も、周辺文化遺産として、富士山と同様に世界文化遺産に登録された。これは、各国の代表が、三保の松原の価値を訴えてくれたことで、登録困難と思われていたものが、登録に逆転勝ちしたのである。「三保の松原」は、幼少のころに住んでいたすぐそばにあり、この松原の美しさは誰よりも知っている。三保の松原から見た富士山の優美は、多くの写真や絵画になっているくらい、有名なもの。この「三保の松原」も一括登録されたことに、世界の人の価値意識の高さを感じる。本当にありがたいことである。

<記事>
世界遺産委員会の登録可否の審議は、1件につき10分程度で終わることもあるが、22日の富士山に関する審議は約50分間に及んだ。

 19人の委員国代表が発言し、ほとんどが三保松原を含めた一括登録を支持、富士山の美しさなどの説明に時間を割いた。

 マレーシアの代表は「富士山以外の構成資産の知名度は高くないが、文化や歴史的な背景から見て三保松原も不可分な要素だ」と登録を強く支持。ドイツ、フランス、インドなどの委員も同様の意見を述べた。

 議長が登録決定を宣言するハンマーを鳴らすと、会場の日本代表団メンバーは万歳や拍手、握手をして喜びを表した。他の国の委員から抱きしめられ、祝福を受ける姿も。厳しい表情だった文化庁の近藤誠一長官も満面の笑みで喜びの輪に加わった。

 横内正明・山梨県知事は英語でスピーチし、「登録決定は、日本国民全ての喜びだ。環境保全に力を注ぎ、世界中から愛される富士山を目指す」と述べた。三保松原が構成資産として認められ、川勝平太・静岡県知事も英語で「富士山を守り、後世に継承し、富士山のように美しい国づくりをする」とまくし立てるようにスピーチした。



                            東海道五十三次(江尻三保遠望)