労働節の連休を利用して湖北省の恩施へ旅行に出かけてきました。
何回かに分けて書きますのでしばらく湖北省の記事が続くことになるかと。
日本が令和元年になった5月1日、
蘇州駅から動車組(新幹線のこだまみたいな列車)に乗って出発です。
恩施までの移動距離は約1200km、乗車時間は列車によって8時間~10時間ほどです。
私が乗ったのは重慶北駅行の動車。
連休はどこに行くのも満席で、最も停車駅が多く、
時間のかかる列車しか切符が取れませんでした。。
しかも蘇州駅出発の切符は満席で買えず始発の上海虹橋からの切符を購入。
北京や長春など、北の方へ行く高速鉄道は何度も利用しましたが、
西の方(内陸の方)に向かうのは初めてです。
上海から重慶、成都方面に向かう高速鉄道が完成したのは、
たぶん2017年の年末ごろだったかと思います。
南京を過ぎて最初の大都市は安徽省の省都、合肥。
近年、IT産業への投資が急速に拡大し、
今は若い人たちが就職したい都市No.1になっています。
次の大都市は、湖北省の省都、武漢です。
停車駅は漢口駅、出発地の蘇州と目的地の恩施のほぼ中間点になります。
ここで乗客の多くが入れ替わります。
この列車が向かう先にある大都市はもう終点の重慶までありません。
日本だと列車の旅の楽しみのひとつは駅弁。
中国でも弁当の車内販売があります。
車内販売の弁当は、まあそんなに美味しいものはないですが、
席まで売りに来るものを買うより、車内の売店に行って買う方が選択肢が増えます。
また売店は以下の活用方法があります。
1.持ち込んだ食べ物を電子レンジでチンしてもらう。
2.ビールをしばらく冷凍庫に入れてもらってよく冷えたのを確認してから買う。
特に2は、冷たいビールを飲みたい!と思う方にはお勧めです。
どの列車でも対応してもらえるかどうかは分かりませんが。。
武漢から西へ300km、宜昌は長江中流域、有名な三峡ダムがある所です。
列車は長江を2度渡ります。1度目は南京、2度目が宜昌です。
以前、宜昌は西の方へ向かう陸路の終点で、
ここまで来てしまうと重慶方面に向かうルートはなく、
船に乗り換えるか武漢方面に戻って迂回するしかなかったそうです。
鉄道も大変な工事だったのだろうということは容易に想像がつきます。
宜昌を過ぎるとすぐに山深くなりトンネルと崖と橋梁が続きます。
列車の速度も150km前後まで落ちます。
山奥にある巴東駅から見える景色が綺麗です。
車掌さんも写真を撮っています。
ここまで来たら恩施まであと30分ちょっと。
移動だけで1日が終わります。
恩施は湖北省の地方都市で、土家族、苗族の自治州でもあります。
もっともっと田舎の感じを想像していましたが、
高層の建物があったりとそれなりに大きな街です。
近くに東風自動車があるのが理由だと思いますが、タクシーはシトロエンが多いです。
中国でシトロエンのタクシーは初めて見ました。
こんなことも実際に行ってみないことには分からないですね。
最終駅がこの名まえがあったような気がします
列車の旅・・・行きたい・・いきたい
このような旅が良いですね!
う~~~ん・・・行きたいなぁ~~
夕方からミニ旅・・かわいそうな旅<わらい>
中国の旅の放映があるとよく見ます
しかし、ずいぶん都会で綺麗になり雄大ですね!
羨ましい~~~(^_-)-☆
合肥は安徽省の省都で、南京に近いです。
いつも飛行機であわただしく移動することが多いですが、たまには列車の旅も楽しいです。
途中途中に行ったことのない街もありますし、
ほんの少しだけですが、車窓から知らない街の風景も楽しめますし。
ちょうど今頃、tangoさんは船の上ですね。
こちら(上海)は昨日から大雨と強風の警報が出ています。
瀬戸内海はきっと大丈夫ですよね。
楽しんできて下さいね。