中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 お散歩 京杭大運河(何山橋~寒山橋)

2022-04-28 00:04:28 | <蘇州>生活

京杭大運河は北京から杭州まで全長1794kmある世界最長の運河です。

8つの省とその間には黄河と長江の2つの大河をまたいでいます。

 

 

蘇州は大運河の南の終点に近い場所になります。

江蘇省や浙江省では今でも多くの船が行き交っており様々な物資が運ばれているようです。

 

 

京杭大運河は2014年に世界遺産に登録されました。

でも蘇州の住民にとってはそんなに特別なものでもなく、ただの運河です。

 

 

特に何山橋~寒山橋の間はつい最近までは荒地だったり、不法投棄されたかようなゴミの山だったりと、

近づきたくなるような感じの場所ではありませんでした。

 

 

荒れ果てていた場所に綺麗な遊歩道ができ、朝晩はジョギングする人達も多く見られます。

夜はライトアップされ、若い人達や子供連れ、お年寄りが夕涼みにやってきます。

 

 

京杭大運河の何山橋~寒山橋間は運河の東側が姑蘇区、西側が高新区(虎丘区)になります。

区によってお金のかけ方が違うのか予算が違うのか、

姑蘇区側の遊歩道の方がオブジェもあるし綺麗で夜のライトアップも明るいです。

 

 

それでも以前は近づくことさえなかった場所に草花や桜の木も植えられ、

いつでも利用できる遊歩道もできたのはありがたいことです。

10年後もまだ蘇州にいるなら少し大きくなった桜の花見も楽しめるのかもしれません。

 

 

大運河の建設は紀元前の春秋時代に始まり2500年以上の歴史を持ちます。

歴代の王朝によって拡張され隋代の煬帝が完成させたとされています。

 

 

その後も元代、明代と拡張や整備を繰り返し、最盛期の元代には総延長は2000kmを越えていました。

現在、北京から杭州までの全ての水路が繋がっているわけではありませんが、

北京~天津と済寧~杭州の間はまだまだ現役の運河として水運を担っています。

 

 

大きな船や小さな船がたくさん、この船はどこから来てどこまで行くのでしょう。

眺めているとどうやら砂利運搬船が最も多いような感じです。

時々すごい数の船が連結され数百メートルの長さになっているのも見かけます。

 

 

最近、地下鉄は48時間(時には24時間)以内のPCR検査陰性証明が必要になったり、

バス路線も減った上に感染者がいる地域のバス停留所には止まらなくなって、

ちょっとしたお出かけすら移動が面倒なことになっています。

 

 

外に出ても店も開いていないし、今まで大丈夫だった小さな公園ですら閉まっていたりなのですが、

運河沿いの遊歩道は今のところ出入り自由です。

 

 

ただ無料の公園は閉鎖されても立ち入り禁止の紐を張っているだけだったりするので、

そういう場所にはみなさん躊躇なく進入していますけどね。

 

 

私の住んでいるマンションでは、3日おき、もしくは2日おきにPCR検査を実施しています。

市外から来る人が隔離なしに入り込むことを防ぐために地下鉄や公共バスは蘇州駅には止まりません。

上海のようなロックダウンは行っていませんが、通常とは言えない状態が続いています。

いつ元の状態に戻すのか、今のところ見当がつきません。

 

 

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蘇州 山登り 米堆山(mi dui shan)

2022-04-21 00:04:21 | <蘇州>生活

米堆山は太湖の湖畔、光福鎮にある小さな山です。

観光地でもないこの場所が何故か数年ほど前から若い人達に人気の場所になっています。

 

 

今では麓の村に駐車場(1回10元)まであって、更に何らかの観光施設も造ろうとしています。

ちょうど駐車場の前にある茶畑から登ると近道です。

駐車場で集金している村人がそこから登ってというので問題ありません。

 

 

茶畑を登りきると山道に出ます。

左右どちらに進んでも山に登るための階段がありますのでお好きな方向で大丈夫。

 

 

あくまでも私見ですが、私は右の方から登るのをお勧めします。

右に進むと山を登る階段までの距離は遠いのですが、こちらの方が人も少なくて登りやすいです。

ただし一番最後に少しだけ意地悪な箇所があります。

 

 

階段は段差もさほど高くなく、それなりに道幅もあるので歩きやすいです。

とはいえ普段からの運動不足+隔離明けで体力がなくなっているので、

頂上までずっと階段はかなりきつかったです。

 

 

途中で休み休み上まで。。

最後に舗装された綺麗な道が現れますが、何故かガードレールで行く手を阻まれます。。

舗装道路に出るためにはガードレールを跨がなければなりません。

 

 

この舗装道路を使って車で山頂まで来られるようですが、

今は許可された車両以外は通行できなくなっているかもしれません。

車で走ると気持ちよさそうな1本道です。

 

 

いつ頃から使われ出したのか分かりませんが、中国では”網紅打卡地”という言葉があります。

ざっくり言うと、”ネットの口コミで有名になった観光スポット”という感じの意味かと。

米堆山も網紅打卡地のひとつで、山の上から太湖の景色を望むことができます。

北西は無錫の方向。

 

 

南西の方向には太湖西山が見えます。

蘇州の山は山頂まで登っても木で覆われて眺望がないことも多いのですが、

ここからの景色なら頑張って登ってみる価値はあると思います。

(普段から運動している人なら頑張る必要もなく余裕で登れます)

 

 

米堆山ではひとつ気を付けなければならないことがあります。

山の上から東の方向(太湖と反対側)は撮影禁止地域なので東側の写真は撮らないようにして下さい。

穹窿山もあって景色は良いのですが、あちこちに中国語で严禁拍照(撮影厳禁)と書かれた看板があります。

山の上にいる人達が一般人か軍人か公安かなんて日本人には絶対見分けはつきません。

 

 

この日は車で米堆山まで行きましたが、途中で3回も検問がありました。

通過するためには健康コードや行程卡の提示が必要です。

 

 

バス乗車時にも健康コードの提示が必要になっており、チェックする人がバスに乗っています。

現在、蘇州でもオミクロン厳戒態勢になりつつあります。

 

 

また、時々ロックダウンが始まるのではないかという噂が流れ、

食料品の買い占めが起こったりもしています。

 

 

噂が流れた時のスーパーからは食料品が根こそぎなくなります。

米やインスタント麺はもちろん、日持ちしない野菜類だって全てなくなります。

(いろんな訳があって、今は高菜ラーメンだけ誰も買わずに棚に残ります)

中国の人達はなぜか有事に塩を買い占めるので塩もなくなります。

 

 

買い占めの2日後ぐらいにスーパーに行くともうほぼ普段通りに食品が並んでいましたが、

買い物客の姿はありません。

ほとんどの家庭では買い占めた食料がまだまだ消費しきれないのでしょう、店員さんも苦笑いです。

 

 

上海の状況を目の当たりにしているせいもあると思うのですが人々の警戒心はすごいです。

蘇州では地下鉄、公共交通バスの路線や運行本数も削減され、鉄道駅も封鎖に近い状態で、

ほぼ鎖国状態と言ってもよい感じになっています。

また、2日に1回のペースで全住民のPCR検査が行われています。

 

実は今回、初めから米堆山に行くつもりではなく東林渡という場所の菜の花畑を見に行くつもりでした。

近くまで行ってみると閉鎖中との看板が。。おそらく人が集まるのを恐れてのことなのでしょう。

観光地や園林、多くの公園が閉鎖されたままなので息抜きに出かける場所がなかなか見つかりません。

しばらくの間は昨年出かけて記事にできていない場所を回想しながら書くしかないかなと思っています。

 

 

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蘇州 祝!入国後隔離終了

2022-04-14 00:04:14 | <蘇州>生活

長い長い28日間の入国後隔離が終わり、無事解放されて久しぶりに外の世界へ。

以前、更に28日間の経過観察期間が設けられていた時期もありましたが現在は不要のようです。

 

 

ただし上海でオミクロンが蔓延している影響で、蘇州でも有料の観光施設や園林は全て閉鎖、

飲食店の多くは休業もしくは宅配専門で営業しています。

せっかく自由の身になったのに日本料理屋さんにも行けません。

 

 

今年は梅の季節も桜の季節も隔離中に終わってしまいました。

八重桜はまだ残っていますが、光福鎮の銅観音寺もおそらく閉鎖されているのでお花見は来年までおあずけ。

とりあえずなまりきった体を何とかするために、近所の公園などへ散歩に出かけてきました。

寒山寺は閉まっていますが、隣の無料開放されている楓橋景区は開いています。

 

 

あなたが感染すると家族全員が隔離になり、小区(マンション)の全員も隔離になりますよ!という、

ちょっと怖い標語のような張り紙があちこちに貼られているせいか、

また、下手に出歩くといつどこで封鎖に巻き込まれるか分からないリスクもあるので、人出は少ないです。

 

 

実際、感染すると実名は伏せられますが、住所、行動履歴なども公表され簡単に個人が特定できてしまうので、

感染する恐怖よりも社会的な制裁を受ける恐怖の方が大きいかもです。

 

 

幸いなことに蘇州高新区では今のところ都市封鎖までは至っていませんが、

突然スーパーや小区が封鎖になったりと身近に危機が迫ってきている感もあります。

上海に近い昆山やお隣の無錫など封鎖管理が行われている場所もあるようです。

野菜類の値段は倍近く上がっており、各地の封鎖や物流の影響で一部の食料品は店頭から姿を消しました。

ただし、しばらく見かけなかったパン類が昨日からスーパーにも置かれるようになっていますので、

生産、物流に何かしらの改善がみられているのかもしれません。

 

 

久しぶりに環古城河健身歩道にも行ってみました。

人民路(人民橋)から三香路(姑胥橋)までお散歩、こちらも普段より人は少ないように感じます。

 

 

緑が眩しい。。

隔離中は油たっぷりの中華弁当を食べていたせいか、体重は2kgほど増えています。

食生活を改めて少し運動もしないと大変なことになってしまいそうです。

 

 

ほとんどの桜は見頃を過ぎていますが、環古城河健身歩道にも八重桜がまだ所々残っています。

芝生のある場所や木陰のベンチでは、子供たちと遊ぶ家族連れや楽器を演奏しているグループなどの姿も。

 

 

いつもの休日だともっと賑わっている盤門周辺も普段の1/3程度の人でしょうか。

広場では凧揚げを楽しむお年寄り達がちらほらと。

 

 

上海からは言わずもがな、省を跨ぐ移動はPCR検査の陰性証明が必要だったり、

地域によっては即3日間や7日間の隔離が必要だったりと、

蘇州では新型コロナが始まって以来、最も厳しい措置が取られていますので遠くから遊びに来る人は皆無です。

 

 

自宅に戻った後に小区や社区への報告も必要ありませんでしたが、

臨時宿泊登記(外国人用の住所登録)を更新するようにと公安から連絡が来ました。

蘇州では今まで出入国しても更新の必要はなかったのですが、

コロナの影響もあって管理を強化しているとのことです。

 

 

小区(マンション)でも時々、全住民を対象にしたPCR検査が行われており、

PCR検査用のテントも常設状態になったままです。

検査のある日は、検査済みの証明書を見せないと外に出ることが許されません。

Wechatや動画投稿サイトなどでPCR検査に並ぶ大行列の動画や写真をよく見かけますが、

ありがたいことに私の住んでいる小区では行列どころかいつもガラガラです。

 

 

長春はようやく新規感染者数が減少に転じましたが、まだロックダウン解除されていません。

上海はまだ感染増でのロックダウン状態ですが、一部地域では封鎖解除されており政策にも地域差があります。

上海の濃厚接触者用隔離施設が不足しているようで、江蘇省や浙江省などで受け入れを始めました。

以前、何度かお昼のバイキングに行ったことのある高新区の金科大酒店も隔離ホテルに変わったようです。

上海ではここのところ毎日2万人以上の無症状感染者が出ているので周辺都市でも厳戒態勢、

おそらく5月の労働節連休が明けるまで、もしくはもっと長くこの状態が続くのかも。。

蘇州も他人事ではありません。

 

 

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2022年の日本一時帰国(中国入国後健康観察隔離@蘇州編)

2022-04-07 00:04:07 | 小ネタ

江蘇省ルールでは入国後2週間の集中隔離が終わっても更に2週間の健康観察(居家隔離)があります。

健康観察というのは名ばかりの完全隔離。結局、大陽山商旅酒店での隔離継続となりました。

 

 

健康観察は基本的には家に帰って隔離を続けることになりますが、1人住まいであることが絶対条件です。

1人住まいでも認められなかったと言っていた台湾人もいましたので、

例えばホテル形式のサービスアパートメントだとNGになったりするのかもしれません。

 

 

居家隔離の能否は社区が判定します。

集中隔離中に社区から連絡がありますので、家に帰るか隔離ホテルでの滞在を2週間延長するかを伝えます。

家に帰りたくても条件に合わなければ強制的に隔離ホテル滞在延長になります。

 

 

居家隔離が認められると集中隔離終了の翌朝に白い服を来た人達が専用車でお迎えに来るハズです。

居家隔離の内容について社区に確認したところ、一歩たりとも外へ出ることは許さない。

デリバリーや宅配便の受け取りはできるが自分で取りに行くことはできず、

小区のボランティアに届けてもらうという絶望的なルールでした。

 

 

白い服の人達に部屋まで護送された後、更にドアを封印されて小区中の噂になるのも嫌でしたので、

家に帰ることを諦めて、ホテル滞在を2週間延長することにしました。

ちなみに居家隔離を選択するとこのように封印されるそうです。

 

 

ホテル延長の手配などはすべて社区が行うので自分で予約をとる必要はありません。

なお健康観察期間のホテル代も自腹です。

 

 

健康観察期間も集中隔離期間も食事(中華弁当)の内容は変わりません(当たり前ですよね)。

メニューは1週間ぐらいのローテーションになっています。

だいたい何でも食べられる人なのですが、3週目にはげんなり。。もう箸が進みません。

 

 

時々、メインとサブのおかずの配置と量を変化させて雰囲気を変えるという姑息な手段?も取られます。

味付けは蘇州らしく甘いか塩味系が多いです。

お米は硬めで美味しくないです。冷めるともう食べる気がしません。

私にとっては特に夕食が運ばれてくる時間が早すぎて(17時前に届いたりします)。。

 

 

週一ぐらいで少し辛い料理が入りますが激辛はありません。

日本人にとってはこの方がありがたい人も多いかもしれませんが、

中国の方々でも西の方や北の方の出身者にとっては厳しい味付けかもです。

 

 

食べ物は、朝、昼、下午茶(3時のおやつ)、夕と1日4回運ばれてきます。

朝はお粥、饅頭、パンなどで、昼食と夕食は油まみれの中華弁当と果物やヨーグルトなどのデザートです。

3時のおやつはケンタッキーフライドチキンが来ることもあれば、サラダや果物、ケーキだったりします。

飲み物はスターバックスやCOSTAの甘い系コーヒーなどもあります。

 

 

ホテルの施設が古いためか、天井から水漏れや停電、エアコンが使えないなどの苦情が何度か出ていました。

幸い私の部屋での水漏れやなどはありませんでしたが、1度だけホテル全館での停電が発生しました。

また時々お湯が出なかったり断水したりすることもありました。

ネットは使えないレベルではありませんがちょっと遅いです。

日本とTeamsを使ったWeb会議を何度か行いましたが、映像・音声ともに問題ありませんでした。

入居者が増えると、特に夜は遅いことを体感できるレベルになることもあります。

コンセントは電源3口+USB充電口3口のテーブルタップも置いてあったので助かりました。

 

 

部屋の窓は開けられます。

きっとこのワイヤーが切れると通報されるのだと思います。普通の開け閉めでは気にする必要はありません。

ドアにもセンサーが付いていて、長時間ドアが開いていたり、人が出たことを感知すると通報されます。

ドアの外に出て通報された人もいたようで、グループチャット上で注意喚起がなされていました。

 

 

コロナが治まるまでは中国での日常生活に欠かせない健康コード。

海外は高危険地区扱いになっているため入国後の時間経過でどのような変化を見せたかというと、

外国人用(入境人員版)や各地域ごとの健康コードでかなり差がでました。

 

 

行程卡は海外にいたことを認識しなかったようで、日本という表示は出ませんでした。

上海で3日間隔離でしたので、蘇州に入ってから2週間は上海の滞在履歴(危険地域の*印付き)も表示されています。

今は監視が厳しくて、*印が付くと地下鉄に乗れなかったりスーパーに入れなかったりします。

 

 

蘇州の健康コード、蘇康码が最も多彩?な変化を見せました。

入国後すぐは緑、翌日には赤、14日を過ぎると緑でその2日後には黄色、

居家隔離期間中は黄色で14日以内に海外や危険地区に行った人は報告ことがある人は報告して下さい表示に。

いやいや、もう入国後21日過ぎてますから。。色的にはコンプリートです。

不安になって社区に問い合わると、健康観察隔離(居家隔離)が終われば自動的に緑に戻るそうです。

 

 

蘇康码が緑で行程卡の*印さえ消えれば日常生活には支障がでないですし、

上海の健康コードも緑なら、緊急事態で帰国が必要となっても何とか浦東空港まで移動はできるハズ。

上海の健康コード、隋申码は入国後すぐは黄色、4日後あたりで赤、14日後に緑になりました。

 

 

私の健康コードコレクション、入国時は見事に黄色や赤色表示でしたが、

地域によって多少のタイムラグがあるものの、蘇州と北京以外はだいたい2週間後に全て緑に変わりました。

しばらく北京に行くこともないのでまあいいかと思っていたら、健康宝も3週間後には緑に戻っていました。

ちなみに長春の健康コード吉祥吗は未だに外国人対応がダメダメで、登録ですら長春市政府への申請が必要です。

先日は瀋陽総領事館経由での申請受付の連絡が届いていました。

健康コード登録ごときで領事館なんて、都市部に暮らしておられる人には信じられないと思いますが、

吉林省というのはこういう地域なのです。。

今までは吉祥吗が無くても何とかなっていましたがロックダウンになって以降はPCR検査などで必須のようです。

私は巻き込まれずに済んだので未登録のままですが。。

今、上海にお住いの方々も身動きもとれず大変かと思いますが、長春は更にご苦労なさっていると思います。

 

 

蘇州ルールでは、入国後から解放されるまでの28日間に計8回のPCR検査があります。

入国時に浦東空港で1回、集中隔離期間中に4回、居家隔離期間中の3回で、

居家隔離最終日の検査結果は、隔離解除証明と一緒に紙でも受け取れます。

 

 

私の隔離期間中にも、日本から子供さんを連れてこられた方がいらっしゃるようでした。

小さなお子さんと一緒にこのような環境で14日間もしくは28日間過ごさなければならないのは、

本当に大変なことだと思います。

 

今回の一時帰国に要した費用を計算してみると、

中国国内移動、航空券、日本での交通費とPCR検査費用、中国隔離ホテル費用だけで、

1元=19円で計算すると、日本円換算で60万円弱ぐらいになりました。

そのうち、中国で払った隔離ホテル代(合計28日)だけでも21万円ちょっと。

これとは別に日本で諸々使った金額を足し合わせると計100万近く使っているかと。。

往復必要経費だけで60万は貧乏人にはさすがにもう無理です。

コロナが終息するか、この鎖国と隔離政策が終わらない限り、金銭面でも次はいつ帰られるか見当もつきません。

 

 

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