中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

長春 3年ぶりに長春へ

2024-04-04 00:04:04 | <長春>生活

久しぶりに長春に行きました。

前回は2021年の3月末ごろだったと思うのでちょうど3年ぶりです。

 

 

人民広場周辺だけでいうと、いくつか建設中の高層ビルが見えましたが、

これといって大した変化は感じられずでした。

 

 

観光地ではないので、夜になると人がいなくなるのは相変わらずです。

20時頃にホテルに着いて、買い物がてらに重慶路を散歩してみましたが、すでにこんな感じ。

 

 

重慶路は、長春の中では大きな繁華街のひとつで、夜遅くまで店の明かりも点いています。

ひとつ隣の重慶胡同も小さな飲食店がたくさん並んでいるのですが人影はまばらです。

 

 

この日の夜は氷点下まで気温が下がりましたが、風もなくあまり寒さは感じませんでした。

警戒して厚めのジャンバーを持ってきたのですが全く必要ありません。

 

 

うまく撮れませんでしたが、上海や蘇州と違って長春の空は青いです。

今年は暖かくなるのが早かったようで、街には雪や氷もなく雪解けで泥だらけの場所もありませんでした。

 

 

龍嘉空港への移動は、5年以上ぶりに長春駅から動車に乗ってみました。

地下鉄1号線の長春駅は、昔(開通してすぐの頃)はまだできておらず、

鉄道の長春駅に行くには、北広場側の長春駅北まで行く必要がありました。

 

 

今回、初めて地下鉄1号線の長春駅から長春駅南広場側へ出てみました。

写真の奥に見えるのが旧大和ホテル、現在の春誼賓館です。

以前の南広場はいかにも中国の駅前という感じで、あまりきれいな場所ではありませんでした。

 

 

今はもう南広場と北広場で人が分散して、駅に入るのも一苦労といった様子はありません。

切符はネットでも買えますし乗車にも紙の切符は不要なので、駅の切符売り場に並ぶ人も少なくなりました。

 

 

長春駅構内の中2階にある飲食店はあまり変わっていないようでしたが、

残念ながら長春には数少ない貴重な吉野家はなくなりました。

 

 

龍嘉駅から龍嘉空港の第2ターミナルまで歩くのは初めてです。

地下道は第1ターミナル方向の途中までと、第2ターミナルまで動く歩道ができていました。

 

 

第2ターミナルまでは結構距離があるのですが、動く歩道のおかげでずいぶん楽に移動できます。

また、駅から第1ターミナルまで地下道を走っていた、有料の乗り合いカートはなくなっています。

 

 

長春から出発する飛行機の中はとても懐かしい感じ?で賑やかでした。

大きな声でずっとしゃべり続ける人、イヤホンをせずに大きな音でドラマを見ていたりゲームをする人。

蘇州や上海にいるとあまり見かけなくなったものがまだ普通に残っています。

もちろん、着陸後すぐに立ち上げったり荷物棚を開けようとして制止される人もまだ健在です。

 

 

他に気付いたことと言えば。。

ユニクロが増えているみたいでした、重慶路の活力城には大きなユニクロの店がありました。

龍嘉空港の長春市内行きリムジンバスは、人民広場までではなく長春駅まで行くようになっていました。

リムジンバスのチケットをカウンターで買う必要はなく、Wechatで直接払えます。

紙の切符が必要なら、自動券売機で身分証も必要なく買えます(電話番号の入力は必要)

 

 

コンビニチェーン店(ローカル系も日系も)が全くなかったのが、

新天地超市という長春に本部のあるスーパーチェーンのコンビニ?がすごく増えていました。

長春ローカルかと思っていたら、蘇州にも新天地超市、ありました。

次に行くのはいつなのか、行くとすればたぶん冬の寒い時だと思います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長春 長春の春 般若寺 伊通河の遊歩道など

2021-04-08 00:04:08 | <長春>生活

今年は長春でも暖かくなるのが早いです。

人民広場の周辺や市内を流れる伊通河の遊歩道を少しお散歩してみました。

 

 

暖かくなるのが早いと言っても蘇州や上海では桜が満開になっている頃、

長春にはまだまだ緑はありません。

 

 

それでも3月末で日中の気温が15度以上になる日もあり、

ちょっとお散歩でもしてみるか、という気になります。

 

 

とは言え、3月から4月にかけての長春は、1年で最も美しくない季節。。

風がきつい、黄砂が飛んで来て目も痛い(コンタクトしていると特につらい)、

溶けた雪で道が汚い、超乾燥、などなど。

 

 

般若寺は人民広場の近くにある、長春では最も大きい仏教寺院です。

中華民国時代の1922年に建立されました。

春節などお寺の行事がある時には賑わいますが、普段ならそう人は多くありません。

 

 

天気が良い日の伊通河では、遊歩道を歩いている人もそれなりに見かけます。

この日は天気もあまり良くなかったので人影もまばらでしたが、

冬の間の運動不足解消でしょうか、欧米系の外人さんが自転車で疾走していたり。

 

 

冬になると全面結氷してスケートもできる伊通河なので。

暖かい今年の3月末でもまだ少し氷が残っていました。

 

 

伊通河は第二松花江水系で飲馬河の支流になります。

伊通満族自治県から長春市内を通り飲馬河に合流した後に松花江にそそぐ全長343kmの川です。

 

 

清代には、この川を大型の帆船が行き交っていたそうですが、

川への土砂の流入や鉄道などの輸送手段の発達に伴い水運は廃れていきました。

 

 

1950年代後半、上流や中流域に飲料水や灌漑用のダムが造られたり、

地下のパイプを通して水を流すなどで、再び上流から水が流されるまで、

長春市内の伊通河は10年余り渇水状態となっていたらしいです。

 

 

しかもその頃は川に生活排水や工業排水が流され深刻な水質汚濁状態でした。

水質改善の取り組みは1986年頃から始まっているそうですが、

残念ながら現在でもまだ全ての問題を解決するまでには至っていません。

 

 

2016年から始まった、治水や水質改善、緑化工事によって、

現在の緑道や遊歩道が整備されています。

まだ造成中の緑地も見えますのでしばらくは整備は続くのだと思います。

 

 

余談ですが、長春では”酸奶麻花”が流行っているのでしょうか??

酸奶はヨーグルトの意味、麻花は生地を縄状にねじって油で揚げたお菓子です。

しばらく繁華街に出かけることもなかったので気付きませんでしたが、

麻花の小さなお店が増えていて、どこのどの店でも行列になっています。

 

 

長春の新緑は5月以降、それまでは多少気温が上がってもまだ春らしくありません。

黄砂が落ち着くときれいな青空が戻ってきます。

長春の四季(体感)は、5~6月が春、6~8月が夏、8~9月が秋、10月~4月が冬で、

春と秋はほとんどありません。

家の中が最も寒いのは暖房が始まる前の10月と暖房が終わった後の4月です。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長春 久しぶりに長春へ

2020-08-27 00:08:27 | <長春>生活

ここ数年は上海の仕事が多く、時々長春に戻るという生活が続いていましたが、

新型コロナの影響でずっと戻るに戻れず状態でした。

前回はいつだったか忘れてしまったぐらい久しぶりです。

 

 

行きの便は安いチケットなのに運よく無料アップグレード。

機内食はまだ復活していないのでほんの少しだけ豪華?な軽食ですが、

上海~長春は飛行時間が約3時間あるので、それだけでもう十分お得。

 

 

やっぱり長春の空は青いです。

抜けるような青空。

この空は蘇州や上海では滅多に見ることはありません。

 

 

本来なら4月末頃にはビザ更新の手続きでしばらく滞在する予定でしたが、

結局のところ、”上海の住所で更新するから戻ってこないで”という感じの

ありがたい特例措置のおかげで上海滞在のままビザ更新も済ませました。

 

 

現在、吉林省では新たなコロナ感染者は発生しておらず、

(先月の大連で発生したクラスターの関係者が1名だけ)

長春はずっとゼロのまま、日常生活はほぼ通常状態になっています。

 

 

でも。。

上海や広州など外国人が多く暮らす大都市と違って、

外国人が長春を訪れるためには、若干ハードルがあります。

 

 

空港バスの始発(龍嘉空港、全安広場)では、

基本的に自動券売機で乗車券を買うように変わっていますが、

購入には中国人の身分証以外は使えません。

パスポートでは自動販売機から買えないので、

空港の場合は、カウンターの人にパスポートを提示して乗車券を購入します。

全安広場の場合は、外国人だから券売機で買えないことを説明して、

パスポート番号と連絡先電話番号を手書きで台帳に記入します。

運賃はバスの中に設置されている支払機で微信、支付宝から支払います。

始発の全安広場から乗らず、途中から乗る場合は身分証の提示も必要ありませんので、

途中から乗る方が楽かもしれません。。

 

 

また、外国人の宿泊可能なホテルが限定されていますので予約時に確認必須です。

シャングリラや金安など、日本人の社宅になっているような5つ星クラスなら問題ないですが、

如家などのビジネスホテルチェーンは外国人の宿泊を拒否していますので、安いホテルを探すのは苦労します。

ちなみに吉林省賓館(旧ヤマトホテル)は4つ星扱いですがダメでした。

 

 

地下鉄では、白い防護服の人達が検温と健康码の確認をしますが、

長春の健康码、吉事办は外国人には登録できません。

(長春に住所があって政府に申請した外国人のみ登録されます)

吉事办が使えなくても国家政務平台の健康码があれば認めることになっていますが、

このルールを理解できていない白い防護服の人もいます。

何か文句を言われて抵抗したところでどうにもならないので、

空港バスの時と同じように台帳に必要事項を記入して乗車します。

 

 

ほんの少しの時間、人民広場から南関まで散歩してみました。

この辺りは大きな病院と住宅と小さな商店があるだけなのですが。

 

 

車の多い大通りを避けて長春の生活空間を久しぶりにぶらぶらと。

地下鉄南関駅の近くには屋台村ができていました。

夜になるとここは賑わっているのでしょうか。

 

 

今回は仕事の都合で2日間のみの滞在でした。

8月末にはもう長袖が必要で、11月には暖房が始まる長春。

次に戻る時はもう完全防寒体制だと思います。

 

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長春 コロナ騒動最中のビザ更新

2020-06-25 00:06:25 | <長春>生活

今年の工作許可証と居留許可証の期限は5月でした。

仕事の関係とコロナ騒動で、春節前からずっと上海にいるのですが、

このややこしい時に工作(労働)許可証と居留許可証の更新時期がきてしまいました。

 

 

5月になればコロナ騒ぎも収束して通常通りに更新手続きできるだろうと、

安易に考えていたらそう簡単には思い通りにいきませんでした。。

先に結論から言うと、無事に工作許可、居留許可とも1ヶ月遅れで更新できました。

特別措置での遠隔申請など通常時よりも結果的に楽だったのですが、

そこまでたどり着くまでが羽陽曲折。。

 

 

ビザの有効期限は自動的に3ヶ月延長されると中央政府から通達は出ていました。

北京や上海などの大都市ではそのまま受け取って大丈夫ですが、

こういうのは地方によって解釈が異なることも多く、当然長春も油断できません。

 

長春の公安局へ期限について問い合わせすると、

3ヶ月の延長ではなく、工作許可証の期限までは延ばせるとの回答でした。

これは、3ヶ月より短くなる人もいれば長くなる人もいるということ??

回答通りだとすると私の場合、延長期間は1ヶ月だけ。

 

まず工作許可証を有効期限内に更新手続きだけは開始しておきます。

最初の難問は健康検査と臨時宿泊登記でした。

通常であれば、期限1ヶ月前ぐらいに長春市指定機関での健康検査と、

派出所へ行って臨時宿泊登記手続きを行います。

(長春では住所が変わっていなくても発行3ヶ月以内の臨時宿泊登記表が必要)

 

 

ところが。。長春市の健康検査は4月上旬にはまだコロナの影響でお休み。

中旬に再開の知らせを受けて、急いで長春へ戻ろうとしたら、

長春の健康登録、吉事办が外国人は使えない。。という事実が発覚。

(パスポート番号での本人認証に失敗するのでどうにもならず)

この吉事办の登録、最初は身分証明の選択肢にパスポートも出てきて、国まで選べたのですが、

何回も失敗しているうちに、いつの間にか「パスポート」の選択肢が「中国パスポート」に変わってましたよ。。

 

 

ちょっと話はそれますが上海や蘇州の健康登録、ちょっとコツは要りますが、

外国人でも支付宝などからオンライン登録できます。

こちらは上海の健康登録、隋申码。

 

 

これは蘇州など江蘇省の健康登録、蘇城码。

省や都市ごとに健康码が違うので面倒です。

 

 

最近登場した、国家政務服務平台の外国人用健康登録、防疫健康码(入境人員版)。

今は、長春市でもこの防疫健康码を吉事办と同様に認めることになっています。

 

 

おそらくこれが最も登録しやすいかと思いますので、

これからどうしても中国に来る必要がある方で滞在地域の健康登録ができない方や、

中国国内移動が必要な方はとりあえず、防疫健康码(入境人員版)の登録をお勧めします。

 

 

話を元に戻して。。

4月~5月時点では、吉事办がないと省外から長春へ来た人は、

2週間隔離+PCR検査必須、禊が終わってから臨時宿泊登記と健康検査になるし、

運が悪いと長春から上海に戻った時点で2週間隔離の可能性もなきにしもあらず。

のんびりそんなことしていたら上海のお客様の仕事を失ってしまう。。

 

慌てて長春の外国人専家局や公安局に問い合わせして得られた回答が、

・今年は上海で取得した健康証明を認める。

・臨時宿泊登記も上海の住所でOK。

・本人が長春公安局へ出頭する必要もなし。

なんと素晴らしい、毎回これにして頂けると本当に助かるのですけど。

 

 

というわけで、初めて上海国際衛生保険中心で健康検査を受けました。

上海の場合、長春と違ってネット予約ができて便利なのですが、事前予約(2週間前)なんですね。

長春の場合、行列に並びさえすればいつでも大丈夫なので同じように考えていましたが、

逆算すると工作許可証期限ぎりぎりでちょっと焦りました。

 

 

お恥ずかしい話、

思い起こせば、ビザ更新でドタバタするのは今に始まったことでもないのです。。

過去記事

長春 新ルールでビザ更新 その2

長春 新ルールでビザ更新

 

健康証明書と工作許可証のカードを長春に郵送、オンライン申請で無事に工作許可延長をクリア。

すでにこの時点で居留許可証の期限が過ぎていましたが、延長政策が出ているので問題なし。

 

 

工作許可証の更新が終われば、後は公安局へパスポートと必要資料を提出して終わりです。

今回、居留許可証更新に本人の公安出頭は必要ありませんでしたが、

オンライン申請はできないので、長春へパスポートを郵送して手続きに行ってもらいました。

受付から発効までの手続き期間は今までと同様で3週間ほどかかります。

 

 

今年のビザ更新は、長春の専家局や公安局にとっても異例ずくめだったかと。

上海にいながら長春のビザを更新するという外国人は少ないはずなので、

さぞかし面倒くさいヤツだったかと思います。

無事に手続きができて感謝しています。

 

現在、中国では北京で大きなクラスターが発生して、北京は都市封鎖状態になっています。

首都でクラスターが発生するのは政府にとってもショックだったのではないでしょうか。

再び中国国内出張を禁止している企業もあるようです。

分かってはいたことですが、そう簡単には収束してくれません。

どこかに出かけたいと思っても、行った先で感染者が見つかったり搭乗者に陽性者が出ると、

隔離される恐れがあるのでなかなか身動きが取れないです。。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長春 北方市場

2019-12-26 00:13:00 | <長春>生活

12月の中頃は季節外れの暖かさだった長春ですが、

今はもうすっかりいつも通りの寒さに。夜はマイナス20℃越え。。

 

 

そんな時の暇つぶしにお勧めとまでは言えないですが、

家で使うものならなんでも揃う北方市場の散策。

(隅々までみたら、散歩程度の運動効果はあります)

 

 

寒いともう外に出るのがおっくうになりますが、

ずっと部屋の中に籠るのもなんですし、外でブラブラという気温でもないし、

デパートに行っても買うもの(買えるもの)もないし。。

 

 

北方市場の最寄駅は軌道交通4号線(軽軌4号線)の海口路(旧自由大路駅)です。

駅を出て自由大路を東にまっすぐ行くと右側にあります。

大きな市場ですが、ものは部類別に大体同じ場所に集まっています。

 

 

今回はとりあえず1階だけ散策。

なんでもあると書きましたが、1階には大型家電製品は見かけなかったです。

あってもさすがにここで買う勇気はないかも。

ざっと見た感じで、最も売り場面積が大きいのがカーテン類。

 

 

市場の東側にはこことは別に露店形式ではなく、

個別店舗のカーテン専門店がずらっと並んでいます。

 

 

寝具もずらりと。様々な布団だの枕だの、

いったいどこの店で買えばいいのか分からないぐらい。

 

 

部屋で使う小物の飾り物、雑貨などの店は数軒ずつかたまって、

あちらこちらにある感じです。

台所用品、食器、調理器具の店もあります。

 

 

中国の家でよく見かける福の字ももちろん売ってます。

細かいルールは忘れましたが、字はさかさまにして貼ります。

 

 

服屋さんも多いです。

出来合いの物からオーダーメイド?までいろいろあります。

 

 

今ではあまり見かけない生地売り場もあります。

ミシンを置いてある仕立て屋さんがあるので、

生地を買って服を作ってもらうこともできるんじゃないかと思います。

 

 

他には野菜市場やジャンクフードの店、ファストフード、パン屋などなど。

疲れたら休憩可能です。パン屋さんのコーヒーは、まぁ大丈夫なお味。

2階には美食広場もあります。

 

 

今年の記事は長春で書き治め。

日本はもうすぐに年末年始のお休みですね。

今年の中国の年末年始の休日は1月1日だけですので、

年末感はまったくありません。。通常営業です。

大晦日ぐらいはサボろうともくろんでいますが、無理かな。。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする