地方の小さな空港だった龍嘉空港にも新ターミナルができました。
ターミナル2の総建築面積は12.8万平米で、ターミナル1の2倍以上の広さです。
正式運用を開始したのは半年ほど前、昨年の10月28日です。
ものすごく大きくて長い建物です。
東西方向に650m、南北方向には400mあるそうです。
建設工事が始まったのが2015年、約3年がかりで完成しました。
ターミナル1と2は、建物の中、外両方で繋がっています。
南方航空と国際線を除く全ての国内線がターミナル2に引っ越ししました。
現在運用されているチェックインカウンターはA,B,Cの3島です。
新しいだけあってとても綺麗です。
出発ロビーにある商店や飲食店は小さな商店街みたいな感じ。
チェックインカウンターの東の端にも何軒か飲食店があります。
(たいしたことはないのに値段だけはご立派な)
高鉄の龍嘉駅にはターミナル1と同様、地下通路で繋がっています。
ただし、ターミナル2の方がちょっと遠いので時間にはご注意を。
リムジンバス乗り場もできています。
駐車場も大きくなってます。
新しいターミナルができたとはいえ、龍嘉空港はまだまだ地方空港。
出発便の最終が22:30ごろなので20:00を過ぎると人影もまばら。。
到着便は深夜まであるので、24:00を過ぎてもそれなりに人はいます。
リムジンバスも最終便到着30分後ぐらいまで運行しています。
余談ですが、長春龍嘉国際空港の発着便が最も多い航空会社は南方航空です。
なんで北なのに南方航空なの?と言うと、
実は中国には以前、中国東北部を主な拠点とする北方航空という航空会社があり、
2002年に南方航空と合併し(吸収合併?)名前が南方航空へ変わったためです。
ターミナル2建設の様子を3年間撮りためた(というほどではないですが)写真があるので、
また整理してから変遷の様子をご紹介します。