中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 昆山 昆山城市公園

2024-04-25 00:04:25 | <蘇州>生活

昆山には日系企業を含む多くの外国企業の工場があります。

蘇州の隣町なのに全く知らない昆山へ地下鉄に乗って探検に出かけてみました。

 

 

昆山城市公園は、近所の人が子供を連れて遊びに来るようなごく普通の公園です。

昆山市は地下鉄11号線が開通するまで近くにあって遠い町でした。

 

 

昆山城市公園は最寄り駅は地下鉄11号線の昆山城市広場駅です。

公園は駅の南側にあって、駅前には昆山科博中心など子供向けの施設もあります。

 

 

公園の中に小さな図書館もあるようです。

園内の建物もまだきれいで新しい公園なのかと思ったら、公園自体は2005年ごろからあって、

最近建物などを新しくして2023年の1月から再オープンしたようです。

 

 

蘇州から地下鉄に乗ってわざわざ行くような公園ではありませんが、

どこに行ってよいのか分からず、手始めに公園から攻めてみたのでした。

 

 

小さい公園ですがなかなかいい感じです。

もし近所に住んでいたなら、食後のお散歩に毎日出かけそうな気がします。

 

 

園内には小さなカフェがありました。

公共の公園の中にあるような店は、営業しているのかしていないのかよく分からないのが多いのですが、

ここはしっかり営業していました。

 

 

ソメイヨシノ系なのでしょうか桜の木も少しあります。

 

 

中国でも桜は人気で、お年寄りから若者までみなさん写真や動画を撮っています。

 

 

池の周りは子供たちの声が溢れていて賑やかです。

 

 

ここは確か日系企業の駐在の方々多く暮らしている小区に近い場所だったかと。

日本料理屋さんはそちらのエリアだけにかたまっているのかと思っていましたが、

昆山城市公園の近くにもたくさんあるのですね。

 

 

昆山の外国企業の中では台湾系の工場が多く、台湾人がたくさん暮らしています。

日系企業も多いですが、台湾系に比べると少ないです。

 

 

昆山と言えば江南の水郷古鎮のひとつ、周庄が有名です。

でも昆山の市街地には、仕事など用がある時にだけ行くぐらいしかなく、手段も高鉄(新幹線)か車で行くかでした。

今はまだあるのか分かりませんが、高鉄がなかったころは昆山へ行く長距離バスもあったはずです。

 

 

行政区分では、昆山市は蘇州市に含まれています。

たぶん、昆山の公共バスは蘇州の交通カードが使えたと思います。

 

 

暇な時に昆山の日本料理屋さんでお昼ご飯というのも良さげな気がしてきました。

蘇州新区の商業街(淮海街)の日本料理屋店の多くは中国人観光客向けに変わり、

たいして美味くもないのに200元~300元ぐらいの食べ放題メニューばかりになったし。。

 

 

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蘇州 太湖諾富特(NOVOTEL)温泉酒店の露天風呂

2024-04-18 00:04:18 | <蘇州>観光

蘇州もすっかり暖かくなり、温泉にでも行くかなぁなどと考えていたら、

ずいぶん前に太湖のNOVOTELの中にある露天風呂に行ったことを思い出しました。

 

 

蘇州太湖諾富特(NOVOTEL)温泉酒店は呉中区の太湖東山にあります。

たぶん、以前は蘇州三德大酒店という名前だったと思います。

 

 

2007年頃の開業だったはずなので、建物は少し年季が入った感は否めませんが、

サービスはそれなりにしっかりしているホテルです。

 

 

温泉と夕食、朝食が付いて、1部屋500元ぐらいのセットがあったので利用してみました。

温泉の営業時間は、14:00~22:00となっています。

 

 

プールは通年営業しています。夏になると屋外のプールも営業するのでしょう。

温泉は屋内にも少しだけ湯舟がありますが、メインは露天風呂です。

 

 

外に出て庭を少し歩いた先に露天風呂が並んでいます。

厚めのガウンを貸してくれるので、少々寒い日でも速攻で凍えてしまうことはありません。

 

 

ざっくり左右に分かれていて、向かって左側が子供の遊び場や売店などもあります。

こちら側はそれなりに混んでいて独占できる風呂は少ないです。

別に独占する必要はないのですが、家族で入っている中に行くのもなんですしね。

 

 

蘇州のある江蘇省は火山もないし地震も発生しない(マグニチュード2でも大騒ぎになる)場所なので、

天然温泉といっても、きっと地中深くから汲み上げた水を温めているだけです。

 

 

その代わり?漢方薬の薬湯や何らかの成分を入れたお湯が多いです。

赤や緑や青などのカラフルな色が付いています。

 

 

温泉の効能を期待している訳ではなくストレス解消の気分転換が目的なので、それで問題なしです。

湯舟を独占したいなら、追加料金で家族風呂みたいな建物もありますし、

向かって右側の露天風呂は泳げるぐらい広いのに、みなさん存在に気付いていないのか人がいません。

 

 

ゆっくり温泉につかってから晩ごはんに。

食事がセットになっている宿泊プランの場合、チェックインの際に夕食のチケットを受け取ります。

 

 

ホテルの外は、ちょっと歩いてという範囲内にレストランはないので、中で食事をする人が多いようです。

 

 

セットになっていた夕食のメニューは、

牛肉羹(杭州料理のとろみのあるスープ)、ほうれん草の炒め物、蟹粉豆腐と、

 

 

東山板栗紅焼肉(栗と豚の角煮)、小籠包、デザートの果物。

白ご飯はセルフでジャーから自分でよそいます。

 

 

お味の方はそんなに大したことないです。ごくごく普通の中華料理といった感じ。

上海蟹(太湖蟹)など、特別なものを追加しなければ、

太湖周辺の農家料理レストランで食べるよりもリーズナブルです。

 

 

ホテル敷地内には温泉以外にも、運動会もできそうな広いグランドや、子供用の遊具、植物園があります。

でも植物園みたいなところは全部片づけられていて何もなく、温室に少し植物(農作物?)があるだけでした。

 

 

外資系ホテルのありがたいことと言えば、朝食が中華以外のものもそれなりに揃っているところ。

毎度のことながら、朝はついつい食べ過ぎてしまいます。

 

 

生まれて初めて海外に行った時(旅行ではないです)の1泊目がシンガポールのNOVOTELでした。

それ以来NOVOTELにはずっと縁がなくて、宿泊したのはもう30年以上ぶりです。

 

 

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江蘇省 常熟 古里紅豆山庄

2024-04-11 00:04:11 | <江蘇省>観光

常熟市は行政区分では蘇州市に属しています。

蘇州市で買える、蘇州と蘇州近郊の観光地の年パス、休閑カードにも常熟の施設が少し含まれています。

 

 

常熟市郊外にある古里紅豆山庄、名前に惹かれて行ってみることに。

蘇州市内から車で1時間ほどの場所です。

 

 

紅豆山荘は宋代に建てられたとされ、古い歴史のある場所です。

今はもう何も残っておらず、子供向け遊園施設のあるテーマパークになっています。

 

 

園内には宿泊施設もあるようです。

水辺にコテージが並んでいます。でもここに宿泊する人ってそんなにいない気がします。

 

 

外からでもよく見えるスライダーのよう巨大な構造物が中央にあります。

古里紅豆山庄のシンボルになっているようです。

 

 

有料の公園なので清掃も行き届いていて奇麗です。

飲み物やお菓子、軽食なども扱っている売店もちゃんと営業しています。

 

 

蘇州市内からでは車がないと行きづらい場所ですが、今は地下鉄11号線があるので、

昆山まで地下鉄で行って後は公共バスを乗り継ぐという方法で行けなくもありません。

(冒険好きな方以外にはお勧めしませんが。。)

 

 

明代の著名な文学者であった銭謙益と、柳如是が暮らした紅豆山荘の跡は、銭柳館(銭柳記念館)になっています。

建物の中には紅豆山荘の歴史や関わる人物の紹介、詩などが展示されています。

 

 

現在も残っているのは紅豆の木だけです。

この木は明代に植えられ、樹齢は500年ほどだそうですが、状態はかなり厳しそうです。

 

 

中国語の紅豆を日本語に翻訳すると小豆(あずき)と出てきますが、

ここにある紅豆は木になるものなので、食べる小豆とは違うようです。

昔は恋人同士が愛の証として贈り合うものとして使われました。

 

 

公園の奥側、銭柳館のある通りには食堂や喫茶店、土産物屋などが並んでいるのですが、

こちらは、ほとんどの店が営業していません。

 

 

食べ物屋さんで営業していたのはワンタンの店だけ。

ワンタンが15元、麺が20元~25元ぐらいで観光地としては高くないのですが、味も値段相応です。

 

 

園内にあるもうひとつの文化施設が白茆山歌館です。

白茆山歌は常熟市白茆鎮で古くから歌われていた民謡で、歌い方にも様々なバリエーションがあるそうです。

 

 

古里紅豆山庄は子供を連れて遊びに来るような所のようなので、

銭柳館や白茆山歌館はそんなに人気のある施設ではありません。

白茆山歌館には中国茶が飲める喫茶店もあるのですが、店員もお客さんもいませんでした。

 

 

代わりに、奥にある大きな部屋の中は、近所のお年寄りたちの賭博場になっていました。

喫茶店のお茶を飲んでいる人は誰もいません。

 

 

掃除も行き届いて整った公園。。なのですが、特にこれといって何かあるわけでもなく。

でも団体旅行バスが来ていました。

ガイドにどうしてこんな何もない場所に連れてくるんだと文句を言っている声も聞こえてきました。

無錫ナンバーのバスだったので蘇州から来ている訳ではないようです。

 

 

園内の施設は、バーベキュー、芝生の広場、子供用の遊園地、アスレチック、花畑、池、

ついでに造ったような文化系施設とお寺。

混んでいるわけでもなく、誰もいないというわけでもなく、いい感じにのんびり過ごせます。

 

 

今使っている中国のETCカードは中国銀行で取り扱っていたカードなのですが、

1年に5回使わないと年会費として100元徴収されてしまうので、

高速道路を少しだけ使って行くような場所を探して出かけてみたりしています。

 

 

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長春 3年ぶりに長春へ

2024-04-04 00:04:04 | <長春>生活

久しぶりに長春に行きました。

前回は2021年の3月末ごろだったと思うのでちょうど3年ぶりです。

 

 

人民広場周辺だけでいうと、いくつか建設中の高層ビルが見えましたが、

これといって大した変化は感じられずでした。

 

 

観光地ではないので、夜になると人がいなくなるのは相変わらずです。

20時頃にホテルに着いて、買い物がてらに重慶路を散歩してみましたが、すでにこんな感じ。

 

 

重慶路は、長春の中では大きな繁華街のひとつで、夜遅くまで店の明かりも点いています。

ひとつ隣の重慶胡同も小さな飲食店がたくさん並んでいるのですが人影はまばらです。

 

 

この日の夜は氷点下まで気温が下がりましたが、風もなくあまり寒さは感じませんでした。

警戒して厚めのジャンバーを持ってきたのですが全く必要ありません。

 

 

うまく撮れませんでしたが、上海や蘇州と違って長春の空は青いです。

今年は暖かくなるのが早かったようで、街には雪や氷もなく雪解けで泥だらけの場所もありませんでした。

 

 

龍嘉空港への移動は、5年以上ぶりに長春駅から動車に乗ってみました。

地下鉄1号線の長春駅は、昔(開通してすぐの頃)はまだできておらず、

鉄道の長春駅に行くには、北広場側の長春駅北まで行く必要がありました。

 

 

今回、初めて地下鉄1号線の長春駅から長春駅南広場側へ出てみました。

写真の奥に見えるのが旧大和ホテル、現在の春誼賓館です。

以前の南広場はいかにも中国の駅前という感じで、あまりきれいな場所ではありませんでした。

 

 

今はもう南広場と北広場で人が分散して、駅に入るのも一苦労といった様子はありません。

切符はネットでも買えますし乗車にも紙の切符は不要なので、駅の切符売り場に並ぶ人も少なくなりました。

 

 

長春駅構内の中2階にある飲食店はあまり変わっていないようでしたが、

残念ながら長春には数少ない貴重な吉野家はなくなりました。

 

 

龍嘉駅から龍嘉空港の第2ターミナルまで歩くのは初めてです。

地下道は第1ターミナル方向の途中までと、第2ターミナルまで動く歩道ができていました。

 

 

第2ターミナルまでは結構距離があるのですが、動く歩道のおかげでずいぶん楽に移動できます。

また、駅から第1ターミナルまで地下道を走っていた、有料の乗り合いカートはなくなっています。

 

 

長春から出発する飛行機の中はとても懐かしい感じ?で賑やかでした。

大きな声でずっとしゃべり続ける人、イヤホンをせずに大きな音でドラマを見ていたりゲームをする人。

蘇州や上海にいるとあまり見かけなくなったものがまだ普通に残っています。

もちろん、着陸後すぐに立ち上げったり荷物棚を開けようとして制止される人もまだ健在です。

 

 

他に気付いたことと言えば。。

ユニクロが増えているみたいでした、重慶路の活力城には大きなユニクロの店がありました。

龍嘉空港の長春市内行きリムジンバスは、人民広場までではなく長春駅まで行くようになっていました。

リムジンバスのチケットをカウンターで買う必要はなく、Wechatで直接払えます。

紙の切符が必要なら、自動券売機で身分証も必要なく買えます(電話番号の入力は必要)

 

 

コンビニチェーン店(ローカル系も日系も)が全くなかったのが、

新天地超市という長春に本部のあるスーパーチェーンのコンビニ?がすごく増えていました。

長春ローカルかと思っていたら、蘇州にも新天地超市、ありました。

次に行くのはいつなのか、行くとすればたぶん冬の寒い時だと思います。

 

 

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