中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 拙政園の蓮

2017-06-29 00:09:00 | <蘇州>観光

そろそろ蘇州では蓮の花が咲き始めます。

公園やマンション中庭の池でも咲き始めたと聞いたので、

先週、拙政園の蓮はどんな感じなのか見に行ってきました。

 

 

一応咲いてます。

でもはっきり言ってまだちょっと早い。

 

 

蕾は膨らんできています。

 

 

それでも望遠レンズの付いた一眼レフを持って

撮影している人も結構見かけました。

 

 

相変わらずの人人人。。

ちょっと写真を撮ろうと思ってもなかなかうまくいきません。

 

 

拙政園の夏の風物詩?噴霧器がもう稼働しています。

これでほんの少しですが涼を得ることができます。

 

 

入り口近くの池だけは、

少ないながらもまだ花が見れるといった感じです。

 

 

遠香堂の後ろの小さな池には可愛らしい蓮がありました。

 

 

葉はずいぶん成長しましたが、拙政園らしい背景で蓮の花となると。。

うん、写真を撮っても葉っぱしか見えない。

 

 

ちょっと残念でしたが、

来月初めには、もっと咲いているかと思います。(今ももう咲いているかも)

おそらく私はタイミングが合わず、

やっぱり見頃を逃してしまうんだと思いますが。。

 

 

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蘇州 お散歩 環古城河健身歩道(人民橋~新市橋)

2017-06-22 00:06:22 | <蘇州>生活

人民橋(人民路)から新市橋まで健身歩道を散歩してきました。

距離は2km弱ほどです。

 

 

途中に有名な観光地、盤門(盤門景区)があります。

 

 

人民橋からスタートして最初に見えてくるのが蟠龍橋。

 

 

蟠龍橋は2003年に架けられた新しい橋です。

時代と共に取り壊されてしまった棗市橋という古橋を模して造られたらしいです。

(ちょっと自信ない。。)

蘇州の太鼓橋によく見られるレールというか溝も付いてます。

これは自転車を押して渡る時に便利です。

 

 

蟠龍橋を過ぎると公園の中の道みたいになって木陰もあります。

盤門や呉門橋を訪れた観光客の姿もちらほらと。

 

 

ここには屋根のある場所や、小さな茶店があるので一休みできます。

こういう場所には必ずお年寄りがいっぱい。

 

 

環古城河の南西の角にあるのが盤門です。

景区は有料なのでお散歩ではスルー。

外から眺めるだけでも大きさは分かります。

 

 

街を防御する為に水陸両方の門を備えているのが特徴です。

蘇州の古城が築かれた紀元前512年に、

呉門八門のひとつとして造られたのが始まりと言われています。

現在の姿は元代に改修され、明代、清代と修繕されてきたものだそうです。

 

 

盤門三景のひとつ、呉門橋は元代1084年に架けられました。

江蘇省の中では最大級の石橋です。

運河を行き交う船を通すため、高さは10mほどあります。

 

 

呉門橋を過ぎると、健身歩道は東西から南北に向きを変えます。

旧市街西側の堀に沿って歩きます。

 

 

この辺りの景色と雰囲気は好きです。

城壁と河の間の散歩道といった感じで、

ちょっとベンチに腰掛けてのんびりしたくなります。

 

 

呉門橋から今回のゴール新市橋までは500mほど。

新市路は地下鉄5号線が通る計画になっています。

 

 

今は雨が多くてまだ涼しいですが、もうすぐうだるような暑さがやってきます。

長春と違って温度も湿度も高いし、

暑くなると外に出かけるのも億劫になりますが、

木陰のある道を探してまだまだ散歩を続けます。たぶん。。

 

 

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蘇州 獅子林

2017-06-15 00:10:00 | <蘇州>観光

獅子林は、蘇州四大園林のひとつです。

2000年に世界文化遺産に登録されました。

 

 

拙政園のすぐ南側にあります。

拙政園や留園と比べると小振りな庭園です。

 

 

元代の1342年、禅寺の高僧であった天如禅師の弟子が、

禅師のために造った庭園といわれています。

 

 

天如禅師が浙江省の天目山の獅子崖で修行したことに因んで、

獅子林と名付けられたそうです。

 

 

獅子林といえば太湖石と太湖石の築山が最も有名です。

 

 

庭園のあちこちに太湖石が並んでいます。

九獅峰は、太湖石の中に9頭の獅子がいるそうです。

(が。。よく分かりません)

 

 

さほど広くない庭園に観光客が大勢やってきますので、

落ち着いて見て回りたいなら平日に行くべきです。

 

 

築山の中に造られた迷路は、油断していると本当に迷子になります。

きっと子供も一緒に楽しめるのでは。

大人だって子供に戻ったような気分にさせてくれます。

 

 

太湖石の良し悪しを判断するには、

「透」「漏」「痩」「皺」の4つの基準があるそうです。

穴の大きさや多さで透けて見える景色が良く、

細長く曲線が多いことという意味らしいです。

 

 

庭園には、燕誉堂 、指柏軒、荷花庁、五松園、

臥雲室、湖心亭、暗香疏影楼などの建物があります。

 

 

築山にある臥雲室は、元々は僧侶が使う禅室だったそうです。

目の前に見えていても築山の迷路を何度も行ったり来たり。

なかなかたどり着けません。。

 

 

船の形をした石舫は、客をもてなす場所で、

中華民国時代に造られたそうです。

獅子林最後の園主、貝潤生によって造られたのでしょうか。

 

 

拙政園のすぐ近くにあるので、ツアー旅行などでは、

どうしてもセットで訪れることになると思いますが、

たぶん、拙政園を歩き回って疲れた後では、

太湖石だけちょっと眺めて帰ってしまうんじゃないかと。。

できれば別々に見た方がほうが良いと思います。

小さな庭園ですが見所はたくさんあります。

時間をかけて迷路で遊んでみては如何でしょう。

 

 

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蘇州 新区イオンの小菜園

2017-06-08 00:08:06 | <蘇州>食事・喫茶

新区イオンの中にある小菜園は、江南や広東の家庭風料理がメインのお店です。

家庭料理だからかオープンキッチンにはおばちゃんの姿が。

 

 

内装がちょっと変わっていて、若干レトロ風?

店の中に電柱や電線があったり、自転車が置いてあったりします。

 

 

料理名もそんなに奇をてらったものは少なく分かりやすいです。

値段もごく普通の感じ。

 

 

料理名が分かりやすいと楽しく中国語の勉強ができます。(かな?)

という訳でちょっと勉強してみました。

間違いも多々あるかと思いますが、どうぞご容赦下さいませ。

 

招牌紅焼肉。

 

”焼”は、日本料理では字の通り、「焼く」ですが、

中国では、「水分がなくなるまで煮込む」という意味になります。

紅焼は、醤油煮込みのことです。

招牌の意味は、お店の看板。

なので、この料理は「看板メニューの豚肉醤油煮込み」です。

ちなみに日本料理の「焼く」は、中国語の「烤 kao」が近いです。

焼肉は「烤肉」といいます。

 

木耳山薬。

 

山薬は山芋のことです。

山芋は古くから漢方薬に用いられるので、山薬と言うのでしょうか。

木耳と山芋の組み合わせは薬膳っぽい感じですね。

 

蒜泥生菜。

 

日本で食べ物に”泥”の字が入るのは想像がつきにくいと思いますが、

”泥”は、すりおろしたものという意味です。

例えば、マッシュポテトやポテトサラダは、土豆泥と言います。(土豆はジャガイモ)

生菜はレタスです、この料理は「すりおろしたニンニクが入ったレタス(炒め)」となります。

中国でも最近は生野菜のメニューもありますが、基本的には火を通します。

 

筍の炒め煮。

 

料理名を忘れてしまったのですが、

これが今回一番のお気に入り。(なのに名前を忘れた。。)

干した筍を戻したものだと思います。

柔らかくて味付けもシンプルな塩味系で、お酒とこの筍だけあれば私はもう十分かも。

 

石板蒜蓉蝦。

 

蒜蓉蝦はメジャーな広東料理で、

蝦にみじん切りの油通ししたニンニクがどっさり乗っかっています。

ニンニクの漢字、”蒜”は日本と同じです。

同じパターンの食べ方でよく見かけるのが蒜蓉扇貝(ホタテ)です。

中国で暮らす日本人が割と好んで食べる広東料理じゃないでしょうか。

 

西芹炒腰果。

 

こちらも広東料理でよく出てくる、カシューナッツを使った炒め物。

腰果は、カシューナッツです。

この系の料理でまずハズレはないかと思います。

セロリは、西芹や芹菜といいます。

腰果を使った料理で、日本の中華料理屋さんで人気なのが、

腰果鶏丁(鶏肉のカシューナッツ炒め)ですね。

 

海鮮炒粉絲。

 

粉絲は春雨のことです。

見た目が似ている米粉(ビーフン)の原材料は字の如く米、

粉絲の原材料は緑豆やジャガイモなどから採れるでんぷんです。

どちらも中華料理でよく使われる食材です。

 

砂鍋魚頭王。

 

砂鍋魚頭もごく一般的な料理名で、

魚の頭を野菜などと一緒に砂鍋(土鍋)で煮たものです。

Yahoo先生に聞いてみると台湾で食べたという記事が多かったので、

南の方が有名なのかもしれません。

 

菌王肚条煲。

 

肚は内臓の意味、たぶんこの料理は豚の胃が入っていたんだと思います。

榎と白菜、卵が一緒に入った鍋で、臭みもなく食べ易くておいしいです。

条は細長いものを表します。また細長いものを数える時の数詞として使います。

煲は、深鍋のことです。

料理名は、「きのこと細切りモツ鍋」といった感じでしょうか。

 

今回の食事は総勢7名。

他にも少し料理を頼んで、飲み物やビールも合わせて400元ぐらいなので高くないです。

最近、なかなか大人数で外で食事をする機会が少なくて、

久しぶりにいろいろ食べることができました。

中華料理は人数が少ないとあれこれ食べられないですから。。

料理名や調理の言葉を知ることも生活に必要ですしね。

 

 

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蘇州 お散歩 斜塘老街

2017-06-01 00:06:01 | <蘇州>生活

斜塘老街は、園区 金鶏湖の東側にあります。

昔の街並みが再現されており、飲食店などが並んでいます。

斜塘は歴史のある街で南宋時代の文献に地名が出ているそうです。

 

 

松涛街の近くに一期目ができたのがもう3年ぐらい前になるかと思います。

現在は四期、五期の工事もほぼ終わって星塘街までつながっています。

 

 

行ってみようかとは、ずっと思っていたのですが、

ちょっと不便というか他には何もない場所にあるので。。

 

 

行き方はとても簡単です。

地下鉄1号線の南施街駅から、南施街をまっすぐ南の方向へ歩けば着きます。

場所は、道の名前が松涛街に変わってすぐの辺りにあります。

(ただし、距離は2kmぐらいあります)

バスは115路と128路が使えますが、

南施街駅から鐘園路まで歩かないとバス停がないので、ちょっと遠いです。

伊頓花園東で下車、進行方向(南)へちょっと歩けば入り口があります。

 

 

飲食店が多いですが、絵画や貴金属、工芸品、食料品などを扱う店もあります。

中華レストランでは、顧亭酒家、山珍宝、裕興記など老舗の名前も。

たぶん山珍宝は、以前、観前街にあった鍋料理屋さんだと思います。

 

 

川に沿って店が並んでおり、幾つも橋が架けられています。

園林を模した小さな庭もあったり、ブラブラ散歩するだけでもそれなりに楽しめます。

 

 

日中は食事の時間帯を外すと休憩に入ってしまう店が多いので、

食事目的に行く場合はご注意を。

でも、スタバやCostaなどの喫茶店や中国茶が飲める茶館などもあるので、

さほど気にすることもないかもしれませんが。。

 

 

裕興記は休憩なしで営業していたので、ちょっと入ってみました。

 

小ワンタン 8元。

ワンタンは小腹がすいた時にちょうど良い分量で、

価格も安いので蘇州にいる時にはよく食べます。

小ワンタンは具が少なく、かえってそれが食べ易いです。

 

 

蘇州麺(醤油スープ)+香菇 15元。

スープは醤油(紅湯)と白湯が選べます。

白湯はワンタンのスープと同じだと思います。

この香菇(椎茸)の煮物が美味しくて、白ご飯が欲しくなります。

日本の椎茸の佃煮とほぼ同じ味付けです。

 

 

斜塘老街は、お店をひやかしながら散歩して、お茶か食事をしに行くのがよいかと。

平日の午後に行ったせいか人は少なかったです。夜が賑やかなんだと思います。

公共自転車置き場が松涛街側の入り口近くにあるので、

地下鉄駅から自転車を使って来るのもよいかもしれません。

もしバス好きなら、新区から2路の終点(津梁街首末站)まで乗るのもありです。

 

 

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