中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

2023年の振り返り(2023年の初体験)

2024-01-04 00:01:04 | 小ネタ

新しい年(中国滞在12年目)が始まりました。

中国の年末年始は12月30日から1月1日の3連休、すでに通常営業状態に戻っています。

 

 

今年はどのような年になるのか。。たぶんいつも通り行き当たりばったりなのだと思います。

まずは、2023年に初めて行ったり、体験したことを振り返ってみます。

 

 

極寒の黒竜江省牡丹江とハルビンに行ってみた。

奇麗な雪景色を楽しめますが、氷点下30℃以下でずっと外にいたのは初めて。

長春で生活していた時でも冬の夜は寒くてほとんど出歩かなかったです。

黒竜江省 ハルビン 蘇州から高鉄でハルビンへ

黒竜江省 牡丹江海林市 亜雪驛駅と大禿頂子山

黒竜江省 牡丹江海林(吉林省延辺) 中国雪郷風景区

黒竜江省(吉林省延辺) 雪郷故里と亜布力スキー場

黒竜江省 ハルビン 夜の中央大街と聖索菲亜教堂(ソフィア聖堂)

黒竜江省 ハルビン 冬の松花江

 

 

個室寝台車(高級軟臥)に乗った。

ずっと乗ってみたいと思っていた個室寝台車に乗って西安に行ってきました。

結局よく寝ることはできませんでしたが快適です。

飛行機を使うより時間とお金がかかりますが、別の列車の個室寝台にも乗ってみたいと思っています。

西安 蘇州から直達特快Z86の個室寝台列車で西安へ

 

 

兵馬俑を見た。

中国といえば西安の兵馬俑、これを見ない人は少ないのではと思います。

と言いながら、兵馬俑を初めて見たのは中国に来てから10年後。。

西安 兵馬俑(秦始皇帝陵博物院)

 

 

西安の街は交通の便が良くて動きやすいし、

美味しい小吃もたくさんあって(最近の西安しか知りませんが。。)

また行ってみたいと思える場所でした。

西安 大雁塔と大唐不夜城

西安 西安古城壁

西安 鐘楼 鼓楼 回民街

 

 

上海協青森林公園に行った。

コロナ最中で行く所がなかった時に、上海市内の大きな公園を探して出かけていたのですが、

ここには足が向かず。。行ったのは上海を離れてからとなりました。

上海 上海共青森林公園

 

 

蘇州御窯金煉瓦博物館に行った。

ずっと蘇州には関りがあって、住む前からいろいろな場所に行っていましたが、

金煉瓦博物館はずっと存在も名前さえも知らずでした。

蘇州 蘇州御窯金煉瓦博物館

 

 

張家港の香山に行った。

緑も多くて気持ちのよい公園ですが、行った季節が悪かったのかも。

桜の時期はきっと奇麗なのだと思います。

江蘇省 張家港 香山と金鳳凰温泉

 

 

リアガラスが砕けているバスに乗った。

バスに乗るのは嫌いではないので、通勤や買い物でも積極的?に使う方なのですが、

ガラスが割れたまま、何事もなかったように運航しているバスに乗ったのは初めて。

(乗っているバスのドアが開かなくなったり、事故って途中で降ろされたことはあります)

運転手はこれをなかったことにしたいのか、

急アクセル&ブレーキでガラス片を落とそうとしているかのような運転を繰り返します。

ブレーキを踏むたびにガラス片が音を立てて座席の方まで降ってくるのでスリル満点。。

 

 

蘇州の北太湖(北太湖旅游度暇区)に行った。

水田を間近で眺めたのは、本当に久しぶりでした。

田んぼがあるだけで他には特に何もない場所ですが、次は稲穂が頭を垂れる時期に行ってみようと思います。

蘇州 北太湖の稲香公園

 

 

蘇州で野良ハリネズミを見た。

中国はハリネズミの生息地域ですが、なかなか見かけることはありません。

でもマンションの中で親子と思われる3匹のハリネズミを見ました。

住民が猫に餌をあげている場所で、夜中に猫の餌を食べています。

しばらくの間、毎晩姿を現していたのですが、最近は見なくなりました。

 

 

石湖の新郭老街に行った。

ずっと閉ざされたままだった新郭老街。

石湖へ散歩に出かけたときに偶然開いているのを見て入ってきました。

これから開発が進んでもっと賑やかになるのでしょうか。

蘇州 石湖 新郭老街

 

 

浙江省の千島湖と芹川古村へ行った。

日本では見ることができない大面積のダム湖、大きすぎて楽しみ方がいまいちよく分からずでした。

芹川古村はお気に入りの場所になりました。

でも遠くて不便な場所なので次に行くことがあるかどうかは不明。。

浙江省 千島湖 蘇州から千島湖へ

浙江省 千島湖 中心湖区と島めぐり(前編)

浙江省 千島湖 中心湖区と島めぐり(後編)

浙江省 千島湖 梅地亜君瀾度假酒店(ナラダ千島湖リゾート)と晩ごはん

浙江省 千島湖 天嶼景区と千島湖植物園

浙江省 千島湖(淳安県浪川郷) 芹川古村

 

 

蘇州工業園区の陽澄湖の半島田園で農作物の収穫をした。

半島田園は、何というか空き地にやっつけで造ったような観光農園で、秋には花畑もそれなりに奇麗です。

種類は多くないですが、季節ごとの農作物が植えられていて自由に収穫できます。

 

 

葉っぱは虫食い穴がたくさん開いているので、農薬は少ないか使っていないと思います。

どの野菜も値段は変わらず、全部の重さだけでまとめてお金を払って持ち帰ります。

1斤(500g)6元なので、スーパーや野菜市場で買う値段とあまり差はないです。

 

 

地下鉄に乗って上海まで行ってみた。

工業園区の唯亭から上海との境にある昆山の花橋まで、地下鉄11号線が開通しました。

花橋で上海の地下鉄11号線と接続しているので、地下鉄だけで上海まで行けるようになりました。

唯亭から花橋まで乗り続ける人は少なく、昆山市街地や昆山~花橋間は結構利用客が多いです。

今は、唯亭で必ず3号線から11号線、またはその逆に乗り換える必要がありますが、

現在直通運転できるように工事中です。

 

 

この工事が終わるまでは、唯亭ではなく陽澄湖東から11号線に乗ることになり、

唯亭から陽澄湖東の間は無料のシャトルバスが走っています。

乗ってみた感想は、楽で安いけど、やっぱり時間はかかる。。です。

蘇州新区から唯亭まで1時間、唯亭から花橋まで1時間半、

上海の中心まで行くには、上海地下鉄11号線+αで、また1時間半ぐらい必要なので。。

 

※年末に地下鉄3号線の行先表示が唯亭ではなく葑亭大道になっていたので、

また何かしらの変化があった(工事が終わった?)のかと思います。

 

 

2023年の初体験はざっとこんな感じで、

他に木涜の古松園と榜眼府第、蘇州博物館西館なども初めて行きました。

蘇州 木涜古鎮の古松園

蘇州 木涜古鎮の榜眼府第

蘇州 蘇州博物館西館

 

ここ数年、自由な時間を作るのが難しい状態がずっと続いている割には、それなりに稼げた?気もします。

今年も仕事のストレスが解消できるような楽しい時間が作れるとよいのですが。

日本はまだお正月休み中の方もいらっしゃいますよね。正月三が日という言葉も懐かしいです。

能登の地震は中国でも連日詳細に報道されています。羽田の事故もすぐに報道されました。

 

 

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小ネタ 中国の案内矢印

2023-09-28 00:09:28 | 小ネタ

中国の案内矢印を見てもピンとこないことが多いのは私だけなのでしょうか。

以前(割と最近まで)は、え?どういうこと?と思うことが多かったです。

 

 

日本の皆様は、問題1~3の写真を見て直感的にトイレがどこにあるか分かりますか?

問題1。

 

 

問題2。

日本で斜め向きの案内矢印ってありましたっけ?

 

 

問題3。

こんな案内板があったら、ここにトイレがあると思いませんか?

 

 

この例は、蘇州のとある商業ビルの4階ですが、どこに行っても案内矢印は大体同じです。

ちなみに、問題1の写真が最寄りのトイレに一番近くて、問題3の写真が最も遠いです。

 

答えは、

問題1の場所からは後ろの方向にトイレがある。

問題2の場所からは右斜め後ろ方向にトイレがある。

問題3の場所からは後ろの方向にトイレがある。

 

問題3の写真と同じような案内は、いろいろ場所でよく見かけますが、

以前は、あの案内板はここにトイレがあることを示しているのだと思って右往左往したものです。

基本的に上下方向を表す矢印は書かれていません。

平面図を上から見ていて、直線的な方向を表していると考えればOKです。

 

通路に沿った案内矢印は滅多に目にすることはありませんが、

こちらのパターンは、少し通路に沿った感じの案内です。

それでも、並べる順番を少し変えてくれるだけで、もう少し直感的に分かりやすくなると思うのですが。。

 

 

さすがに最近は理解しているつもりですが、それでもやっぱり違和感があります。

これって私だけなのでしょうか。。

昔、カーナビの開発に関わっていたことがあるので、

その頃の案内矢印の考え方が、私の柔軟性を失わさせているのでしょうか。。

 

 

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2023年労働節の日本一時帰国

2023-05-18 00:05:18 | 小ネタ

今年の中国の労働節は4月29日~5月3日まで5連休でした。

といっても2日間は振替出勤ありで2日間は普通に土日、休みが増えたのは1日だけ。。

 

 

諸々の手続きやどうしても日本でやっておきたいことがあったので、

とんぼ返りで一時帰国することにしました。

現在は国際線の便数も大幅に増え航空券の値段もかなり下がりました。

直前に予約したので通常よりは高かったですが、それでも昨年の値段と比べると半額以下でした。

 

 

中国の労働節の連休はどこの観光地も大賑わいだったようです。

日本に帰る時は直行便の便数が多くて値段が比較的安い上海浦東空港を利用するのですが、

飛行機の予約と同時に高鉄の予約も済ませて正解でした。

いつも通りの感覚で高鉄を予約していたら満席で切符が買えないところでした。

 

 

事前にワクチン接種も登録して準備していた、Visit Japan Webのファストトラック。

ありがたいことですが、帰国直前にワクチン接種証明もPCR陰性証明も不要になり、

結局、日本入国の際に一度も使うことはありませんでした。(せっかくなので税関は使ってみました)

 

 

また、ほぼ同時に中国入国にPCR検査も不要になり、

自主抗原検査でOKとなったので、日本へ行く国際線も混雑しているかもと思っていたら。。

チェックインカウンターは、場所を間違えたかと思うほど誰もいません。

去年のコロナ中の時の方がずっと人が多かったです。

 

 

便数が増えた分、人も分散したのでしょうが、チェックインカウンターに人がいないのは初めて見ました。

帰国に利用した便は、浦東T1サテライトターミナル出発だったので、

こちらも人は少ないだろうと思っていましたが、想像以上に人影なし。

 

 

営業しているお店も少ないです。

中国は、まだ一部の国への団体旅行しか認めていないことと、

まだビザなしで外国人は入国できないのもあって、国際線の利用客は少ないのかと思います。

 

 

混んでいると思って早めに空港へ行ったのですが暇を持て余しました。

拍子抜けするぐらいスムーズに出国、搭乗。飛行機はほぼ満席でした。

関空に着陸してから入国までのルートもほぼ通常状態に戻っています。

 

 

国際線の機内食も復活しているのですね。3年ぶりに食べました。

中華系航空会社の機内食は昔と比べるとずいぶん進化したと個人的には思っています。

日本行の便だと、日本食っぽいものも出るようになりましたし、バター、塩、胡椒も付いています。

 

 

どうしてもやっておきたかったこととは。。日本の部屋の24時間換気の修理。

どうやら、昨年の秋ごろにはエラー表示が出て換気できなくなっていたようで、

梅雨に入る前までに直しておきたかったのでした。

10年以上前の物なので、修理ではなく給湯設備全体の買い替えなども薦められましたが、

そんなことをする時間もお金もなく、全てお断りして換気モーターの取り換えで済ませました。

最小限の出費で懸念事項が無事解決して気分もすっきり、少しだけお散歩にでかけました。

 

 

今は、東南アジアからの観光客が多いのですね。

まだ中国からの団体旅行は認められていないので、中国語はあまり聞こえてきません。

ユニバーサルスタジオジャパンは、夜遅くまで大勢の人で賑わっていました。

日本も中国もやっと元に戻りつつあることを実感します。

 

 

一時帰国中の食事のほとんどはコンビニ弁当やスーパーの総菜で済ませました。

外食は1回だけ、しかも駅の立ち食いうどん。でもずっとこれが食べたかったので満足。

中国で展開していた、はなまるうどんも丸亀製麺も日本の店舗と違って、

メニューも値段も味もすべて中途半端で美味しいと思ったことはありません。

日本食がいくら人気でも美味しくない店に客は来ないので撤退は仕方ないことでしょうね。

 

 

ニュースで今年のGWに海外へ出かける人も多いと聞いていたので、

中国へ戻る日は、少し早めに関空に行きました。

でも、行列ができているのは中国行の便ぐらい、それでも以前ほど行列は長くありません。

乗客のほとんどが中国人のようでした。

 

 

機内からは懐かしい日本の景色がよく見えました。

淡路島上空からは明石海峡大橋もはっきり。

 

 

福岡上空からは関門海峡も見えています。

反対側の座席だったら、きっと阿蘇山も見えていたのだろうと思います。

 

 

中国入国に必要な抗原検査の結果登録は出国時と同じように出/入境衛生健康申報の中で行います。

陰性を選択すればOKで、日本で搭乗手続きする際のチェックもありません。

 

 

中国、日本のどちらも入出国はほぼ通常状態に戻りました。

ただ、浦東空港も関西空港も食事ができる店はまだ少ないままです。

きっと夏ごろには団体旅行客の受け入れも始まって混雑するようになるのでしょう。

航空券も値下がりしていますし、今年からは気軽に帰国できそうでほっとしています。

ただし、先週ぐらいから上海でも再び新型コロナ感染が広がっているようなので気を付けないとです。

 

 

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蘇州 HSK4級受験

2022-07-21 00:07:21 | 小ネタ

早いもので、中国で仕事を始めてもう10年になろうとしています。

でも恥ずかしいことに未だ満足に中国語で会話ができません。。

 

 

日常生活では、知っている単語を並べて何とか意思疎通はできるのですが、

中国語での会議となるともう。。お手上げ状態です。

 

 

自分の能力を冷静に判断して、今更、中国語ペラペラになれるとは思いませんが、

現在の実力はどの程度なのかを知り、もう少しだけでも能力を向上させるきっかけになればと、

中国語検定のHSK4級を受けてみることに。

 

 

受験してみようと思い立ったのが前回の日本一時国の時。

受験には費用もかかりますし、せっかくなら合格したいので、

中国入国後隔離期間の1ヶ月間を勉強時間に当てようと目論みました。

 

 

とにかく語彙を増やさないとどうにもならないし、

模擬試験を何回も受けて試験慣れしようと日本で買ってきたのがこの2冊。

ちなみにHSKは初級の1級から最上級の6級(日本と級の考え方が逆です)まであります。

4級は、”中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、中国語を母国語とする相手と、

比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。”のだそうです。

 

 

中国国内でHSKを受験する場合、漢語考試服務網(www.chinesetest.cn)から申し込みできます。

申し込みにはユーザー登録が必要で、登録したメールアドレスに受験票などの情報が届きます。

また試験結果はWebでも確認できますが、紙は郵送されてくるので住所などの連絡先も登録します。

受験料はWechatで支払い可能です。

 

 

HSKの受験方法は2つあります。

1つ目は手書きのマークシートと筆記試験、2つ目は網考と呼ばれるPCを使ったネット試験で、

どちらか好きな方法を選べます。

メリット、デメリットも人それぞれだと思いますが、

最も大きな違いは作文問題のパートで文字を手書きするかPCでピンイン入力するかです。

PCやスマホでピンイン入力に慣れている方なら、網考がかなり有利かもしれません。

私の場合、最近は日本語の漢字ですら手書きで書こうとすると悩むことがあるので網考を選択しました。

 

 

試験の1週間ほど前に受験案内メールが届きます。

案内に従って受験票をダウンロード、印刷して受験会場へ持参します。

申し込みに使ったパスポートもお忘れなく。

 

 

蘇州の受験会場は園区に2カ所あるようです。

私の選んだ試験会場は鳳凰国際大厦の13階にある洪恩教育培訓中心。

地下鉄1号線の星海広場駅から徒歩5分ぐらいの場所です。

 

 

隔離期間中は有り余るほどの時間があったにも関わらず勉強は遅々として進まず、

本気で(焦って)取り組みだしたのは試験の1ヶ月ほど前。。

最後は”己の実力を知る”という当初の目的も忘れ、

高いお金を払って受験するのだから、手段は選ばすとにかく合格するぞという方向へ。

 

 

HSK4級試験は、リスニング、リーディング、作文の3つのパートに分かれていて、

それぞれのパートで各100点、合計300点満点の正解率60%、180点で合格です。

 

 

リスニングは、TOEICのようなひっかけ、意地悪問題はほとんどありません。

もし、よく聞き取れなくても会話の中に含まれている単語が正解というのもたくさんあります。

リーディングの中の文章並び替えは、接続詞と呼応表現だけ頭に叩き込んでおけば、

正解率はかなり上がると思います。

作文は、減点方式(ドラゴン桜に出てきた東大受験の英作文と同じ)ようなので、

例えば公共バスの写真が出たら、難しい文を作らずに、

我坐公共汽车去学校(私はバスに乗って学校へ行く)でもう十分なハズです。

で、試験結果は。。これまたお恥ずかしい点数ですが何とかギリギリ合格。

 

 

リスニングは練習問題の内容とさほど変わらないような感じだったのですが、

模擬試験の時よりもずいぶん点数が下がりました。

リーディングと作文の点数は模擬試験とほぼ同じ感じで、文法が根本的に理解できていません。

おそらく網考で受験しなかったら合格していない可能性大でした。

Web上で他の受験者との比較なども見られるようになっています。

 

 

蘇州で試験を受けていたのは若い方が多く、英語圏の方々も結構おられました。

明らかに母国語が中国語の中国人(おそらく外国籍の中国人)の姿も。

日本人の受験者も私と違って皆さん中国語が堪能な感じでした。

やっつけ勉強でしたが、接続詞と呼応表現を覚えたことで、

単語だけ聞き取れても結論が理解できなかった会議内容が少し分かるようになりました。

 

 

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2022年の日本一時帰国(中国入国後健康観察隔離@蘇州編)

2022-04-07 00:04:07 | 小ネタ

江蘇省ルールでは入国後2週間の集中隔離が終わっても更に2週間の健康観察(居家隔離)があります。

健康観察というのは名ばかりの完全隔離。結局、大陽山商旅酒店での隔離継続となりました。

 

 

健康観察は基本的には家に帰って隔離を続けることになりますが、1人住まいであることが絶対条件です。

1人住まいでも認められなかったと言っていた台湾人もいましたので、

例えばホテル形式のサービスアパートメントだとNGになったりするのかもしれません。

 

 

居家隔離の能否は社区が判定します。

集中隔離中に社区から連絡がありますので、家に帰るか隔離ホテルでの滞在を2週間延長するかを伝えます。

家に帰りたくても条件に合わなければ強制的に隔離ホテル滞在延長になります。

 

 

居家隔離が認められると集中隔離終了の翌朝に白い服を来た人達が専用車でお迎えに来るハズです。

居家隔離の内容について社区に確認したところ、一歩たりとも外へ出ることは許さない。

デリバリーや宅配便の受け取りはできるが自分で取りに行くことはできず、

小区のボランティアに届けてもらうという絶望的なルールでした。

 

 

白い服の人達に部屋まで護送された後、更にドアを封印されて小区中の噂になるのも嫌でしたので、

家に帰ることを諦めて、ホテル滞在を2週間延長することにしました。

ちなみに居家隔離を選択するとこのように封印されるそうです。

 

 

ホテル延長の手配などはすべて社区が行うので自分で予約をとる必要はありません。

なお健康観察期間のホテル代も自腹です。

 

 

健康観察期間も集中隔離期間も食事(中華弁当)の内容は変わりません(当たり前ですよね)。

メニューは1週間ぐらいのローテーションになっています。

だいたい何でも食べられる人なのですが、3週目にはげんなり。。もう箸が進みません。

 

 

時々、メインとサブのおかずの配置と量を変化させて雰囲気を変えるという姑息な手段?も取られます。

味付けは蘇州らしく甘いか塩味系が多いです。

お米は硬めで美味しくないです。冷めるともう食べる気がしません。

私にとっては特に夕食が運ばれてくる時間が早すぎて(17時前に届いたりします)。。

 

 

週一ぐらいで少し辛い料理が入りますが激辛はありません。

日本人にとってはこの方がありがたい人も多いかもしれませんが、

中国の方々でも西の方や北の方の出身者にとっては厳しい味付けかもです。

 

 

食べ物は、朝、昼、下午茶(3時のおやつ)、夕と1日4回運ばれてきます。

朝はお粥、饅頭、パンなどで、昼食と夕食は油まみれの中華弁当と果物やヨーグルトなどのデザートです。

3時のおやつはケンタッキーフライドチキンが来ることもあれば、サラダや果物、ケーキだったりします。

飲み物はスターバックスやCOSTAの甘い系コーヒーなどもあります。

 

 

ホテルの施設が古いためか、天井から水漏れや停電、エアコンが使えないなどの苦情が何度か出ていました。

幸い私の部屋での水漏れやなどはありませんでしたが、1度だけホテル全館での停電が発生しました。

また時々お湯が出なかったり断水したりすることもありました。

ネットは使えないレベルではありませんがちょっと遅いです。

日本とTeamsを使ったWeb会議を何度か行いましたが、映像・音声ともに問題ありませんでした。

入居者が増えると、特に夜は遅いことを体感できるレベルになることもあります。

コンセントは電源3口+USB充電口3口のテーブルタップも置いてあったので助かりました。

 

 

部屋の窓は開けられます。

きっとこのワイヤーが切れると通報されるのだと思います。普通の開け閉めでは気にする必要はありません。

ドアにもセンサーが付いていて、長時間ドアが開いていたり、人が出たことを感知すると通報されます。

ドアの外に出て通報された人もいたようで、グループチャット上で注意喚起がなされていました。

 

 

コロナが治まるまでは中国での日常生活に欠かせない健康コード。

海外は高危険地区扱いになっているため入国後の時間経過でどのような変化を見せたかというと、

外国人用(入境人員版)や各地域ごとの健康コードでかなり差がでました。

 

 

行程卡は海外にいたことを認識しなかったようで、日本という表示は出ませんでした。

上海で3日間隔離でしたので、蘇州に入ってから2週間は上海の滞在履歴(危険地域の*印付き)も表示されています。

今は監視が厳しくて、*印が付くと地下鉄に乗れなかったりスーパーに入れなかったりします。

 

 

蘇州の健康コード、蘇康码が最も多彩?な変化を見せました。

入国後すぐは緑、翌日には赤、14日を過ぎると緑でその2日後には黄色、

居家隔離期間中は黄色で14日以内に海外や危険地区に行った人は報告ことがある人は報告して下さい表示に。

いやいや、もう入国後21日過ぎてますから。。色的にはコンプリートです。

不安になって社区に問い合わると、健康観察隔離(居家隔離)が終われば自動的に緑に戻るそうです。

 

 

蘇康码が緑で行程卡の*印さえ消えれば日常生活には支障がでないですし、

上海の健康コードも緑なら、緊急事態で帰国が必要となっても何とか浦東空港まで移動はできるハズ。

上海の健康コード、隋申码は入国後すぐは黄色、4日後あたりで赤、14日後に緑になりました。

 

 

私の健康コードコレクション、入国時は見事に黄色や赤色表示でしたが、

地域によって多少のタイムラグがあるものの、蘇州と北京以外はだいたい2週間後に全て緑に変わりました。

しばらく北京に行くこともないのでまあいいかと思っていたら、健康宝も3週間後には緑に戻っていました。

ちなみに長春の健康コード吉祥吗は未だに外国人対応がダメダメで、登録ですら長春市政府への申請が必要です。

先日は瀋陽総領事館経由での申請受付の連絡が届いていました。

健康コード登録ごときで領事館なんて、都市部に暮らしておられる人には信じられないと思いますが、

吉林省というのはこういう地域なのです。。

今までは吉祥吗が無くても何とかなっていましたがロックダウンになって以降はPCR検査などで必須のようです。

私は巻き込まれずに済んだので未登録のままですが。。

今、上海にお住いの方々も身動きもとれず大変かと思いますが、長春は更にご苦労なさっていると思います。

 

 

蘇州ルールでは、入国後から解放されるまでの28日間に計8回のPCR検査があります。

入国時に浦東空港で1回、集中隔離期間中に4回、居家隔離期間中の3回で、

居家隔離最終日の検査結果は、隔離解除証明と一緒に紙でも受け取れます。

 

 

私の隔離期間中にも、日本から子供さんを連れてこられた方がいらっしゃるようでした。

小さなお子さんと一緒にこのような環境で14日間もしくは28日間過ごさなければならないのは、

本当に大変なことだと思います。

 

今回の一時帰国に要した費用を計算してみると、

中国国内移動、航空券、日本での交通費とPCR検査費用、中国隔離ホテル費用だけで、

1元=19円で計算すると、日本円換算で60万円弱ぐらいになりました。

そのうち、中国で払った隔離ホテル代(合計28日)だけでも21万円ちょっと。

これとは別に日本で諸々使った金額を足し合わせると計100万近く使っているかと。。

往復必要経費だけで60万は貧乏人にはさすがにもう無理です。

コロナが終息するか、この鎖国と隔離政策が終わらない限り、金銭面でも次はいつ帰られるか見当もつきません。

 

 

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