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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

重慶 8D都市のお散歩 解放碑周辺とか通遠門で迷子になったりとか

2025-04-17 00:04:17 | <重慶>

解放碑は、1947年に落成した抗戦勝利記念碑、人民解放記念碑とも呼ばれる高さ27.5mの塔です。

中華民国時代にはこの場所に国民を鼓舞するための堡塁が造られていたのだそうです。

 

 

解放碑を中心に民権路、民族路、鄒容路が交差する地区が大きな商業圏になっています。

この辺り一帯が解放碑歩行街と呼ばれているのだと思います。

 

 

解放碑歩行街のある場所は標高約265mの台地の上部です。

出典:論文 重慶の再開発と階段の行方

 

朝天門や洪崖洞の川岸の標高が約164mなので、嘉陵江側(北側)から見ると、

高さ100mの崖の上に大きな繁華街がある感じになります。

 

 

長江側(南側)から見ると急勾配ではあるものの十八梯の階段を下ったその先は、

長江の川岸まで少しなだらかな傾斜になっています。

 

 

今回の重慶旅行はあまり時間がなく、駆け足で人気スポットの一部を巡ってきました。

洪崖洞から解放碑歩行街にかけての一帯は深夜まで多くの人で混雑していました。

 

 

屋台の並ぶ路地もたくさんあって、洪崖洞や解放碑歩行街よりは人も減るので、

お散歩という意味では屋台をひやかしながら路地をぶらぶらする方が楽しめます。

 

 

重慶市街地は高低差を覆い隠すように高層ビルが立ち並び、上層階も地面と繋がっていたりするので、

地元の人にとっては当たり前のことでしょうが、道を尋ねてもすぐに理解できなかったり間違えたり。。

 

 

山城巷から通遠門(通遠楼)に立ち寄って軌道交通1号線と10号線の七星岗駅に行こうとした時は、

スマホナビがまともに動かずに何度も地元の人に道を尋ねました。

 

 

この時は、まず山城巷を抜け出して金湯街に出るまでの間に2回。。

 

 

金湯街まで出れば通遠門まではまっすぐ道なりなのでここまでは大丈夫。

確か七星岗駅に行くなら通遠門の公園の中を通って行くのがよいと保安員が言っていた。。気がします。

 

 

通遠門は無料の公園になっています。

通遠楼は2005年に再建された建物のようです。

 

 

重慶の九開八閉と呼ばれる17の城門のひとつで明代に造られました。

また、ここの城壁の一部と門は取り壊されずに現在まで保存されています。

 

 

門の上から見下ろすと、通ってきた金湯街と駅の方へ向かう和平路は立体交差で繋がっていません。

保安員が言っていたのはこのことだったのかもです。

 

 

ただしここから先のことまでは聞いてなかったので、七星岗駅がある方角に近い路地を進むことに。

路地の先にあったのは、集合住宅が建ち並ぶ鼓楼巷の小区。。

 

 

どうやったら駅前(駅裏?)の興隆街に出られるのか分からず、

ここでも2回道を尋ねて、ようやく興隆街と同じ高さにある名前も分からない路地に出ました。

高低差を考えて道を聞いていなかったら、おそらく前方にある5階建ての階段を下まで降りていたはずです。

 

 

重慶で地鉄駅(地下鉄駅)はどこですかと聞くと、皆さん、え、地鉄。。と一瞬戸惑った顔を見せました。

蘇州では地下鉄でも軽軌でも地鉄駅はどこですかと尋ねられるので、どこでも同じなのかと思っていましたが、

重慶の人は日本人が電車、モノレール、地下鉄を呼び分けるのと同様に、

軽軌(モノレール)と地下鉄を呼び分けているのかもしれません。(あくまでも個人的な想像です)

もしこの想像が正しければ、道を尋ねる際には気を付けた方がよいかもです。

 

 

コメント
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