朝陽公園は、各国の大使館が多く集まる亮馬橋エリアにある有料の大きな公園です。
日本大使館も近くにあります。

北京のセントラルパークと言ったところでしょうか、違うかな。。
北京を幾重にも取り囲む環状道路のひとつ、四環路の内側では最も大きい公園です。
(環状路の番号が小さい場所は都心、大きくなるほど郊外になります)

公園の大きさは、南北約2.8km、東西約1.5km。
ぐるっと周るだけで2時間ぐらい必要です。
中には結婚式場もあるようです。

ジョギングコースも整備されています。
足の負担を減らすように柔らかい塗装が施されています。

入園料は5元。 開園時間は朝6時から夜の10時まで(冬季は夜9時まで)です。

公園はざっくり北+中エリアと南エリアに分かれており、
北側~中央は池や森が多く配置されています。

南には遊園地など子供向けの施設が多くあります。

平日の昼間に覗きに行ったせいもあるのか、ほのぼのとした雰囲気の公園です。
お年寄りと孫のような組み合わせが多かったです。

公園の中ほどにある桜の谷には1600本の桜の木が植えられています。
写真を見た感じでは八重桜でしょうか。
2002年に日中国交正常化30周年を記念して植えられたそうです。

公園内の施設やモニュメントなどは、
すごく大きい、広い、立派な、というイメージを連想させる名前が多いのですが、
行ってみると、え、何これのこと?何かあった?という場所もそこかしこに。
ちなみにこれはたぶん”生命の源”。

もちろん名前負けしないものもあります。
世紀噴泉広場は、ここで放水しているところが見られたらかなり迫力があると思います。

でも。。
これと同じ感覚で名前に釣られて行ってみると気付かずに通りすぎそうな所も。
”南門大草坪”なんて言うのは、大して広くもない普通の芝生の広場のひとつだし、
歓迎中心島劇場!みたいなアーチにひかれて劇場まで行ってみたら、
長らく使われていない感のある、立ち入り禁止の屋外劇場が。

案内図はちょっと分かりにくいです。
行けそうに見える所も実際には関係者以外立ち入り禁止だったり、
避けて進むと公園から出る以外に道がなくなって延々と引き返すなんてことも。

国家4A級旅游景区に指定されていますが、
何かのイベントでもない限り旅行客が来るような場所ではなさそうです。
まあ、いろいろとツッコミどころもありますが、
ジョギングをしたり、のんびりと散策できるいい公園だと思います。
トイレなどは少し古いですが綺麗に清掃してあるので安心です。



















































