中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

上海 浦江郊野公園

2020-04-30 00:04:30 | <上海>観光

浦江郊野公園は上海市の南の方にある大きな公園で、

上海市が郊外に建設を進めている5大郊外公園のひとつです。

 

 

この公園の一番の見所は、奇跡花園と名付けられた花畑です。

 

 

地下鉄最寄駅は8号線の終点、瀋杜公路駅です。

駅から少し歩きます、駅に近い入り口は1号門になります。

入園料は50元です。

 

 

私が行った時にはまだ入場人数制限があって事前予約も必要でしたが、

見た感じ明らかに公表している制限人数を越えているような。。

 

 

家族連れや若い人達で結構な賑わいでした。

 

 

入場ゲートを通ってすぐにあるのが花精霊城堡。

花精霊城堡に登ると、奇跡花園の全体を見渡すことができます。

 

 

また奇跡花園を囲む回廊からは、いろいろな方向から花畑を眺めることもできます。

 

 

公園の総面積(計画面積)は15平方km以上ありますが、

現在開園しているのはまだ一部分のようです。

 

 

奇跡花園の他には、活力森林区、柳鷺田園区、森林遊憩区、濱江漫歩区などがあります。

2時間ほどあればぐるっと一回りできそうです。

 

 

基本的には草木を愛でる公園のようです。

色とりどりの花が楽しめます。

 

 

季節ごとに植え替えられているのかと思います。

 

 

食事ができる場所はいくつかあります。

池の近くには軽食や売店、他にもレストラン、バーベキュー広場などがあります。

 

 

レストランには観光施設の中としてはリーズナブルな価格の定食もあるようですが、

まぁ美味しくはないでしょうね。。

 

 

奇跡花園以外の見所はほとんどありません。

花畑はしっかり手入れされていて綺麗なのですが、

これで50元を取るのはちょっと高いかなぁという印象です。

確かに手間はかかっていると思うので仕方ないですかね。

 

 

普段であれば、上海は仕事をするだけでほとんど出かけることはありませんでしたが、

今は蘇州に帰るのも少々面倒になっているので、

休日には上海の公園巡りをしたりしています。

 

 

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蘇州 虎丘~七里山塘の古運河遊船

2020-04-23 00:04:23 | <蘇州>観光

運河の街、蘇州には観光船がいくつもありますが、

虎丘~七里山塘の遊船も蘇州らしい運河の景色が楽しめる観光船のひとつです。

 

 

虎丘から七里山塘への片道に乗ってみました。

虎丘の山門の前、西山廟橋と望山橋の間に乗り場があります。

 

 

夕方17時30分が虎丘出発の最終になります。

七里山塘から虎丘への片道、虎丘から七里山塘への片道、往復、

それぞれお好みで乗船券の購入が可能です。

 

 

この運河が造られたのは唐代だそうです。

運河沿いの古い建物は、人が普通に暮らしている民家です。

 

 

川を生活に利用するような造りになっています。

 

 

七里山塘から虎丘まで続く山塘街は、運河の北側にあるので、

虎丘から船に乗る時は左側、七里山塘から乗る時は右側の席に座る方が、

よいかもしれません。

 

 

とは言え、山塘街の古いお寺や邸宅などは船からでは分かりにくいので、

どちら側でもあまり気にする必要もないかも。

 

 

私は橋好きなので、橋が良く見える前の席へ。

じっと大人しく座っていなくても、写真を撮りに船の前へ行く程度なら怒られません。

また船の窓は開けられるようになっているので、

気候の良い時は窓を開けて景色を楽しめます。

 

 

乗船時間は30分ほど、以前は観光案内もあったような気がしましたが、

この日は特に何もなく静かに運河を進んで七里山塘に到着です。

 

 

船を降りると、静かな虎丘側の乗り場とは違って観光客で溢れています。

 

 

夜の山塘街はライトアップされて昼間とはまた違うの風景を楽しめます。

 

 

七里山塘には他にもいくつか観光船があります。

古城河に行く船や七里山塘周辺をぐるっとまわるものなど。

時間に余裕があるなら、昼間と夜で別の船に乗ってみてもいいかもしれません。

 

 

今の虎丘や七里山塘はどうなっているのでしょうか。

新型コロナ騒動が始まってからはまだどちらにも行っていません。

もう観光船も再開しているのかと。

騒ぎが収まればいつもの賑やかな山塘街に戻るのでしょうが、

団体旅行客のいない今の方がゆっくり楽しめるのですけどね。

 

 

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蘇州 虎丘

2020-04-16 00:04:16 | <蘇州>観光

まだ蘇州へはなかなか戻れず。。昨年行った場所などを記事にしています。

虎丘は蘇州郊外にある標高30mちょっとの小高い丘で、

丘の上に立つ八角形の塔、雲岩寺塔(虎丘塔)が有名です。

 

 

蘇州市街からでもの少し北側に行けば遠くにある雲岩寺塔が見えます。

北環状線などを車で走ると北西の方向に見ることができます。

 

 

雲岩寺塔は北宋時代、961年に完成した八角形7層レンガ造りの塔で、

地盤沈下などで現在は3度強傾いており、東洋の斜塔とも呼ばれます。

 

 

諸説あると思いますが、実際に傾きだしたのは明代ごろかららしいです。

 

 

虎丘には春秋時代の呉の王、闔閭の墓があります。

剣池の下に墓への入口があるといわれています。

 

 

また、闔閭の息子、夫差は父のために3000本の剣や財宝を

埋めたと伝えられており剣池の名の由来になったとも、

後の秦の始皇帝や三国時代の孫権が、その剣を探して掘った跡だともいわれています。

 

 

剣池の前に広がる千人石は、剣や財宝を埋めた秘密を守るために

埋葬に従事した者たち千人を殺害した場所という説もあります。

 

 

虎丘はもともと海湧山と呼ばれていましたが、

闔閭を葬った3日後に白虎が現れて墓を守ったという言い伝えがあり、

これが虎丘という名称の由来になっているそうです。

 

 

雲岩寺塔や剣池を見るだけなら、そんなに観光時間は必要ありません。

のんびりするなら茶店でゆっくりお茶を飲んだり、

盆栽園も回ってみるのもよいかと思います。

また、年に2度ほど花のお祭りがあるのでその時期に行ってみるのもよいかと。

 

 

今は蘇州の観光名所ですが、

過去には数度の火災があったり、荒廃していた時期もあったようで、

荒れ果てた虎丘や朽ちた雲岩寺塔の写真をどこかで見た覚えがあります。

 

 

虎丘に来たのはもう5~6年ぶりぐらい。

周辺は再開発が進んでおり、ふもとの雰囲気も以前とはすっかり変わっていました。

昔あった小さな土産物屋さんが並ぶ通りもなくなっています。

 

 

虎丘と石路まで結ぶ運河ができたのは明代のころ、

この運河沿いの道が山塘街です。

 

 

歴史のある建物がいくつか残っているので、

時間があるなら石路から虎丘まで歩いて行くのも楽しいです。

また、虎丘~山塘街(石路)の間は、運河の観光船も出ています。

この観光船もまた後ほどご紹介します。

 

 

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上海 顧村公園の桜

2020-04-09 00:04:09 | <上海>観光

顧村公園は上海の桜の名所のひとつです。

桜の季節は特にたくさんの人で賑わいます。

 

 

3月中旬ごろから4月中旬ごろの期間は、

櫻花節というお花見イベントも開催されます。

 

 

例年だとこの時期は毎日数万人、多い時には10万人以上の人出になるので、

人を見に行っているのか桜を見に行っているのか分からない状態になります。

 

 

今年は、新型コロナの影響で入場人数制限と前日までの予約が必要でしたので、

いつもより絶対に人は少ないはず。

というわけで、初めて顧村公園へお花見に出かけてきました。

 

 

地下鉄の最寄駅は7号線の顧村公園駅です。

入園には検温と上海の健康登録QRコード、隋申码の提示が必要でした。

(今週から上海では公園やデパートでの検温がなくなった場所が増えたので、もう必要ないかも)

 

 

とても大きな公園で案内図も少し分かりづらいので下調べせずに行くと、

門を入ってからどこに行けば花見ができるのかちょっと迷います。

 

 

桜並木がある道には桜の名前がついているので、まずはそこを目指します。

櫻花路、櫻花大道など数キロの道沿いに桜の木が植えられています。

 

 

並木道から外れて、細い道へ入って行くと、

外からは見えない場所にも所々咲いています。

 

 

お花見のメインの場所は櫻花園です。

2ヵ所に分かれた芝生の大きな広場には桜の木がたくさん。

 

 

桜の木の樹齢はまだまだ若く、ほとんどが細い木なので、

すごいなぁと思うような桜はないのですが、

これだけ数が多いとそれなりにお花見が楽しめます。

 

 

お花見以外では、子供向けのアトラクションやチョコレート工房などがあります。

子供向けのアトラクションの恐竜世界や児童森林嘉年華は営業していました。

 

 

普段ならチョコレート工房で手作り体験のようなことができるのかもしれません。

今は工房のお土産屋さんでチョコレートの安売りをしています。

試しに買ってみましたが、カカオ75%チョコはまぁまぁいけました。

 

 

食事ができるような店はあまり多くありませんので、

飲み物と軽食は持参していく方がよいかと思います。

バーベキュー広場は営業していましたが、今はこういう場所での食事はちょっと。。

でも、結構賑わっています。

 

 

顧村公園の面積は450ヘクタールと上海では最大規模の公園です。

夏になると蓮の花も綺麗だそうです。

 

 

入場制限で人の少ない今年に出かけてみて正解でした。

また桜の季節に行ってみたいとは思うのですが、

来年はきっともう例年通りの人だらけになるのは間違いないのでもう行かないかな。

 

 

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蘇州 現在の上海から蘇州への移動

2020-04-02 00:04:02 | <蘇州>生活

上海や蘇州、無錫では先週から桜が見頃になりました。

先週は暖かくお花見日和でしたが、週末から雨の日が多くまた少し寒くなっています。

 

 

桜の記事を書こうと思っていましたが、

隔離対象外の外国人でも蘇州へ来るのが結構面倒だということを体験したので、

先に現時点の蘇州駅での手続き内容をご紹介。

 

 

3月28日、中国の鎖国(すべての国からの外国人入国規制)が始まった日に、

高鉄で上海から蘇州へ移動しました。

上海駅から出発する利用客まだまだ少ないです。

 

 

中国人が市や省をまたぐ移動の場合、通常と異なるのは検温と身分証の提示と、

場合によって各省指定の健康登録のQRコード提示ぐらいで、

ほぼ通常の状態に戻りつつあります。

 

 

まぁ、この状況を鵜呑みにしてろくに下調べもせず、

約2ヶ月ぶりに上海から蘇州へ戻ったのですが、

改札を出てから自由の身になるまで、結構めんどくさいことになっていました。

 

 

改札を出て柵で作られた通路を進んでいくと、

一列で通過するように指示された先にまず検温があります。

当然のことながら検温で引っかかると白い服の人達に捕らえられることになります。

 

 

検温が終わると次に再び改札の機械が登場します。

中国身分証もしくは同機能のカード以外は通過できませんので、

パスポートの一般外国人はここで確実に振り分けされます。

中国人はこの改札さえ抜ければ自由の身となります。

 

 

パスポートを見せると、紙の健康申告書の記入台へ連れて行かれます。

健康申告書は、英語、日本語、韓国語などが用意されています。

入国日やどこから来たか、到着便名、健康状態、湖北省などの重点地域の滞在有無、

濃厚接触の有無、蘇州の住所、勤務先、連絡先などなどを記入します。

 

 

記入後、青いテントの中の人に申告書を渡すと記入内容にそった簡単な質問があります。

ちなみに、パスポートはここで取り上げられます。

私の場合、蘇州に勤務先がないので、何しに来たの?と聞かれました。

回家(家に帰る)と答えたら住所の確認以外は特に何も言われませんでした。

 

 

次はパスポートと健康申告書を持った補警(警察のお手伝い)さんに連れられて、

蘇州駅北広場にある大きなテント小屋に向かいます。青色の次は赤色。。

テント小屋の中では、行先の地区(新区や園区など)ごとに白い服の人達が待っています。

 

 

ここでは、スマホの移動履歴で蘇州に来る前にどこにいたのかを確認されます。

移動履歴は通信事業者ごとのQRコードをWeChatなどでスキャンすると、

滞在場所や滞在時間などがスマホ画面に表示されるようになっています。

(これは、上海のオフィスビルでもチェックに使用している所があります)

 

テント小屋のチェックで問題なければ、パスポートは返却され自由の身になります。

この検査と手続きは、毎回蘇州に来る時に必要なのかと聞いたら、

案の定、”毎回だよ、今はどうしようもないね”とのお答えでした。

しばらくの間、鉄道で蘇州に来る外国人は必ずこの検査が必要です。。

人数が多いと振り分けられるのか、どこから来たのかで振り分けられるのか、

はたまた、検査でNGの人用なのか大きなテント小屋は2ヵ所にありました。

 

 

まだ、蘇州駅の南口改札は開いていませんので、乗車時は北口へ行く必要があります。

乗車時は検温のみでこのように面倒な検査はありませんが、

到着地では蘇州と同様の検査が待っているかもしれません。

上海駅到着の場合は検温のみで健康登録アプリも不要、問診もありませんので楽です。

 

 

蘇州駅発着の公共バスは動いていますが、

利用客が少ないせいか、休日のためなのか便数は減ったままのようです。

 

 

今回、蘇州用の健康申告アプリ、”蘇城码”の登録も済ませて来たのですが、

健康申告書類記入の場所で、蘇城码を持っていますよと言ったら、

きっぱりと、”それはいらない”と言われました。

これを持っていても登録内容が嘘か真か分からないことは自覚しているのですね。。

ここでは全く何の役にも立ちませんでした。

 

今回体験した検査と手続きは、

隔離政策中に中国へ渡航された方々が入国時に経験された内容の一部だと思います。

幸いなことに同時刻に到着した列車の乗客に外国人がほとんどおらず(ほぼ皆無)、

各手続や検査での待ち時間は0で、自由の身になるまでの所要時間は30分ほどでした。

 

今週末は清明節の3連休です。

清明節のお墓参りはすでに規制が入っており、予約が必要になっています。

それ以外にも人が集まらないように何らかの規制をかけるのではないかと警戒してます。

 

 

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