北Qえれじー ~ 国分寺 編 ~ by Akira Io

写真家・ロシア語通訳あきらの日記。
南インド古典音楽の聖地チェンナイより帰国し、現在は国分寺に居住!

2013年1月26日(土)「トゥバの喉歌 ホーメイLIVE!」@国分寺「カフェスロー」

2012年12月10日 13時26分45秒 | まちかど倶楽部
や!
久しぶりにホーメイの懐かしくて暖かい唄声をお届けしますっ!!
南シベリア、バイカル湖の近くのトゥバ共和国からホーメイ歌手オトクン・ドスタイと女性ホーメイ歌手チョドゥラー・トゥマットの二人が来日し、2013年1月26日(土)に国分寺「カフェスロー」でライブをやります!!

で、どんな人たちかというと↓
じゃん!


ホーメイ歌手オトクン・ドスタイ


女性ホーメイ歌手チョドゥラー・トゥマット。トゥバの女性ホーメイグループ「トゥバ・クズ」のリーダーでもあります!


トゥバの素敵な民族衣装を着ていますが、顔は我々日本人にそっくりですね!

で、チョドゥラーが持っているのはドシュプルールという撥弦楽器(弦をはじいて音を出す楽器)。
草原を駆け抜ける馬を彷彿とさせるような軽快な音がステキですよ。
その他、弓で弦を擦って音を出す2弦の擦弦楽器イギルや3弦の擦弦楽器ブザーンチなども弾いてくれるハズ。
さらには、ホムスと呼ばれるトゥバの口琴の演奏も披露してくれますよ!
参考動画はコチラ↓


口琴を弾きながら唄を歌うチョドゥラー!
口琴ファンも見逃せないライブになりそうです!!


オトクンはもう何度も来日しているし、キングレコードのワールドミュージック・ライブラリーでも「ユジュム」というグループでCDが出ているので、聴いたことがある人も多いと思います。
トゥバの倍音唱法にはいくつかのスタイルがありますが、オトクンの中音域の倍音を強調する「ホーメイ」(トゥバの倍音唱法全体を「ホーメイ」とも呼びます。ややこしいですね・・笑)は素晴らしいですよ!力強さと優しさを兼ねそろえたかのような歌声で、心の奥底がざわざわとさせられちゃいます!
中央アジアからモンゴルに至るまでの地域には、そもそも市場のせり声みたいな「だみ声」(「玉川カルテット」と言った方がわかりやすい?!)で民謡や叙事詩を歌い、かつ倍音を強調する伝統があるのですが、モンゴルでは「ホーミー」、そのお隣ロシア連邦のトゥバ共和国では「ホーメイ」、さらにそのお隣アルタイ共和国では「カイ」と呼ばれているわけです。日本ではモンゴルの「ホーミー」がよく知られていますが、今回来日するのはトゥバの「ホーメイ」歌手。倍音を「器楽的」に使って歌詞なしでメロディーを奏でることも多いモンゴルの「ホーミー」に対して、トゥバの「ホーメイ」は「唄」をメインとしその間奏(いわばポップスの中でのギターソロみたいなカンジ!?)で倍音が奏でられる(モチロン倍音のテクニックを披露するソロもあります!)ので、モンゴル「ホーミー」が好きな人も聴き比べてみると面白いと思います。
とはいえ、トゥバの「ホーメイ」の素晴らしさは何といってもその「唄」の素朴な美しさ!!ワシもトゥバでそして日本で生で聴いて何度涙したことか・・・(笑)

ということで、こちらチョドゥラーがリーダーのグループ「トゥバ・クズ」の参考動画!

一番左の楽器は、サントゥールやヤンチンによく似た「チャダガン」、左から二人目チョドゥラーが弾いているのが「ドシュプルール」、右の二人が弾いているのが「イギル」です!




今回の来日はオトクンとチョドゥラーのデュオなので、当然これらの参考動画とは違う編成ですが、トゥバの民謡の魅力は十二分に伝わるライブになると思います!

当日はカフェスロー厳選の食材をつかった食事もできますので、お楽しみに!
マサラワーラーのマトンカレーもキャッシュオンで食べられる予定です!

でわでわ、皆さんのお越しをお待ちしています!!
トゥバのステキな民謡でほっこりと暖まりましょう!!



「トゥバの喉歌 ホーメイLIVE! 」

日時:2013年1月26日(土)
午後6時開場、7時開始

会場:国分寺「カフェスロー」(国分寺駅南口から徒歩五分)
〒185-0022
東京都国分寺市東元町2-20-10

料金:3,000円(1ドリンク付き)

出演:オトクン・ドスタイ、チョドゥラー・トゥマット
企画・主催:まちかど倶楽部

☆☆ ご予約方法 ☆☆
ご予約はカフェスロー(店頭、メール、電話)でのみ承ります。
電話: 042-401-8505
メール: indiaevent.yoyaku@gmail.com

電話・メール・店頭ともに12月12日午前10時から予約受付開始です!


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