AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

相変わらずのジェットコースター

2009-01-27 03:08:11 | Weblog
 日替わり、というか、ともすると 1 日にいくつも、という勢いで、いろんなことが起き続けている。

 元研究生の 1 人がとんでもない ID (^_^;)でブログを始めたかと思ったら、もう終わるらしい。もう AKB48 から出されて普通の女の子になったんだろうし、内容的にも別に AKB48 の暴露話をしようってわけでもなさそうだから、ブログくらいやっても良いような気はするけど、まぁあの ID だけは止めた方が良いかも(笑)。あと、これからまた何らかの芸能活動をするつもりがあるんだったら、慎重にした方が良いのは確か。特に、次の AKB48 関連のオーディションを受けるつもりがあるんだったら、その結果が出るまではじっとしていた方が良いかもね。

 でも、そういう小賢しい処世術なんかぜーんぜん分かってない子が、ファンにちゃんと去り際の挨拶ができず、お礼を言えなかったので伝えたかった、っていう一心から、ブログでメッセージ発信しようとした気持ちが泣かせるじゃないか。AKB48 の「近さ」とか「ステージと客席の垣根がない仲間意識」って、そういうもんだったよな、と思う。性格の良過ぎる子は AKB48 に残りにくいのかねぇ…。ちなみに、ここでも私は出遅れ。あまりにも変な ID だから、釣りじゃないのこれ?などと思って様子見ているうちに閉じる宣言出ちゃうし。あーあ。

 早乙女さんの研究生降格については、正直なところ、訳が分からない。私の見る限り、歌やダンスがとびきり上手いわけではないにせよ、パフォーマンスとしてそんなに悪いとは思っていなかった。あえて言うなら、MC が相変わらず「ただの身内のおしゃべりをステージの上でやっているだけ」的なところはあるのだが、それは程度の差はあれチーム B メンバーの多くに共通していることであり、早乙女さん一人が責めを負う種類のものではないだろう。今一つ煮え切らなかった「ポジティブポジティブ~」のキャッチも、最後に「ウ~、Yeah!」とかいった掛け声を追加して〆れば、もうちょっとマシになっただろうに、まぁ本人の工夫が足りないと言えばそれまでだが、ファンも何かアドバイスしてやれよ、という気がしたんだよなぁ。…って、話がそれた。てか、私がしてやれば良かったのかも知れないが。

 で、とにかく訳が分からないので、表面的なことを捉えてどうこう言うわけにもいかないのだが、何か表沙汰にしにくい事情があるのかなぁという含みは感じる。もし実際にはそんなものがないのに、結果的にそう感じ取れるような言い回しになっているとしたら、それは非常にマズいことだと思う。逆に、もし本当に何らかの事情があるのだとしたら、なおさら、それと察せられるかのような言い回しを避けるのが、良い意味での「大人の対応」というものではないのか、という気がする。

 事情を伏せた上で、冷たく厳しい態度で本人を試練の谷底に突き落とす役を演じる選択をしたのだったら、「本人から申し出があったので」とか「本人のためを思っての結果」とか「一緒に見守って行きましょう」といった中途半端な良い人ぶりは捨てて、いっそファンからの「早乙女はあんなに頑張っているのに事務所は鬼か!」という非難の声を一手に引き受けるくらいで良いんじゃないだろうか。

 物事が何でもそうであるように、そして特に将来のある若い子たちに関わっていたり、または人の「夢」とか「物語」を紡ぐ場面であったりすればなおさらそうであるように、何らかの物事をめぐる事情のすべてが語られるということはあり得ないのであって、沈黙の中に呑み込むと腹を括り、毀誉褒貶をすべて引き受け、表面的な辻褄だけを合わせて乗り切らなければならない場合がある。ただ、そうであるならばなおさら、事務所側の人々もまた、物語を「演じる」立場なのだということを理解していて欲しいと思う。その時に、ファンにとって納得しやすい物語の筋道をつけるということも、作り手として必要な技量なのだ。