AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

青年館コンサートの感想・その1

2006-11-11 17:55:38 | Weblog
 この週末は選抜メンバーが地方イベントのため、劇場公演はなく、劇場自体も休館。遠征しない私としては、のんびりした週末。

 気がつくともう 1 週間前のことになってしまっているが、日本青年館コンサートについて、感想などを簡単に書いておこう。何度か書いたように、私は 11/4 昼のシャッフルバージョンだけを見た。いつものようにお断りだが、ここで書くことは「私が」見たことについて「主観的な」感想を述べているものであって、実際の事実がどうであるか、ということとは別だし、また、人によっては全く異なった感想を持つ人もあろうかと思う。コメント欄で、自分の意見とは違う、ということを述べていただくのは構わないが、穏やかな言葉遣いでお願いしたい。

 さて。シャッフルバージョンについて「私の」感想をざっくり言うと、印象の強い順に
・増田有華さん大活躍
・高橋みなみさん・中西里菜さんの「禁じられた 2 人」が素晴らし過ぎ
・メンバー間での出番の偏りが大きい
・しかし後ろにいても意外に ( 失礼 ) 目立つメンバーはいる
・チーム A が K の楽曲を歌っても違和感がないが、逆は微妙な曲も
・ただし「転がる石になれ」をチーム A に歌わせた点はやや疑問
…といったところだった。以下、もうちょっと詳しく。

 増田有華さんは大車輪の活躍ぶりだった。シャッフルは彼女のためにあったかと思うほど。まずはチーム A の大江さんと共に「あなたとクリスマスイブ」を。チーム K で「あなクリ」を歌うなら増田さん、というのは誰もが考えることだと思うのだが、相方にチーム A から大江さんを持って来たのはシャッフルならではの楽しさだった。増田さんも声の強さだけで押し切らないように丁寧に歌っていたと思うが、大江さんも増田さんの強さをしっかり受け止めていて、すばらしかった。

 増田さんは「Bird」のセンターにも登場。舞台に登場した瞬間、小人数ユニット曲のメインボーカルを 2 曲も!ということで、かなり驚いたのだが、考えてみればこれも、ほかに誰に歌わせられるかと言ったら、ほとんどいないよなあということで納得。両脇に大堀恵さん、野呂佳代さんというお姉さん 2 人を従えて、堂々とした歌いぶり。しかも楽曲全部でなく、短縮していたので、ソロパートは増田さんのみという状態。増田さんはノリノリで「♪閉じ込められて」のところを「♪とぅおじくぉ~むぅえるぅあれてぇ~」と巻き舌でシャウトするかのように ( シャウトまではしてなかったけど ) 歌い上げるなど、力いっぱいカッコ良く歌い切っていて、これはこれで大変楽しい。ただ曲の歌詞の意味はもうちょっと切ないんじゃないかなあ、っていうのは、言うだけ野暮か(笑)。

 さらに「小池」では、通常は篠田さんが担当しているセリフ部分を、なんと大阪弁で演じたのだった。実を言うと私の席では音響の具合で、細部はあまり良く聞こえていなかったのだが、単に言い回しを変えただけでなく、セリフの内容も結構変わっていたようで、聞き取れた部分だけでも十分に楽しかった。また、「制服が邪魔をする」( この曲はシャッフル対象外 )でも、チーム A のオリジナルメンバーに、チーム K から数人が加わってステージ中央で歌い踊っていたのだが、増田さんはこの中央組に入っていた。言い尽くされていることではあるが、どうして増田さんが「会いたかった」選抜メンバーに入っていないのか、改めて本当に不思議に感じられた。

 シャッフルで歌われた曲の中で、最も印象が強かった 1 曲は「禁じられた 2 人」だった。こういう「演じる」要素の強い楽曲なら、オリジナルを歌っている大島優子さんを除けば、やはりこの 2 人がツートップだろう。高橋みなみさんはステージを歩む一歩一歩に存在感があり、その歌唱力と、中西里菜さんの表現力ががっぷり四つに組んで、歌うことでホール全体を物語空間に引き込むような、空気を変えてしまうほどの、本当に素晴らしい出来映えだった。チーム A 好きで、しかも中西さん推しの私が言うととやかく言われそうなことは承知の上だが、しかし私としては、オリジナルの 2 人よりも良いと思ったほどだった。

 ただし、間奏での語り ( セリフ ) の部分については、高橋さんの方は役に入り込んで演じていたが、中西さんの方は「地の気持ちに引き寄せて」演じるのが裏目に出て、少し印象が弱かった。あの部分は、特に大きなホールではなおさら、河西智美さんがやっているような、思いっ切りブリっ子に徹した、クサみのある言い方の方が味があると思う。ま、中西さんひいきの立場で言うと、中西さんの言い方も、あれはあれで好きだったんだけれどね(^_^)。

 というところで、いったんここで区切り。