会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

秋の恵み まつたけと冷やおろし

2012-10-22 21:44:30 | 地域情報
2012年10月22日(月)晴れ 23.5度 
 
 朝から晴れ渡り澄み切った青空、ぽかぽかと暖かい陽射し、風もなくしばらくぶりの秋の穏やかな日和であった。生ごみの日であったので朝食を済ませるとすぐに畑に出た。今年は茄子の生育がよく7月から今まで収穫できた。茎たちやエンドウ豆を植えなくてはならないので引き抜きごみとしてだした。
 
草丈は私の背丈ほど伸び、根は広くはっていた。力を入れて引き抜こうとしても抜けない。稲刈り鎌で根を切ってやっと引き抜いた。野菜作りをしていて今年ほどよくできた年はなかった。肥料と水やりと高温がよかったのだろうか。

 午前中の農作業を終え、インターナショナルスイミングへ。腰痛コースで12:30~13:00までストレッチ、13:10~14:00プールで歩行や水中運動をする。明日は雨の予報なので、帰宅後少し休んで茄子やピーマンを抜いた畑を耕した。オーバーワークの日であった。
 


 こんなに頑張った日。ご褒美があった。喜多方の酒造会社に注文しておいた秋限定の「冷やおろし」と「秋あがり」の酒が届いた。
 向かいに住んでいる息子のところからは、マツタケの土瓶蒸しと炊き込みご飯、大きなマツタケ1本が届いた。マツタケは嫁の実家(塙町)のお父さんが採って来た。
 

昨年は自粛したが今年は大丈夫。大きなマツタケは半分マツタケ酒をつくり、残りは焼いて食べた。贅沢な夕食。
 一生懸命働くとよいことがある。神様はいらしゃるんだと一人で合点し、満足満足。
 
 
 
 =参考までに「冷やおろし」(秋あがり)について=

その昔、冬にしぼられた新酒は、劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)した上で大桶に貯蔵し、ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった頃、2度目の加熱殺菌をしない「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷したことから、このお酒は「冷卸(ひやおろし)」と呼ばれ、秋の酒として珍重されてきました。

ときは移って現在、日本名門酒会の〈ひやおろし〉も、春先に一度だけ加熱殺菌し、秋まで熟成させて、出荷前の2度目の火入れをせずに出荷されます。貯蔵の形こそ、タンクや瓶に変わりましたが、その本質は昔と変わりません。

暑い夏の間をひんやりとした蔵で眠ってすごして熟成を深め、秋の到来とともに目覚める〈ひやおろし〉。豊穣の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口あたり、濃密なとろみが魅力のお酒です。