会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

100万年ウォーク その1

2012-10-31 18:23:36 | 地域情報
2012年10月31日(水)曇り14.5度 
 
 今日の福島民報サロンに「百万年ウォークに参加」(9月17日実施)を下郷町放課後教育指導員の星 忠宏氏が観光案内ガイドの立場で書いておられた。
 私は同じく町着地型ツーリズム実行委員会主催の「百万年ウォークに参加」(10月27日実施)だが、案内してもらう立場で参加した。
 湯の上温泉駅広場で受付を済ませ開会式に臨む。実行委員長が『100万年の時空を超えて、ロマンのこみちを歩く』。「100万年ウォーク」とは100万年かけて造られた自然・文化・風習など、ウォークキングを楽しみながら、体験していただくウォークキングコースですとあいさつされた。

 続いて準備運動をしてAコース(元気満点ウォーカーさんグループ)とBコース(ゆったりのんびり観光ウォークグループ)に分かれた。私はBコースに参加。4~5名の小グループにガイド1名ついた。 お互いに自己紹介をして出発。私たちのガイドさんは森の案内人の資格をもっていたので史跡以外にも植物のことなど説明してくださった。

午前9時Aコースより順次出発。コースは、湯野上温泉駅前スタート→夫婦岩→むらさき橋→まほろばの里→塔のへつり→中山風穴→温泉神社→湯野上温泉駅前ゴール。

 はじめは、大川ラインの渓谷にそそり立っている奇岩。左が「おとこ岩」約26m。右が「おんな岩」約23m。いっしょに見れば「夫婦円満」(夜になると一つになり、昼間は離れます)のジョーク。次にむらさき橋から100m下の渓谷を覗き込んだ。スリル満点。
 書道家白岩三史さんがの「へつり庵」では、一文字をしたためた作品をプレゼントしてくれることになっていた。だが、大勢の参加者がならんでいたので私たちのグループはこの庵には寄らず、第一休憩所まほろばの里白井地区へむかった。地区の方たちが暖かい芋汁とお茶で接待してくれた。

 この地区は、古くからの風習が多く残り、河岸段丘の地にある〝まほろばの郷”である。郷社の白鳥神社、塔のへつりの本尊を守る地蔵堂を筆頭に大小15の社がある。また、それぞれの家には氏神様がある。どうしてこの地区に多くの社があるのかはよくわからない。