会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

酒づくり上槽

2011-02-12 16:08:47 | 料理と酒
2011年2月12日(土)   
 大雪ではないが小雪が舞う。車庫前に積もった雪をさっと掻き。自家用車で喜多方のほまれ酒造へ出かけた。酒づくりの日。多勢の仲間と会う。みんないい顔をしている。会話が弾む。
しぼりの作業をし昼はそば会。午後酒袋などを洗った後は一品持ち寄りで濾過しない搾りたての酒を飲み、ほまれ酒造の「雲嶺庵」の大広間で懇親会をする。
一緒に飲みたいが、今夜は絵ろうそくまつりの反省会があるので帰若した。残念。
~酒づくり 老若男女 和やかに~


1月8日から始った酒づくり(実際は蔵元で昨年末酒母を作ってもらった)が最終段階に入ろうとしている。酒母→初添(添仕込み)→仲添(仲仕込み)→留添(留仕込み)の工程を経て→上槽(酒しぼり)。
 今日が上槽の日である。新酒の香りが蔵いっぱいに広がった。酒しぼりには、①醪を酒袋に入れてつるす方法と②醪を酒袋に入れて槽(ふね)で絞る方法、そして③連続搾機で搾る方法がある。
 この講座ではつるしと槽で搾った酒ができる。
 しぼった酒は時間の経過で味が違う。最初は荒ばしり→中たれ→押しぶねという。
 普通はこれらは分けることはない。
 この段階では、微細な固形物が浮遊して白く濁っているので滓引き(タンクに数日入れて滓を沈殿させる)をして濾過し火入れをして清酒となる。
 来週の土曜日は瓶詰めとラベル貼りをして新酒を持ち帰る。
 今年の出来はどうかな? 肴は何にしようかな? 待ち通しい。