カワサキ・ZZR1100。（番外編vol.112）

いわゆるツアラーバイクとして登場したカワサキ「ZZR1100」ですよ。

カワサキのフラッグシップモデルとして90年から販売開始されています。

また96年にホンダCBR1100XXが登場するまで世界最速と言われたバイクです。

ロングツーリングを主軸に開発されてるためタイトなコーナーワークは不得意ですが、

とにかく直線では速くそれを可能にするための技術は力一杯注がれています。

エンジンは4スト水冷式直列4気筒DOHCで最高出力が148ps。

強固なフレームと極太なタイヤで有り余るパワーを制御してます。

この手のツアラーバイクはその後どのメーカーからも登場するのですが、

大型バイクを得意とするカワサキが一歩リードしたカタチでしたね。

個人的には昔からツアラーバイクはどうも苦手で、

見た目が「牛」に見えてしまうんでうよねぇ。（笑）

日本人と車格バランスも悪く大きな鉄の固まりに小さい人が

しがみついてるようにも見えます。

車体の大きさに対してタイヤが小さく見えるあたりもイヤだったりしますね。

とにかく直線で速いのは良いのですが、

もう少しスマートだったらいいんですけど…無理ですね。（笑）

ただ、ボクの志向とは相まって人気は絶大です。

現在も「ZZR」シリーズとして進化したモデルが売られていますし、

ある意味、カワサキ不滅の1台になっていますね！