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インドや東南アジアでのオートバイ需要。(番外編vol.851)

2015年06月29日 08時11分58秒 | Weblog
日本と違って貧富の差が激しいインドでは一般大衆としてクルマの需要が低く、

大半の人は自家用として、自転車か小型バイクに乗っています。

これはインドにかかわらず東南アジア全体に見られる傾向で、

生活水準からなる必然的な状況だったりします。

しかし、逆にオートバイメーカー側からすれば大きな販売マーケットであり、

無視することの出来ない高い需要を持ったエリアでもあるんですよね。

しかし、日本国内で売られてるような高性能バイクはスクーターを除いて、

インドや東南アジアでの需要にマッチしません。

一番の理由は「排気量」。

インドや東南アジアの免許制度の関係で125cc以下で乗れるバイクが求められます。

二番目の理由は「コスト」。

手軽で劇的に安くないと売れません。

ホンダ、ヤマハ、スズキはこの主要に答える為に、

インドに生産拠点を起き、出来るだけ低価格で販売出来るシステムを構築しています。

特にインドはバイク需要が高いですからね。

今では生産力を上げるために高性能な海外輸出モデルまでも

インドで生産されるようになりました。

その成果として、国産メーカーはこの10年で飛躍的に売り上げを伸ばしており、

国内で売れない分、インドを中心に東南アジアで販売を伸ばしまくってます。

特にホンダは快進撃を続けており、

一番売れてる「Dream Yuga」に関してはインドで大人気の車種となっています。

この「Dream Yuga」、エンジンは空冷式4スト単気筒の110ccで4速MT、最高出力は8psで、

2人乗り、何世代も前のスペックですが、インドでは十分な仕様となっています。

新車価格は日本円にして6万6千円!

我々からすればメチャ安い価格です。(笑)

それでもインドでは誰でも買える価格ではありません。

日本人がインドや東南アジアを引き合いにバイク事情を語ってもナンセンスって思われがちですが、

国産バイクメーカーからすれば企業存続の鍵を握ってるとも言えるんですよね!(笑)








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