[※ ↑「世界を照らす日本国憲法/次世代につなげる願い」「裏金議員に送る言葉は「汚れた手で憲法にさわるな」」(週刊金曜日 1470号、2024年4月26日・05月03月合併号)](https://twitter.com/ActSludge/status/1783821873312411852)
(2024年05月03日[金])
憲法記念日。「現行憲法の三原則」を「汚れた手」で触るな。カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党、お維コミに違憲に壊憲などさせてはいけない。
『●「脱税」党「離党勧告」塩谷立氏と世耕弘成氏、「党員の資格停止」下村
博文氏と西村康稔氏と高木毅氏、「党の役職停止」松野博一氏と萩生田光一氏』
『●《現行の政治資金規正法…そのような法律は法の体を成していないと言わ
ざるを得ない。これは「ザル法」だとか「抜け穴」だとか以前の問題だ》』
「裏金議員に送る言葉は「汚れた手で憲法にさわるな」」 ➙ 閣議決定で違憲に壊憲するキシダメ独裁政権。敵基地攻撃能、戦闘機の輸出解禁、兵器ローンの激増…。「戦雲」に覆いつくされるニッポン。戦争法や軍事費倍増、軍事国家化の前に「戦争絶滅受合法案」の制定を、と本気で思う。自公お維コミ議員に対する「戦争絶滅受合法案」の制定を。
『●軍事費《43兆円ではやっぱり足りない?》…「減らせっ!」言うとるのに、
FMSなど湯水のようにドブガネしてさらなる軍事費増、軍事国家化』
『●「軍事費倍増せざるを得ない理由」…アベ様の置き土産・巨大な負の遺産、
「対外有償軍事援助FMS」(兵器ローン、後年度負担)の巨大なツケ』
『●《米側の言い値で兵器などを買わざるを得ない…現代の不平等条約》
「対外有償軍事援助」による兵器ローン激増の現実を知っているのか?』
「あたらしい憲法のはなし」。
東京新聞の記事【こちら特報部/77年前に路上でもらった「もう戦争しない」 91歳男性が大切にする憲法冊子 9条は「亡くなった人の魂」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/324672)。《「中学3年のときに街を歩いてたら、もらいました」。4月下旬、東京都府中市の平和集会で富山大空襲の体験を語った奥田史郎さん(91)=同市=が、セピアに色あせた冊子を掲げた。憲法が施行された1947年5月3日に発行された「新しい憲法 明るい生活」だ。(橋本誠))》。
『●争点は「壊憲」: 「ト」な自民党改憲草案は
「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」』
《それは、自民党の憲法改正草案とは、ずばり「国民主権、平和主義、
基本的人権の尊重」の3つをことごとく否定する中身だからだ。
先日発売された自民党改憲草案の批判本『あたらしい憲法草案のはなし』
(太郎次郎社エディタス)は、〈憲法草案、すなわちあたらしい憲法の三原則〉
について、その本質をこう指摘している。
〈一、国民主権の縮小
一、戦争放棄の放棄
一、基本的人権の制限〉》
『●「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…
「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」』
《「あたらしい憲法草案のはなし」…草案の根底にある考え方を、痛烈な皮肉を交えて分かりやすく解きほぐしている…現行憲法の三原則…を、「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」という新たな三原則に改めると解説》(https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d54ee8022de693ea10f1304b2fe150ff)。
「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」、さらには、緊急事態条項の創設…あ~あ。カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党、お維コミに投票できる方々は、本当にオメデタイ。対案を出せ? 「現行憲法の三原則」で良いじゃない、何が御不満なの? アベ様亡き後の今も、またしても、押し付け憲法論ですか? ウンザリ。自らは安全地帯で肥え太り、他人を「人殺し」に行かせたいものかね? キシダメ首相殿も「強く美しい国」ですか、呆れる。
《<あたらしい憲法のはなし> 1947年5月3日の日本国憲法施行から3カ月後の8月2日、文部省(現文部科学省)が発行した中学1年生の教科書。平和主義や基本的人権の尊重など、新しい憲法の意義を挿絵入りで説いた》(https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d54ee8022de693ea10f1304b2fe150ff)。
↓
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/324672】
こちら特報部
77年前に路上でもらった「もう戦争しない」 91歳男性が大切にする憲法冊子 9条は「亡くなった人の魂」
2024年5月2日 06時00分
(「新しい憲法 明るい生活」を聴衆に示す
奥田史郎さん=4月、東京都府中市で)
「中学3年のときに街を歩いてたら、もらいました」。4月下旬、東京都府中市の平和集会で富山大空襲の体験を語った奥田史郎さん(91)=同市=が、セピアに色あせた冊子を掲げた。憲法が施行された1947年5月3日に発行された「新しい憲法 明るい生活」だ。(橋本誠)
◆終戦直前の空襲で母が犠牲に
米軍が目標面積の99.5%を焼き尽くした45年8月2日の富山大空襲。奥田さんは集会で「熱い風が吹き、空は真っ赤」「妹たちが『お母さんが死んだ』と叫んでいた。ざくろみたいに頭が破れて血だらけに」「トラックで運ばれた死体を見つけ、石油で焼いた」と語った。同15日には、負けたことより戦争が終わった方にショックを受けたという。「子どもの頃から、天然現象のように未来永劫(えいごう)続くと思っていた。母が帰るわけでもなく、ちっともうれしくなかった」
(武器をごみ箱に捨てるイラスト)
◆「20歳まで生きられないと言われていた」
「新しい憲法―」は国会議員らでつくる「憲法普及会」編。家庭向けの解説書で、全国に2000万部も配られた。「もう戦争はしない」と武器をゴミバケツに捨てるイラストが描かれ、同年8月発行の中学生向け教材「あたらしい憲法のはなし」を思い起こさせる内容。富山県高岡市の路上で受け取った奥田さんは取材に「うれしかった。男の子だから戦争が続いてたら行く。20歳まで生きられないと言われていたから」と振り返った。
母親の形見の帯の生地などとともに77年、保管してきたという。「憲法9条は戦争で殺された人たちの魂。世界中でどのくらいの人が死に、周りに家族や縁者がいたか、思いをいたしてほしい。悼む心が憲法をつくらせたと思います」
【関連記事】「武力で平和はつくれない」10回目の憲法大集会、5月3日に 江東区・東京臨海広域防災公園で
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[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]
(2021年8月31日[火])
水井多賀子氏による、リテラの記事【自民党が総裁選を理由に臨時国会を拒否! コロナ対策の補正予算が組めず、追加支出に野戦病院の予算なし…国民の命を無視する国賊】(https://lite-ra.com/2021/08/post-6004.html)。
《政府、政権与党・自民党こそが「国賊」であるということがはっきりとした。野党が要求していた臨時国会の招集について、本日、政府・与党は「自民党総裁選前の臨時国会の招集はしない」と拒否したからだ。まず大前提として、新型コロナ感染拡大という未曾有の状況下で菅政権は6月に通常国会を延長することもなく閉会した。このこと自体が異常な話だが、これに対して野党4党は7月から憲法53条に基づいて臨時国会の招集を要求。憲法53条では衆参いずれかの総議員の4分の1以上から要求があった場合、内閣は臨時国会を招集しなければならないと義務づけているからだ。ところが、与党自民党はこの要求を拒否。つまり、平気で憲法違反を犯しているのだ》。
《こぞってネトウヨや冷笑系、政権応援団のコメンテーターたちは…政府・自民党こそ「税金泥棒」》だ、となぜ《吹き上が》らないのか? 不思議でしょうがない。
違憲な者たちが壊憲を叫ぶ愚…野党が憲法53条に基づいて要求した臨時国会を召集せず。そんなに国会を開きたくないのならば、議員を止めればいい。
《平気で憲法違反を犯している》自公お維の国会議員は、自民党壊憲草案に代表されるようなトンデモな壊憲をやりたがっている。アベ様や高市早苗氏らが壊憲を公言している。違憲に壊憲したいトンデモな政治屋達。まずは憲法の理念を実現してから、憲法に則った改憲の議論をせよ。
『●すぐさま公選法違反な河井克行元法相夫妻を逮捕…《憲法53条は
「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は…」》』
『●司法までもが壮大なカルト状態…《九十八日間もの臨時会の先延ばし》
国会召集訴訟、《東京地裁は憲法論に立ち入らず形式的に請求》却下』
『●《神さま》気取りのアベ様にこんなお願いする気? ―――
「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限…緊急事態条項の創設」』
自民党の誰が総裁になっても同じこと。野党による政権交代を実現するしか道はない。COVID19対策は当然として、数多のアベ様案件の解明や公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある。
日刊ゲンダイの記事【安倍前首相が自民総裁選“岸田氏切り捨て”か…河井夫妻「1億5000万円問題」が逆鱗に触れた?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294032)によると、《と同時に、岸田氏に不安を感じた可能性があるという。岸田氏も安倍前首相からの支持を期待しているはずだが、出馬表明して以来、“政治とカネの透明化”を掲げ、買収事件で逮捕された河井夫妻に渡った党のカネ1億5000万円についても解明すべきだ、と訴えているからだ。あの1億5000万円は、安倍政権時代に支出されたもの。まさに、安倍前首相が当事者である。1億5000万円に注目が集まったら、また安倍前首相に疑惑の目が向けられる》。
『●河井夫妻買収事件の出発点は私怨…1.5億円もの税金を、私怨を晴らす
ために使用、しかも、配川博之元公設秘書を使ってキックバック?』
『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)』
《とにかく選挙に行くこと、もちろん、その前に「忘れないこと」。それが今国民に求められている一番大事なことだ》(古賀茂明さん)。何度でも、何度でも、何度でも、#投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない。主権を取り戻しましょう。主権者として、必ず選挙に行きましょう。
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【https://lite-ra.com/2021/08/post-6004.html】
自民党が総裁選を理由に臨時国会を拒否! コロナ対策の補正予算が組めず、追加支出に野戦病院の予算なし…国民の命を無視する国賊
2021.08.30 09:18
(自民党HPより)
政府、政権与党・自民党こそが「国賊」であるということがはっきりとした。野党が要求していた臨時国会の招集について、本日、政府・与党は「自民党総裁選前の臨時国会の招集はしない」と拒否したからだ。
まず大前提として、新型コロナ感染拡大という未曾有の状況下で菅政権は6月に通常国会を延長することもなく閉会した。このこと自体が異常な話だが、これに対して野党4党は7月から憲法53条に基づいて臨時国会の招集を要求。憲法53条では衆参いずれかの総議員の4分の1以上から要求があった場合、内閣は臨時国会を招集しなければならないと義務づけているからだ。ところが、与党自民党はこの要求を拒否。つまり、平気で憲法違反を犯しているのだ。
その上、現在は感染拡大と医療逼迫が全国規模となっており、国家的危機の最中にある。にもかかわらず、「総裁選前には臨時国会は招集しない」と拒絶するとは……。これはようするに、菅政権と自民党が「国民の安全を守ることよりも総裁選を優先させる」と宣言したも同然だ。
しかも、この臨時国会招集の拒絶は、さらに国民を命の危険に晒す可能性があるものだ。
今年度予算では新型コロナ対応のための予備費に5兆円を計上しているが、菅政権はこのうち約1兆4000億円の追加支出を8月27日に閣議決定。すでに4〜5月に1兆円を支出しているため、それらと合わせると予備費の残額は約2兆6000億円となっており、この予備費の残りだけで全国規模の感染拡大に対応できるのかと指摘が相次いできた。
実際、政権幹部も、毎日新聞の取材に対して「もしコロナ予備費が枯渇して必要な資金を交付できなくなれば、自治体などが財政破綻しかねない。それは政治責任だ」とコメント(毎日新聞8月27日付)。今回、野党があらためて臨時国会に招集を要求したのも、一刻も早く補正予算の編成を急ぐ必要があるという理由からだった。
だが、政権幹部ですら自治体の財政破綻を懸念するような切羽詰まった状態にあるにもかかわらず、菅政権と自民党は総裁選の投開票日である9月29日が過ぎるまでは補正予算の編成はおこなわない、というのである。
■頼みの追加支出にも野戦病院への財政措置は含まれておらず! 自民党の国民切り捨て姿勢が鮮明に
いや、問題はそれだけではない。最大の問題は、菅政権が「野戦病院」の設置にかんする予算について、まるで考えていないということだ。
これまでさんざん「野戦病院をいますぐつくるべき!」と指摘されながら菅政権はまったく動こうとせず、ここにきてようやく都道府県に対して臨時の医療施設の設置を推進するよう文書で要請をおこなった。政府が率先して設置するべき局面だというのに、事ここに至っても自治体に丸投げということ自体が無責任の極みだが、じつは追加支出を決めた1.4兆円には、この臨時医療施設への財政措置が含まれていないのだ。
しかも、27日におこなわれた衆参予算委員会の理事懇談会では、追加支出のなかに臨時の医療施設への財政措置が含まれていない点について、財務省側は「緊急包括支援金などを充てる」と回答。ところが、その場で日本共産党の山添拓・参院議員が緊急包括支援金の執行状況を質したところ、今年度分の緊急包括支援金約1兆5000億円のうち、現時点で執行されたのは419億円でしかないことがわかったというのだ。
コロナ患者が自宅に放置され「自宅死」の事例が増加する一方だというのに、その対応を自治体に押し付けるだけではなく、財政支援さえまともにおこなおうとしない──。だいたい、ここまで緊急事態宣言が長引き、さらには全国に波及している状況にあるのだから、持続化給付金と家賃支援給付金の再度支給や困窮世帯への給付金など、追加の支援策がいますぐに必要だ。杜撰な予算執行をあらためさせるためにも、必要な追加対策を打つためにも、国会審議が必要なのは言うまでもない。なのに、その国会を、菅政権と自民党は総裁選が終わるまでは開かない、というのである。まったく話にならないだろう。
普段、国会において野党が与党の強行採決などに反対するべく国会審議を拒否などしようものなら、こぞってネトウヨや冷笑系、政権応援団のコメンテーターたちは「野党は税金泥棒」などと吹き上がる。だが、この国家的危機の最中にも党内の権力争いを優先させて国会を開こうとしない政府・自民党こそ「税金泥棒」なのである。
(水井多賀子)
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安藤美由紀・大杉はるか両記者による、東京新聞のインタビュー記事【憲法 変えるのではなく世界に広げて 24条草案者の長女ニコルさんに聞く】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201908/CK2019082902000139.html)。
《日本国憲法の成立過程で男女平等などの条項の草案を書いたベアテ・シロタ・ゴードンさん(一九二三~二〇一二年)の長女ニコルさん(64)…「母はいつも、二四条の家庭での個人の尊厳と男女平等、九条の平和条項について『世界のモデルであり、変えるなんてとんでもない、世界に広げるべきだ』と話していた。憲法の制定過程では、日本人は戦争の悲惨さを経験して九条への反対は全くなかったと聞いています。反対があったのは男女平等の条項で、合衆国憲法にもない条文です。母が各国の憲法を読み込んで最善のものを書き込んだ、まさに贈り物なのです」》。
『●「韓と恨」と日本人/『週刊金曜日』
(2013年1月25日、928号)、927号についてのつぶやき』
「平井康嗣氏選「本箱」の一つ、『僕たちの時代』青木理・久田将義=著、
毎日新聞社。中嶋啓明さん「長官銃撃国賠判決
司法制度の根幹ゆるがす低劣なメディア」。投書のいくつかは、
亡くなったベアテ・シロタ・ゴードンさんについてなど」
『●宮崎駿監督「憲法を変えるなどもってのほか」』
《多くの国民が危機感を抱いているからだろう。日本在住の米国人、
ジャン・ユンカーマン監督が撮影し、05年に公開された
「映画 日本国憲法」(製作・シグロ)に注目が集まっている。
首都圏を中心に全国で再上映されているのだ。
「アメリカの押し付け」「1週間で作られた」と批判される
現憲法は、民主主義の「世界の理想」を反映したものだ。
映画では、草案に関わった故ベアテ・シロタ・ゴードン氏らの
そんな証言も盛り込まれている》
『●「戦争放棄を定めた憲法九条を支持する宣言や声明が
繰り返されてきた…九条は世界で必要とされている」』
《ガーナからの出席者は「アフリカでも九条の精神を解釈し、
紛争と戦争に終止符を打てれば貧困を終わらせることができる」
と期待。連合国軍総司令部(GHQ)で日本国憲法の草案づくりに
携わったベアテ・シロタ・ゴードンさん(故人)は、改憲しないで
他国に伝えれば「いろんな国のモデルになる」と話した》
《日本国憲法の成立過程で男女平等などの条項の草案を書いたベアテ・シロタ・ゴードンさん》は《改憲しないで他国に伝えれば「いろんな国のモデルになる」》と仰っていたようです。《九条の平和条項について『世界のモデルであり、変えるなんてとんでもない、世界に広げるべきだ』と話していた》。
『●「ト」な自民党改憲草案の押し付け…
押し付けられた「押し付け憲法論は、賢明なる先人に対する冒涜」』
『●壊憲…「緊急事態という口実で、憲法が破壊される恐れが…
ヒトラーは非常事態を乱用して独裁を築いた」』
『●争点は「壊憲」: 「ト」な自民党改憲草案は
「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」』
『●「ト」な新三原則「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」
「基本的人権の制限」…壊憲して本当にいいの?』
『●アベ様独裁下の《黙って見過ごすわけにはいかない
日本の問題》があまりに多すぎる…躾けられてはいけない』
アベ様の壊憲の「ト」な新三原則。《何を変えてはいけないか》の判断はとても容易だ。「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」である。この三点の《変えるか、変えてはいけないか》の判断は自明だ。日本は、十分に《歴史に学んだ》はずではないか。加えて、緊急事態条項追加をしたいニッポンの腐った政権・与党、日本会議に代表されるアベ様信者や支持者…、彼・彼女らに絶対に変えさせてはならないし、ベアテさんの《贈り物》を壊憲させてはならないはずだ。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201908/CK2019082902000139.html】
憲法 変えるのではなく世界に広げて 24条草案者の長女ニコルさんに聞く
2019年8月29日
日本国憲法の成立過程で男女平等などの条項の草案を書いたベアテ・シロタ・ゴードンさん(一九二三~二〇一二年)の長女ニコルさん(64)が、本紙のインタビューで、母から受け継いだ男女平等や平和への思いを語った。 (安藤美由紀、大杉はるか)
-母のベアテさんが日本の憲法に深い影響を与えたことは知っていたか。
「私と弟は子どものころから、両親が日本の憲法に携わったことを何となく分かっていました。後に母が果たした役割が公になりましたが、ちょうど十代のころで親に対する反発心もあり、その価値をあまり理解していませんでした。法科大学院で法律を学ぶ過程で理解を深めましたが、本当にその価値が分かったのは母の死後。日本や米国で開かれたしのぶ会で、多くの人が母を愛し、その仕事を高く評価し、尊敬していることに気付いたからです」
-どんな母親だったか。
「子どもに高い期待を寄せてはいたが、こうしなさいといった細かい指示はなかった。仕事をしていたので、子どもにそこまで関心がなかったのかも。ただ(連合国軍総司令部=GHQ=民政局員で日本語通訳だった)父は母の仕事を常に支えており、女性でも仕事と家庭を両立させることは当たり前の雰囲気でした。私の夫も献身的です。社会正義の仕事をしたいと思い、弁護士を選びました」
-法律家の立場から見た日本国憲法の価値は。
「母はいつも、二四条の家庭での個人の尊厳と男女平等、九条の平和条項について『世界のモデルであり、変えるなんてとんでもない、世界に広げるべきだ』と話していた。憲法の制定過程では、日本人は戦争の悲惨さを経験して九条への反対は全くなかったと聞いています。反対があったのは男女平等の条項で、合衆国憲法にもない条文です。母が各国の憲法を読み込んで最善のものを書き込んだ、まさに贈り物なのです」
-二四条は結婚を両性の合意のみに基づくと定めるが、同性婚は想定していると思うか。
「(先の大戦が終わった)一九四五年当時は誰の頭にも同性婚はなかった。でも、母は亡くなる直前のインタビューで、(個人の尊厳を定める)条文の原理原則からすると、どのジェンダー・アイデンティティー(性自認)の人にも当てはまると話していた」
-世界の現状は、個人の多様性を認めているか。
「最近は、人との違いを際立たせて、少数の人を切る政策が世界中で起きている。あちこちの国で攻撃的な人が(リーダーに)選ばれている。とても悲しい」
◆日本国憲法第24条
(1)婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
(2)配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
◆ベアテさん資料 女性教育会館に
ベアテ・シロタ・ゴードンさん=写真=は一九二三年、ウクライナ系ユダヤ人の著名ピアニスト、レオ・シロタの娘としてウィーンで生まれた。五歳から約十年間、日本で育ち、親の承諾がなければ結婚できないなど、日本女性の地位の低さを知った。
四五年にGHQ民政局の通訳の仕事を得て再来日。日本国憲法草案の策定では各国憲法を集め、二四条などの人権分野の草稿を書いたほか、日本側との折衝で通訳を務めた。二〇一二年に八十九歳で死去。一九五四年に生まれた長女ニコルさんは現在、弁護士。
ベアテさんの資料の大半は米国の母校へ寄贈されたが、憲法草案作成や日本での講演活動に関する資料は、埼玉県嵐山町の独立行政法人「国立女性教育会館」へ寄贈された。
これを記念して同館では、二十九日午後一時十五分から、ニコルさんと明治大学法科大学院の辻村みよ子教授による特別講演が行われる。九月三十日までは、ベアテさんの足跡をたどる展示を行う。いずれも入場無料。
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊ゲンダイの記事【非難ゴウゴウの安倍自民「政見放送」をファクトチェック】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258005)。
《自民党の政見放送に非難ゴウゴウだ。安倍首相と三原じゅん子女性局長の手前ミソなやりとりは醜悪そのもの。デタラメしか言わないこんな人たちに政権を任せていいのか。…■外交 …■年金 …■景気 …終始、安倍首相を持ち上げ続ける三原氏に対し、安倍首相は「…」とホメちぎった。あの「愚か者」「恥を知れ」演説のことだ。これじゃあ、政見放送というより、安倍カルト放送だ》。
『●類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になる
~三原じゅん子議員「八紘一宇」予算委発言~』
アノ政見放送《安倍カルト放送》や三原《八紘一宇》議員のカルト演説を見て、醜悪と感じないのかね? 右翼な皆さんや保守な皆さん、アベ様カルト信者の皆さんは、アレを見て陶酔、喝采を叫ぶのですか?
『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟
メディアコントロール…「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…』
『●『官邸ポリス』と監視社会・警察国家と前川喜平さん…
映画『新聞記者』と現独裁政権批判と望月衣塑子さん』
『●木下昌明さん《あの黒く目隠しされた羊…
実は何も知らないで日々を送っているわたしたちのことではないのか?》』
『●映画『新聞記者』…《内閣情報調査室の暗躍》
《ひとつは…マスコミへの警告、もうひとつは…当人への警告》』
『●《メディアコントロール》…こんな「広報」マスメディアばかりでは
第25回参議院議員通常選挙が思いやられる』
《■外交 …■年金 …■景気》…どれ一つとっても、上手く行ったアベ様の「政」はありません。アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール。アベ様による善政は何一つ無し。あくらつな独裁状態。
【<’19参院選>アベノミクス 暮らしは厳しくなった】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019071102000153.html)によると、《参院選はアベノミクスの成果を判断する機会だ。安倍政権が強調する「六年間の実績」をどう評価するのか。有権者は選挙後の消費税増税を意識しつつ、暮らしを守るための選択を迫られている》。
一体いつまで、「ズ」抜けたバ「ズ」ーカ達によるドアホノミクス(©浜矩子さん)によるアベノサギに騙されるの?
『●《9条に自衛隊を明記し「違憲論争に終止符を打つ」…
終止符を打たなければならないのはこのデタラメな政権だ》』
『●あのオモテナシ《ご機嫌取りの接待漬け》は「交」渉だったのか?
「害遊・害〝行〟のアベ様」がイラン訪問?』
『●さながらディストピア状態…年金自助努力問題
《不正確で誤解を与えたのは麻生の態度と発言》(政界地獄耳)』
『●GPIFは年金運用成績を〝隠蔽〟…前回《参院選の
投開票が終わるまで公表を例年から1カ月近くも遅らせた》』
『●年金自助努力問題…《単なる金ヅルとして、
社会保障の“充実”だの“安定化”だのをエサ》に消費税を増税』
『●(政界地獄耳)《麻生に一貫して流れているスピリッツは
弱者をさげすみ、バカにする体質》…選んだ人々の責任』
『●《経済の素人》ても分かる《無理筋な政策》…
バ「ズ」ーカたちによるドアホノミクスの《虚像と実像》』
日刊ゲンダイの記事【安倍自民に落とし穴 野党候補が急追する逆転可能14選挙区】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257921)によると、《自民党が勝利するかどうかは、投票率次第だ。投票率が10ポイント上がれば、野党が次々に逆転していくとみられている》。
「2/4」の眠り猫な皆さんが目覚めて、1/4でもいいので選挙に行き(12.5%投票率アップ!)、野党に投票してほしいい。身の回りの選挙に行かない2/4の「眠り猫」な方を説得し、選挙に行って野党に投票してもらいましょう!
『●2016年7月参院選、今回も「眠り猫」だった皆さん…』
『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…
教育破壊の効果とアベノサギという「壊憲=争点」隠し』
『●2016年7月参院選、
「あとの祭」の要因の大きな一つは片棒担ぎのマスコミにあり』
『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…
アベ様にそんな謙虚さがあれば、アベノサギなんてしませんって』
『●2016年7月参院選、「あとの祭り」…
「もっとも危ない暴君に、とてつもない数を与えてしまった」』
「2016年7月参院選、「あとの祭り」」を繰り返してはイケナイ。
日刊スポーツの記事【森永卓郎氏語る参院選「自民10点」増税で消費は↓】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907100000922.html)によると、《今回は基本政策が各党できれいに分かれた。こんなに分かりやすい選挙はかつてなかったと思う。消費税は自民+公明だけが予定通り8%→10%の増税を掲げる一方で、野党はオール反対…自公は増税の緩和策としてキャッシュレス決済で最大5%分のポイント還元やプレミアム付き商品券の発行などを予定しているので1年ぐらいかけて、じわじわ落ちます。前回2014年に5%→8%に増税した時は消費は3%分落ちて減少額は5兆円とも言われた。今回も2%分落ちますが、減少額は5兆円規模では済まない。リーマン・ショック級です…モリタク採点(100点満点)は自民10点、公明10点、立憲50点、国民40点、共産70点、維新40点、社民60点。争点だけは明確。年金で「切り捨てられる」若者にはぜひ投票に行ってもらいたい》。
山本太郎さんのれいわ新選組も入れてよ! アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロールのみ。散々、民主主義を破壊し、「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」が示すような「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」の方向に社会を破壊しつつあり…与党自公や癒着党お維の評価はゼロ点ないしはマイナス100点でしょう?
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258005】
非難ゴウゴウの安倍自民「政見放送」をファクトチェック
2019/07/11 06:00
(安倍首相は「恥を知れ」の三原じゅん子とタッグ/(C)日刊ゲンダイ)
「キモい」「お前らこそ恥を知れ」「ネトウヨのニコ生かよ」――。自民党の政見放送に非難ゴウゴウだ。安倍首相と三原じゅん子女性局長の手前ミソなやりとりは醜悪そのもの。デタラメしか言わないこんな人たちに政権を任せていいのか。
■外交
安倍 最後の最後まで、対立よりも共通点を、粘り強く見いだし、力強いメッセージを、出すことができました。
G20大阪サミットの振り返り。安倍首相はトランプ米大統領に配慮して「保護主義と闘う」との文言を見送り、「自由で公正かつ無差別な貿易・投資環境を実現し、開かれた市場を保つために努力する」と意味不明な首脳宣言を採択した。とても「力強いメッセージ」とは言えない。
安倍 トランプ大統領だけでなく、習近平主席からも、拉致問題について、金正恩委員長に、伝えていただきました。アタクシ自身、あらゆるチャンスを逃さないとの、考え方の上に、全力で取り組んでいく、決意です。
自民は公約の1番手に「力強い外交・防衛で、国益を守る」とうたっているのに、拉致問題は徹頭徹尾仲介頼み。朝鮮中央通信は「安倍首相は世界の笑いもの」「薄らバカ」とコキおろしている。
■年金
三原 野党は政争の具にし、具体的な政策も示さないまま不安をあおるだけの議論に終始している。
立憲民主党は医療や介護などの自己負担額に上限を設ける総合合算制度導入を公約に掲げ、共産党と社民党は物価や賃金上昇に応じて支給額を抑制するマクロ経済スライドの廃止を主張している。
■景気
安倍 この春も、6年連続で、今世紀最高水準の、賃上げが、実現しました。
これは春闘の実績で、この6年間の実質賃金はマイナス0.6%。
三原 年金積立金の運用益はこの6年で44兆円増えました。民主党政権時代の10倍ですね。
12年10月~18年12月の運用益が44兆円。そのうち民主党政権だった12年10~12月分が5兆円あり、安倍首相が政権を担ったのは数日だけ。
安倍 6年で雇用は380万人、正規雇用も、130万人以上増えました。
非正社員が306万人、正社員が161万人増加し、年収200万円未満の非正社員が36万人も増えたことも触れるべきだ。
終始、安倍首相を持ち上げ続ける三原氏に対し、安倍首相は「参議院本会議での演説は、すごい迫力でしたね。国民の代表としての、自覚。国会で、議論に臨む姿勢」とホメちぎった。あの「愚か者」「恥を知れ」演説のことだ。これじゃあ、政見放送というより、安倍カルト放送だ。
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東京新聞の社説【3人産んで発言 政治家の責任放棄だ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060102000145.html)。
《極めて不適切な内容だ。少子化問題への適切な対応を怠ってきた与党政治家としての責任を、全く感じていないのではないか。…国家権力の側にあるものが国民に対し、三人以上、子どもを産むよう促すのは、戦時の人口増加政策を想起させ、極めて不快である。時代錯誤も甚だしい…戦争発言の丸山穂高衆院議員の例を挙げるまでもなく、一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である》。
『●「女性が輝く社会」の「女性を愚弄した発言」…
「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)』
『●「膿」で出来上がった政権、政党…
ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?』
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
『●鶴彬さんの「生きた世」…自公を支持する皆さんは
人の親として「そんな世」を目指しているの?』
「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」(鶴彬さん)とでも脳内では? 与党自民党の桜田義孝前五輪相や元癒党お維の丸山穂高衆院議員…よくもまぁ、こんな議員に投票できるよな。
《そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である》…「1/4と2/4」の皆さん、このままでいいのですか? 《子育て支援を公約》《子育ての党》といったフザケタ与党自公や「子を人殺しに行かせたくて仕方ない」癒党お維を支える「1/4」の皆さん、選挙に行きもしないことで間接的に与党や癒党を支えている「2/4」の眠り猫な皆さん、次の選挙こそ、野党の「1/4」の皆さんの側に来てくださいな、お願いしますよ。
《暴言を、自民党議員は何回繰り返せば気が済むのか》…同時に、独裁政権や与党自公、癒党お維の取巻き連中ときたら、醜悪すぎる。
リテラの記事【立川志らくと八代弁護士が桜田前五輪相の“3人産め”暴言を擁護!「そこまでひどいことを言ったのかな」「よくあること」】(https://lite-ra.com/2019/05/post-4743.html)によると、《「お子さん、お孫さんには子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」 先日お伝えしたように、自民党は参院選を控えて“失言防止マニュアル”を作成・配布したというが、その矢先にコレである。というか、少子化問題に絡めた「女は子どもを産め」という暴言を、自民党議員は何回繰り返せば気が済むのか》。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060102000145.html】
【社説】
3人産んで発言 政治家の責任放棄だ
2019年6月1日
自民党の桜田義孝前五輪相(69)が、三人以上の出産を促す発言をした。極めて不適切な内容だ。少子化問題への適切な対応を怠ってきた与党政治家としての責任を、全く感じていないのではないか。
「またか」「いいかげんにしろ」というのが率直な感想だ。
問題の発言は先月二十九日、千葉市で開かれた猪口邦子元少子化担当相の政治資金パーティーであった。あいさつに立った桜田氏は少子化問題に言及し「結婚しなくていいという女性がみるみる増えちゃった」「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低三人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と言い放ったのだ。
発言後、「子どもを安心して産み、育てやすい環境をつくることが重要との思いで発言した。誰かを傷つける意図はなかった」と釈明したが、国家権力の側にあるものが国民に対し、三人以上、子どもを産むよう促すのは、戦時の人口増加政策を想起させ、極めて不快である。時代錯誤も甚だしい。
結婚や出産はあくまで個人の自由な意思に基づくべきだ。その上で、それを望む人たちが希望をかなえられるような環境をつくることこそが政治の責任であり、少子化対策の根幹ではないのか。
そのためには出産や子育てがしやすい家庭や職場の環境整備や、保育、幼児教育の態勢づくりが欠かせない。子育てや将来の教育の費用など経済的な不安に対応する制度的、財政的支援も必要だ。
なぜこうした対策が進まなかったのか。出産を巡っては「(女性は)産む機械」など不適切発言が相次いできた。女性は結婚して家庭に入り、子どもを産み育てるのが当然との家族観を持つ議員が政権中枢を占めてきたからだろう。
子育て支援はようやく政治の中心課題になりつつあるが、少子化を「国家的な問題」(桜田氏)というなら、長年政権の座にありながら適切な対策を怠り、深刻な少子化を招いた自民党の非をまず認め、心を入れ替えて政策を実現する決意を示すべきではないか。
桜田氏は四月、復興以上に自民党議員が大事と発言、大臣を事実上更迭された。自民党は夏の参院選を控え、失言を防ぐための注意事項をまとめた文書を配布したが、抑止効果は乏しかった。
戦争発言の丸山穂高衆院議員の例を挙げるまでもなく、一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任である。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
琉球新報の【<社説>国連報告者の勧告 表現の自由侵害許されぬ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-931801.html)。
《日本の「表現の自由」が危機にひんしている。言論と表現の自由に関する国連の特別報告者デービッド・ケイ氏が新たな報告書をまとめ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設への抗議活動などに対し当局による圧力が続いているとして、集会と表現の自由を尊重するよう日本政府に求めたのである。政府はケイ氏の批判を真摯(しんし)に受け止め、集会の自由や表現の自由を脅かす一切の行為をやめるべきだ》。
《表現の自由を巡る日本の現状が国際基準を大きく逸脱していることが、再び白日の下にさらされた。国民にとって極めて憂慮すべき事態である。人権がないがしろにされているからだ》。
《国連人権理事会から任命され…いかなる政府や組織からも独立した資格を持つ…国際人権法や国際人道法の専門家》が《表現の自由を巡る日本の現状が国際基準を大きく逸脱している》ことを再び指摘されたにもかかわらず、御得意の《事実誤認》とばかりに《一蹴》したアベ様や最低の官房長官ら馬さんや鹿さんの耳には、哀しき馬耳東風。
ところで、映画『主戦場』について。
《保守》? 《プロパガンダ》?? カメラの前で、言いたいことを言ったんでしょうに、何が御不満のなか? 与党自公や癒党お維を支えているニセ保守・ニセ右翼な人たちは、恣意的な言論の自由、表現の自由の使い分けがお好きだね。アベ様の《メディアコントロール》を放置した〝毒〟は、ニッポンの社会のいろいろな部分に相当な悪影響を及ぼしている。
マガジン9のコラム【こちら編集部/映画『主戦場』その後〜デザキ監督の記者会見から】(https://maga9.jp/190605-5/)によると、《藤岡氏らの記者会見では、内容が「フェア」なものになっておらず、「一方的なプロパガンダ映画だ」との主張も展開されました。デザキ氏は、「物事がフェアであるかどうかという判断は常に主観的なものです。もし、映画が彼らの主張に沿った(『慰安婦』問題の存在を否定するような)内容になっていたら、彼らは『これ以上フェアな映画はない』と言っていただろうと確信しています」と指摘…「さまざまな意見に耳を傾けた上で、自分なりの結論を映画の中に入れることが、責任を果たすことだと考えました。すべての主張に同等の説得力があるわけではないことを示すのが重要だと思ったのです。私は、どちらの意見に説得力があるかを自分で判断して結論を導いたし、そのプロセスは映画の中で明らかになっています。それを見た上で、観客は私の結論に同意することも、同意しないこともできるのだから、プロパガンダとはいえません。私の出した結論そのものは重要ではなくて、観客自身が映画を見てそれぞれの論点について検証することを推奨しているのです」…そうした状況を生み出してきた責任の一端が、「慰安婦」問題を「タブー」としてなかなか扱わず、歴史修正主義の言説のおかしさをきちんと指摘してこなかったメディアにあることは言うまでもありません》。
『●《あなたが言っていることはまるっきり嘘》な
櫻井よしこ氏による名誉棄損事件…で、札幌地裁の判決は??』
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
『●山本太郎さん×久米宏さん対談、「安倍政権とカジノ、
杉田水脈を徹底批判し、原発タブーや創価学会…」』
『●「取締役レベルで決定した確信犯的」ヘイト企画・
「差別ビジネス」のツケ…これで幕引きでいいのですか?』
『●与党自公や癒党お維は、戦争したくて(させたくて)、
人殺しに行きたくて(いかせたくて)しかたないのね?』
「東京新聞の記事【「戦争」発言 言論の自由とは言わぬ】…
《開き直るのはやはりおかしい。北方領土を戦争で奪還する、と言って、
日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員。言論の自由を持ち出して
辞職しない意向を示したが、筋違いも甚だしい。」
『●【<金口木舌>権力はうそをつく】《イラク戦争…
大量破壊兵器の保有は後に捏造だと明らかになった》』
『●デマ言説やデマ本、ヘイト企画、「差別ビジネス」が幅を利かす
ニッポンの出版や報道の世界でいいのか?』
『●《○○しかいない》お維の《言論の自由…憲法に反する発言を
言論府が放置することこそ自らの首を絞める行為》』
「デマ屋・ヘイト者についての話題。…言いたいことを言ったんでしょうに、
何が御不満なのか?
東京新聞の小倉貞俊記者による記事【慰安婦問題に迫る
ドキュメンタリー 映画「主戦場」めぐりバトル】…《元慰安婦の支援団体や
研究者だけではなく、慰安婦問題に否定的な立場からも
「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝副会長や米国の
弁護士ケント・ギルバート氏、ジャーナリスト櫻井よしこ氏、
杉田水脈衆院議員らが出演し、持論を展開している…作品中では複数の
保守系出演者から差別的な発言が続出する。会見ではこの点も
ただされたが、発言内容の訂正などはなかった…」
『●暴言連発「あなたに答える必要はありません」
「ここは質問に答える場所ではない」「その発言だったら、指しません」』
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-931801.html】
<社説>国連報告者の勧告 表現の自由侵害許されぬ
2019年6月7日 06:01
日本の「表現の自由」が危機にひんしている。
言論と表現の自由に関する国連の特別報告者デービッド・ケイ氏が新たな報告書をまとめ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設への抗議活動などに対し当局による圧力が続いているとして、集会と表現の自由を尊重するよう日本政府に求めたのである。
政府はケイ氏の批判を真摯(しんし)に受け止め、集会の自由や表現の自由を脅かす一切の行為をやめるべきだ。
国連の特別報告者は、国連人権理事会から任命され、特定の国やテーマ別の人権状況について調査・監視する役割を担う。いかなる政府や組織からも独立した資格を持つ。ケイ氏は国際人権法や国際人道法の専門家だ。
2017年の報告書は、日本の報道が特定秘密保護法などで萎縮している可能性に言及し、同法の改正と、政府が放送局に電波停止を命じる根拠となる放送法4条の廃止などを勧告した。
沖縄の米軍基地建設の抗議活動への圧力に懸念を示し、公共政策への反対表明の自由は侵害されるべきでなく、抗議活動や取材を行えるよう政府に努力を促していた。
新たな報告書は、勧告がほとんど履行されていないとして、改めて日本政府を批判している。
世界的な視点に立つケイ氏の指摘は重い。表現の自由を巡る日本の現状が国際基準を大きく逸脱していることが、再び白日の下にさらされた。国民にとって極めて憂慮すべき事態である。人権がないがしろにされているからだ。
言うまでもなく、表現の自由は民主政治の基盤となる重要な基本的人権である。この権利が恣意(しい)的に制限されると、体制側に不都合な情報がことごとく隠蔽(いんぺい)される状況が容易に生み出される。
選挙の際に公正な判断材料が得られず、体制を改めることもおぼつかなくなる。その結果、民主主義の根幹は大きく揺らいでしまう。
名護市辺野古の新基地建設現場では、反対する市民らの抗議や取材を規制する動きが顕著だ。資材が搬入される米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、座り込んで抗議する市民らの強制排除が警察によって続いている。
独裁国家でしか見られないような光景が、沖縄では堂々と県民の眼前で繰り広げられている。国際基準に照らせば明らかに人権侵害だ。
記者が取材妨害を受けて、現場から追い出されたり、撮影をやめさせられたりしたこともあった。
ケイ氏の報告書について菅義偉官房長官は「不正確かつ根拠不明のものが多く含まれ、受け入れられない」と一蹴した。国連の特別報告者を軽んじる態度であり、国際社会の一員として不適切だ。国の信用にも関わる。
集会や表現の自由をないがしろにすることは許されない。政府に猛省を促したい。
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東京新聞の社説【首相の改憲発言 日程ありきは許されぬ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019050802000179.html)。
《安倍晋三首相が二〇二〇年の改正憲法施行に再び意欲を示した。自民党総裁としての発言だが、改憲の必要性よりも在任中の実現を優先させる意図ではないか。日程ありきの改憲論議は許されない》。
『●宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として
歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判』
『●アベ様は、「政治への強い志も知の蓄積の
気配すらも見られなかった」(青木理さん)…原点回帰な9条壊憲』
『●壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、
そして、緊急事態条項を絶対に許してはダメ』
『●「改憲自体が目的…首相・安倍晋三が改憲を
断行したという記念碑的目標」…《愚劣なことだ》』
『●憲法99条無視で、違法に「#選挙妨害を
暴力団に発注するアベ様」が9条壊憲を口にする資格はあるのか?』
『●首相の立場で国会で堂々と壊憲を主張…
それを恥知らずな元防衛相が歯の浮く様な気持ちの悪いおべっか質問』
憲法99条無視な違憲な壊憲…《この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ》はずのアベ様が壊憲。宮崎駿監督は「憲法解釈を変えた偉大な男として歴史に名前を残したいのだと思うが、愚劣なことだ」と批判。アベ様の汚名の歴史に、壊憲という愚行が新たな一頁に。
日刊ゲンダイのコラム【ここがおかしい 小林節が斬る!…】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/253319)によると、《自民党の改憲4項目について…4.教育の充実は、現行憲法の26条1項(教育を受ける権利の保障)で十分で、具体的な事は法律で決めればいい(つまり、改憲を要する事ではない)。 3.参院選挙区合区の解消…。2.緊急事態条項…。1.9条に『自衛隊』と明記…》とある。
また、同様に、琉球新報の【<社説>安倍首相の改憲姿勢 憲法軽視の弊害もたらす】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-914456.html)によると、《安倍晋三首相は3日に公開したビデオメッセージで、憲法9条への自衛隊明記を軸とした改憲に意欲を示し、2020年施行の目標も堅持していると明言した。しかし、国民の中に改憲を求める声は高まっていない。改憲自体が目的になった政権と与党自民党の、乱暴な手続きや発言が目に付くだけだ。自民党は18年3月に(1)9条への自衛隊明記(2)緊急事態条項の新設(3)参院選「合区」解消(4)教育無償化・充実強化―の改憲4項目をまとめた》。
この壊憲4項目の先には、「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」へと。くわえて、「緊急事態条項」の新設という狂気・凶器。自公お維を支える「1/4と2/4」の皆さん、早く目覚めて下さい。
マガジン9の記事【こちら編集部/誰がために憲法はある(芳地隆之)】(https://maga9.jp/190508-5/)によると、《「元号が変わり、現行憲法最後の憲法記念日になるかもしれない日に、憲法に関する映画が一本も上映されない国で、僕は映画にかかわり続けることはできない」 去る5月3日、川越スカラ座で映画『誰がために憲法はある』が上映され、その後に監督の井上淳一さん、製作の馬奈木厳太郎(まなき・いずたろう)さんによる舞台挨拶がありました。冒頭はその際の井上監督の言葉です。本作品については、一人芝居『憲法くん』の原作者である松元ヒロさんへのインタビュー「この人に聞きたい」を読んでいただければと思います。ここでは、映画全体の語り手である女優、渡辺美佐子さんが東京・麻布の小学生だったころ、通学路で顔を合わせ、ほのかな恋心を抱いていた水永龍男君のことを》。
さらに、《弁護士として、4200人超と最大規模の原告団を擁する福島原発訴訟に携わる馬奈木さんは、観客との質疑応答のなかで、憲法前文にある「再び戦争の惨禍が起こるのことのないやう」の部分についてこう述べました。「私たちが蒙る最も大きな惨禍が戦争であるともいえる。日常生活では大文字の『憲法』を考えるのは難しくても、普段の暮らしのなかで大切にしたいこと、いわば小文字の『憲法』なら考えられるのではないか」》。
『●川内原発再稼働: 東京電力原発人災の教訓は活かされず、
そして、福井地裁判決をかみしめることも無く』
《酪農家の自殺は、福島県ではよく知られた悲劇です。全国ニュースにも
なりました。弁護団事務局長の馬奈木厳太郎(まなぎいずたろう)弁護士は
昨年秋、鹿児島県の地元紙記者から取材を受けたとき、
この話を記者が知らないのに驚きました。この記者だけか、それとも…。
これがキャラバンを始めるきっかけになりました》
『●「あれだけの事故を起こして被害を出して、
だれか1人でも責任とってやめたか。申し訳ないと謝罪したか」』
《福島第一原発事故から5年。あの時、父親を自死により失った樽川和也さんが
語るドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」…。制作者らが映画に込めた
思いとは――。井上淳一監督、企画した馬奈木厳太郎弁護士、
出演した白井聡・京都精華大専任講師(政治学)…》
『●「それは風評でなくて現実だ」: 東電核発電人災の
「大地を受け継い」だ人々の葛藤、引き裂かれた心』
《福島で農業を営む人々はどんな暮らしをしているのか?
井上淳一監督の『大地を受け継ぐ』はその一面を明らかにしてくれる。
といっても、これは十数人の学生たちがある農家の母と息子に話を
聴くだけのドキュメンタリーである。が、その話がとてもいい》
『●『憲法くん』の誇りとは? 《私は六六年間、
戦争という名前で他国の人々を殺したことがない。それが誇り》』
《映画「誰(た)がために憲法はある」(井上淳一監督)の全国順次公開…》
《井上淳一監督(53)は故・若松孝二に師事し、若松プロの青春群像を
描いた「止められるか、俺たちを」の脚本を書いた硬骨漢。「このまま安倍1強の
政治状況が続けば、改憲は現実のものとなり、もしかすると今年の
憲法記念日は、現行憲法で最後になるかもしれない…映画界にはまったく
といっていいほど危機感がない。この映画は、そんな映画界への挑戦状
でもあります。憲法に込められた理想がいかに大切か、今こそ、
ひとりでも多くの人にこの映画を見て欲しい」と語る》
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019050802000179.html】
【社説】
首相の改憲発言 日程ありきは許されぬ
2019年5月8日
安倍晋三首相が二〇二〇年の改正憲法施行に再び意欲を示した。自民党総裁としての発言だが、改憲の必要性よりも在任中の実現を優先させる意図ではないか。日程ありきの改憲論議は許されない。
令和最初の憲法記念日。首相は改憲派が主催する「公開憲法フォーラム」にビデオでメッセージを寄せた。日本国憲法施行七十年の節目に当たる二年前の同じフォーラムで「二〇二〇年を、新しい憲法が施行される年にしたい」と言及したことに触れ、「今もその気持ちに変わりはない」と述べ、自ら改憲実現の先頭に立つ決意を重ねて示した。
憲法に改正条項がある以上、改憲論議自体は否定しない。法律の改正では対応できず、もし改憲がどうしても必要な状況になれば、幅広い合意により、改正に踏み込むこともあり得るだろう。
しかし、二〇年までに改正憲法を施行しなければ対応できないような差し迫った政治課題が今、あるのだろうか。あるいは、国民の側から改憲を求める声が大きく湧き上がっている状況だろうか。
首相は改憲を必要とする理由に「憲法に自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打つ」ことを挙げたが、「多くの国民は自衛隊を違憲と思っていない」(北側一雄公明党憲法調査会長)のが実態だ。
共同通信による憲法に関する世論調査では九条改憲の必要が「ある」が45%、「ない」は47%と二分されている。自衛隊違憲論を理由とした改憲論には無理がある。
また首相は「貧困の連鎖を断ち切るため、教育はすべての子どもたちに真に開かれたものとしなければならない」ことを憲法に位置付ける必要性を強調したが、これも憲法というよりは、法律や政策対応の問題ではないのか。
改憲が必要な状況でないにもかかわらず、二〇年という期限を無理やり設定して論議を強引に進めるのであれば、改憲を必要とする切迫性よりも、二一年秋までの党総裁任期中の改憲実現を狙ったと指摘されてもやむを得まい。
改憲は幅広い国民的な合意が前提だ。与党だけや一部の野党を取り込んだだけで強引に進めることがあってはならない。
首相は「この国の未来像について真正面から議論を行うべき時に来ている」とも語ったが、首相らへの忖度(そんたく)の有無が問題となった森友・加計問題や統計不正など、未来像に影を落とす問題が残されたままだ。改憲論議に先だって国会で解明、議論すべきではないか。
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[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑]
日刊ゲンダイの書評【週末オススメ本ミシュラン/「ハッキリ言わせていただきます!」前川喜平・谷口真由美著/集英社】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/250857)。
《…選者・佐高信》。
『●自公支持者を「嗤う」、あれで「採決」「可決」!?:
自公支持者も「听う」ことが出来なくなる日は近い』
《全日本おばちゃん党の谷口真由美氏は民意の視点から
「これを契機に日本人は口うるさい有権者にならないといけない」と語った》
本のサブタイトルは「黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題」。表紙の帯には、「政治、教育、社会…おかしなことが多すぎませんか? 大阪のおばちゃんと奈良のおっちゃんが激アツトークでツッコミ入れます!」。
山口敬之氏が反訴したそうだ。神経を疑う。最「低」裁を頂点とした司法も頼れず…。警察や検察がアベ様に忖度したように、司法も、今回も正しく「司法判断」することなく、何時もの「政治判断」だろうか。絶望的な国。
レイプ事件に加えて、前川喜平さんのアベ様やアメリカ政府、トランプ氏への視点、「1/4と2/4」の人々は共有しているのだろうか? そして、壊憲。
『●「ト」な自民党改憲草案の押し付け…
押し付けられた「押し付け憲法論は、賢明なる先人に対する冒涜」』
『●壊憲…「緊急事態という口実で、憲法が破壊される恐れが…
ヒトラーは非常事態を乱用して独裁を築いた」』
『●争点は「壊憲」: 「ト」な自民党改憲草案は
「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」』
『●「ト」な新三原則「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」
「基本的人権の制限」…壊憲して本当にいいの?』
「ト」な新三原則。《何を変えてはいけないか》の判断はとても容易だ。「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」である。この三点の《変えるか、変えてはいけないか》の判断は自明だ。日本は、十分に《歴史に学んだ》はずではないか。加えて、緊急事態条項追加をしたいニッポンの腐った政権・与党、日本会議に代表されるアベ様信者や支持者…、彼・彼女らに絶対に変えさせてはならないし、壊憲させてはならないはずだ。
「1/4の自公お維キト支持者と2/4の選挙にも行かない眠り猫な有権者」の皆さん、このままでいいのですか? 「1/4と2/4」のままでは、何も変わらない。アベ様に「しつけ」られてはいけない。「1/4と2/4」の皆さんに、如何に選挙に足を運んでもらい、野党候補者に投票してもらうか…アベ様独裁から解放される道はそこにしかない。
『●1/4の支持者と2/4の眠り猫な皆さんが作りだす…
《弁舌で聴衆を引きつける能力がない》アベ様独裁』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/250857】
週末オススメ本ミシュラン
「ハッキリ言わせていただきます!」前川喜平・谷口真由美著/集英社
2019/03/31 06:00
「いい学校」から「いい会社」へのレールに乗って、いわゆる一流銀行に入ったのに、1年でやめた人のことが忘れられない。彼は母親に1週間も泣かれたという。その後、司法試験を受けて弁護士になるのだが、封建的な日本の企業に勤めていたからだろうか、改めて開いた日本国憲法の一条一条がとても新鮮に映ったと語っていた。
この本は、その憲法をわかりやすく、そして身近な例で説く谷口と、この国の最後の希望の星のような元文部科学事務次官、前川のハッキリ対談である。
TBSワシントン支局長だった山口敬之がジャーナリスト志望の女性をレイプした事件について、「あれはひどい」と怒る前川は「総理の友達で、総理をヨイショする本を書いている人間だからって、犯罪も見逃されちゃう」のはおかしいと指弾し、さらに「それを、官邸官僚だった警察官僚が命じたわけですね。中村格という警視庁の刑事部長をやって、もともと菅義偉内閣官房長官の秘書官だった男ですね。それが、レイプ犯を逮捕するなと命令を出した。それだけじゃなくて、検察も起訴しませんでしたからね」と憤る。
退官して言いたいことを言えるようになった前川は、アメリカについてもズバリと言う。
「私はアメリカという国をもともとあまり信用していません。トンキン湾事件でベトナム戦争を始めたり、大量破壊兵器があると言ってイラク戦争を始めたり。嘘から戦争を始めた国でしょう。日本は74年間戦争をしてないけど、アメリカってあちこちで戦争をして、あちこちの国の主権を侵害し、武力介入なんかやりたい放題やっている。そういう国と同盟関係にあるわけで、それはきわめて危険な国と同盟を結んでいるんだという自覚を持たなきゃいけないと思うんですね」
この国の首相はアメリカの大統領のトランプと親しいことを自慢するが、それは逆に恥ずべきことではないのか。
前川は、広島の弁護士の楾大樹が書いた「檻の中のライオン」(かもがわ出版)をすすめる。放っておくと暴れるライオンの国家権力を憲法という檻が制御するのである。とりわけトランプにはライオンの比喩はぴったりだろう。それに卑屈なライオンの安倍晋三がくっついている。自民党の改憲草案にある緊急事態条項は、ライオンに檻を内側から開けられる鍵を渡すようなものだという説明は、まさにその通りだろう。
★★半(選者・佐高信)
ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題
前川 喜平/谷口 真由美 集英社 2019年02月05日
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マガジン9の記事【伊藤塾 明日の法律家講座レポート/映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』】(https://maga9.jp/181212-7/)。
《1948年に軍隊を廃止、軍事予算を社会福祉に当てて国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリーです。「軍事力を持たずとも国は成り立つ」ことを証明してきたコスタリカの軌跡から、力に依らない安全保障のリアルが見えてくる》。
『●映画『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方』…
「軍隊を持たない意味」を理解しようとしない本家』
《…多数決をしたらあとはすべて従えというのは本来の民主主義じゃない!
多数派に属する者たちが「選挙で選ばれたのは俺たちだから議論なんて
時間の無駄。お前らは黙って言うことを聞け。それが嫌なら次の選挙で
見返してみろ」と主張する社会。それは「民主主義」とは呼ばない。
野坂昭如氏、大橋巨泉氏、愛川欽也氏、菅原文太氏、金子兜太氏など、
戦争を体験し、その経験をもとに強く平和を訴えてきた世代が次々と鬼籍に
入りつつある。現在の権力者たちは、彼らが命がけで得た知見や反省を
無きものにしようとしつつあるが、その先にあるのは70年以上前の
悲劇の再来であることは火を見るよりも明らかだ。
私たちは彼らの残してくれた警鐘を無にしてはならない》
《ホセ・フィゲーレス・フェレール大統領は「軍を持つことは経済的社会的発展の妨げとなる。戦車を持つか、インフラか。機関銃か、それとも病院、学校か、どちらかを選ばねばならなかった」と語っている。そして彼は後者を選んだ》そうだ。《「常備軍を持つということは、戦争する意思があるというメッセージを発信し続けること」という認識は、アメリカ第3代大統領ジェファーソンも持っていた。ジェファーソンは「民主主義は軍を必要としない」…。その遺志を引き継いだのが、コスタリカだったのだ》。
そして、「軍隊を持たない意味」を理解しようとしない本家。《九条は世界で必要とされている》というのに、本家ニッポンでは…。《軍隊を持たない意味》を理解しようとしない本家ニッポン。ニッポン《国の在り方を決定付けている》その《アイデンティティー》さへも失おうとしている。
『●壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、
そして、緊急事態条項を絶対に許してはダメ』
「トンデモの「ト」な自民党壊憲草案の云う
「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」といったこを
許していいのか? その先にある、緊急事態条項創設…
自公お維キト支持者の皆さんは理解できているのでしょうか?
2/4の「眠り猫」の皆さんは、無関心で大丈夫なのか?」
『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える』
『●「戦争放棄を定めた憲法九条を支持する宣言や声明が
繰り返されてきた…九条は世界で必要とされている」』
「いまや、基本的人権と国民主権さへも怪しいけれども、
《基本的人権や国民主権は先進国では標準装備だから、
戦後日本のアイデンティティーは平和主義といえる》のに、
ニッポン《国の在り方を決定付けている》その《アイデンティティー》さへも
失おうとしている」
『●「米ラスベガス・サンズに日本に参入する免許を与えるよう
強く要求」されておきながらアベ様は平気で…』
『●アベ様の《国民観、人間観には共通点が多すぎる…
彼の目には私たちが己の財布、兵力、労働力だとしか…》』
『●「どっからどうもってきて出すのか」…軍事費を削り、
弱者救済や災害復旧、防災にこそ血税を使って下さい』
『●「FMSは武器取引を通じて、米国が他国を
従属させるシステムでもある。日本の対米追従は強まる一方だ」』
『●対外有償軍事援助FMS…《アメリカからの援助》?
アメリカへの「援助」、狂気な「思いやり」の一種?』
『●《アメリカから兵器を買い過ぎたために、
安倍政権は防衛予算が不足し、日本企業への支払い》が不能に…』
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【https://maga9.jp/181212-7/】
伊藤塾 明日の法律家講座レポート
映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』
By マガジン9編集部 2018年12月12日
今回の「明日の法律家講座」は講師による講義ではなく、ドキュメンタリー映画の上映といういつもとは違うかたちで開催されました。
上映されたのは『コスタリカの奇跡 積極的平和国家のつくり方』。1948年に軍隊を廃止、軍事予算を社会福祉に当てて国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリーです。「軍事力を持たずとも国は成り立つ」ことを証明してきたコスタリカの軌跡から、力に依らない安全保障のリアルが見えてくる。その映画の内容をレポートします。[2018年9月8日@渋谷本校]
軍事費を教育、医療に
映画の第1章では、コスタリカが軍隊を廃止、軍事予算をなくしたことで、何が起きたか。人々の暮らしはどうなったかが描かれる。
1948年の内戦終結後、新しい国づくりの指導者となったホセ・フィゲーレス・フェレール大統領は「軍を持つことは経済的社会的発展の妨げとなる。戦車を持つか、インフラか。機関銃か、それとも病院、学校か、どちらかを選ばねばならなかった」と語っている。そして彼は後者を選んだ。
それからおよそ70年。軍事費を社会福祉に投資したことで、国民の識字率、進学率が飛躍的に高まった。
「軍事費をゼロにしたことで、人々の健康、教育、貧困対策に投資することができた。行政が潤い、福祉が充実した」「貧困や暴力が深刻化している中米にあって、コスタリカが政治的社会的に安定しているのは、人々の基本ニーズが満たされているからだ」と、映画に登場する学者やジャーナリストは分析する。
「この子が戦争に行くのではという不安がないのは、母としてとても幸せ」「子どもにはおもちゃの銃も持たせたくない」とインタビューに答える市民の表情は明るい。
陽気な国民性もあって、画面に映る人々の表情は明るくリラックスしている。医療に関しては国民皆保険制度があり、国民医療費はアメリカのわずか15%。そして平均寿命はアメリカより長い。
「国民は収入に応じて健康保険料を払います。たとえば道路清掃の人は、オフィス勤めのサラリーマンより収入は少なく、払う保険料も少ない。けれど道路清掃は社会に必要な仕事でしょう。だから、彼らにも社会保障を受ける権利がある」「健康な人が使わない医療費は、誰か必要な人に回されます。そしていずれはだれかがあなたを助けるのです。連帯することは最も大切な価値観のひとつです」と語る市民や医師。「医療と教育は国民の権利」というコンセンサスが、市民のあいだに浸透している様子がうかがえる。
なぜ軍を廃止できたのか、その前史
第2章では軍廃止に至ったコスタリカの歴史が当時のニュース映像や研究者らの言葉で紹介される。
1930〜40年はじめの世界恐慌の時代、コスタリカでは人権と社会保障を求める声が高まり、労働法や生活保護制度などの整備が進んだ。のちに軍解体という画期的なことが可能になったのは、この時期すでに社会福祉国家としての基盤が整っていたことが大きい。
この時期、のちの大統領ホセ・フィゲーレス・フェレールは、アメリカに留学していた。図書館にこもって読書に没頭し、トルストイ、エマーソンなどの平和主義、社会主義の思想に影響を受けた。「フェレールの軍廃止のアイデアは降ってわいたものではなく、何年も前に構想し、長年温めてきたものだった」とある研究者は分析する。
40年代のコスタリカでは、カトリック教会と共産党の連立による穏健な中道政権が社会改革をすすめたが、これに対して富裕層からの反発が強まり、暴動が頻発し社会は混乱した。さらに、大統領選での不正をきっかけに、帰国していたフェレールが仲間とともに立ち上がり、内戦が勃発。48年にフェレール側が勝利し暫定政権を樹立する。
フェレールは常備軍の廃止を宣言、さらに金融機関、電力の国有化、女性とアフリカ系カリブ人への参政権付与、大企業やアメリカ資本への課税、選挙裁判所の創設など、従来の社会改革路線をさらに発展させた。彼はこれを中産階級革命と呼んだ。
冷戦時代の危機を乗り越えて
第3章「新たな課題」は、コスタリカの非武装体制が岐路に立たされた冷戦時代を描く。この試練を乗り切ったことで、この国の平和主義はさらに進化し、世界に認められることになる。
1979年、コスタリカの隣国ニカラグアで革命が起きる。これをきっかけに中米地域が共産化するのではないかとおそれたアメリカは、反革命勢力「コントラ」を組織し、コスタリカに軍事拠点をつくるよう迫った。大国アメリカの圧力に、軍事力を持たないコスタリカはいかに対応したか。当時の大統領ルイス・アルベルト・モンヘは「積極的永世非武装中立」を宣言した。アメリカと武力で対峙するでもなく、さりとて言うなりにはならず、世界に向けて中立を表明する。対米関係を崩すことなく、うまく距離をとることで難を逃れたのである。「平和こそ精神的武器」とする中立宣言は、コスタリカ国民の83%に支持された。
さらにモンヘは渡欧して、各国首脳やローマ法王に紛争終結、和平への働きかけを要請、平和外交を展開した。
ついで大統領に就任したオスカル・アリアス・サンチェスは、再軍備を迫るアメリカの圧力をはね返し、国際世論に訴え、中米地域の紛争終結和平案の仲介役を引き受け、平和構築に貢献した。その功績が評価され、アリアスは78年にノーベル平和賞を受賞している。
アリアスは大統領をやめたあとも、世界中を回って非武装化を呼びかけた。だが大国の賛同が得られず、一部の国、地域を除いて、実現はかなわなかった。「国連の常任理事国は、世界平和のために働くことが本来の仕事なのに、その反対に武器の輸出大国なのです」と、アリアスは嘆く。
正義は戦争より強い。法的手段は武器より強い
最終章では、平和主義がコスタリカの文化、国民性にまでしみ込んでいる様子が、識者や市民の発言と街や学校の映像を通して描かれる。
「私たちが受けた教育はとてもシンプルです。非武装がラテンアメリカを守った。
軍は特定の集団にとって、権力を得るための道具だった。
危険を避けるためには軍をなくせばいいのです」
「コスタリカに軍は必要ありません。なぜなら敵がいないから」
「私たちの国にはずっと軍隊がありません。これはもはや時代を超えた精神性です。
紛争があれば話し合い、交渉で解決すればいいのです」
コスタリカの憲法は常備軍の不保持を宣言しているが、緊急時には大統領が民兵を召集、武装した市民による国家防衛を想定している。
「常備軍を持つということは、戦争する意思があるというメッセージを発信し続けること」という認識は、アメリカ第3代大統領ジェファーソンも持っていた。ジェファーソンは「民主主義は軍を必要としない」と考え、常備軍不保持をアメリカ憲法に盛り込もうと働きかけたが、かなわなかった。その遺志を引き継いだのが、コスタリカだったのだ。
コスタリカが軍に代わるものとして安全保障を託したのは国際機関や国際法、国際世論、そして地域の集団安全保障体制である。コスタリカは、南北アメリカ諸国が参加する集団安全保障体制である「米州相互援助条約」(通称リオ条約)に加盟している。
「国際法を信じることは他国の敬意を信じること」
「コスタリカは何度も難局を迎えましたが、国際的な法や組織に紛争調停を
求めました。また自助努力によって国際的なネットワークを築き、
開発援助をうけることができました」
「軍を持たないことで、弱くなったのではない、強くなったのです。
平和主義を標榜している我が国がどこかから攻撃されたら、
世界が黙っていないでしょう。世界の政治的見解が我々の軍です」
「コスタリカが国家予算8%を教育費に回せるのは、軍事費ゼロだからです」
コスタリカの選択は崇高な理想主義というより、現実的で合理的であることがわかる。法曹を目指す人のみならず、すべての人に見てもらいたい映画である。
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[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑]
マガジン9の記事【こちら編集部/デモクラシータイムス&マガジン9共同企画報告 座談会「『新潮45』と雑誌ジャーナリズムの危機」斎藤貴男さん×盛田隆二さん×鈴木耕さん(マガジン9編集部)】(https://maga9.jp/181226-4/)。
《テーマは、杉田水脈衆院議員によるLGBT差別する文章に端を発した『新潮45』問題。『新潮45』はなぜ事実上の廃刊にいたったのか、保守系雑誌はいつから「ヘイト」化していったのか、そしてこれからの雑誌のつくり方はどうあるべきかを語り合いました》。
《小泉政権が誕生した時期から「政権批判をする記事が攻撃されるようになった」…。…時代背景とともに、ネット社会の隆盛が出版物におよぼしてきた影響…。…編集者や校閲の役割が軽視されているなど、昨今の雑誌づくりのあり方に疑問…》などが紹介。
映像資料は以下のURLに。
【「新潮45」と雑誌ジャーナリズムの危機】(https://www.youtube.com/watch?v=942ap1m1n44)
《デモクラシータイムス & マガジン9 共同企画 2018.12.16収録 出演 斎藤貴男(ジャーナリスト)、盛田隆二(小説家)、 鈴木耕(編集者)》
新潮社の社長は、赤字を削減するために、喜んで休刊した模様。「取締役レベルで決定した確信犯的」ヘイト企画・「差別ビジネス」のツケ…これで幕引きでいいのだろうか? 真っ当なジャーナリズムの発表の場がますます無くなり、マスコミはアベ様の宣伝機関化へと向かう。特に、優れたフリージャーナリストの執筆の場が著しく減っている。
デマ言説やデマ本、ヘイト企画、「差別ビジネス」が幅を利かすニッポンの《出版や報道の世界》でいいのでしょうか? 斎藤貴男さんは本屋には足が向かなくなったそうだ。ブログ主も、最近の本屋に行くと、情けなく、哀しい気分になることが多い。
『●《あなたが言っていることはまるっきり嘘》な
櫻井よしこ氏による名誉棄損事件…で、札幌地裁の判決は??』
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
『●山本太郎さん×久米宏さん対談、「安倍政権とカジノ、
杉田水脈を徹底批判し、原発タブーや創価学会…」』
『●「取締役レベルで決定した確信犯的」ヘイト企画・
「差別ビジネス」のツケ…これで幕引きでいいのですか?』
「沖縄タイムスの田嶋正雄記者によるコラム【[大弦小弦]
1988年の米映画「トーチソング・トリロジー」はゲイの中年男と…】…。
…【本音のコラム「差別ビジネス」 斎藤美奈子】…。
リテラの記事【「新潮45」休刊声明の嘘! 杉田水脈擁護、LGBT差別は
「編集部」でなく「取締役」がGOを出していた」
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【https://maga9.jp/181226-4/】
こちら編集部
デモクラシータイムス&マガジン9共同企画報告 座談会「『新潮45』と雑誌ジャーナリズムの危機」斎藤貴男さん×盛田隆二さん×鈴木耕さん(マガジン9編集部)
By マガジン9編集部 2018年12月26日
リベラルなニュース解説番組を配信しているインターネットメディア、デモクラシータイムスとマガジン9の共同企画で、ジャーナリストの斎藤貴男さん、小説家の盛田隆二さん、そしてマガ9でもおなじみの鈴木耕さんによる座談会が実現しました(デモクラシータイムスの特別番組として、12月25日に配信)。
テーマは、杉田水脈衆院議員によるLGBT差別する文章に端を発した『新潮45』問題。『新潮45』はなぜ事実上の廃刊にいたったのか、保守系雑誌はいつから「ヘイト」化していったのか、そしてこれからの雑誌のつくり方はどうあるべきかを語り合いました。
小泉政権時代から雑誌の劣化がはじまった
新潮社が発刊する月刊誌『新潮45』の休刊は、今年話題になったニュースのひとつです。発端は、8月号に掲載された杉田水脈衆院議員の「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した文章。杉田議員は「(LGBTは)子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」と書いています。その差別性がメディアやSNSで批判されると、同誌は10月号で「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」という特集を組んで反論。これがさらなる批判を呼び、『新潮45』はとうとう休刊に追い込まれました。
座談会では、進行役をつとめる鈴木さんが最初に、今回の企画を発案したのは斎藤さんであることを紹介。斎藤さんは、『世界』(岩波書店)12月号に「体験的『新潮45』論 保守論壇の劣化の軌跡」という論文を寄稿しています。その論文でも書かれていますが、ジャーナリストとして『新潮45』をはじめ『週刊文春』『諸君!』(文藝春秋)『現代』『G2』(講談社)といった雑誌で仕事をしてきた経験をお話ししてくれました。これらの大手出版社が刊行する雑誌は、かつてはのびのびと記事を書くことができ、編集者も度量と柔軟さを兼ね備えていたそうです。ところが、小泉政権が誕生した時期から「政権批判をする記事が攻撃されるようになった」と言います。
盛田さんも、1990年代後半から2000年代にかけて、ネットの発達にともない「ネトウヨ」という言葉が出てきた経緯を指摘。盛田さんは、カウンターカルチャーからサブカルチャーへ移行する時代、情報誌『ぴあ』編集者を経て小説家に。時代背景とともに、ネット社会の隆盛が出版物におよぼしてきた影響について語ってくれました。
そして、マガジン9のコラム「言葉の海へ」でおなじみの鈴木さんは、集英社の『週刊プレイボーイ』、集英社文庫、『イミダス』などの編集長をつとめ、退社後はフリーランスの編集者・ライターに。現在は、デモクラシータイムスでも原発問題や沖縄問題の番組を担当しています。鈴木さんは、長年にわたる雑誌編集者としての経験から、編集者や校閲の役割が軽視されているなど、昨今の雑誌づくりのあり方に疑問を投げかけました。
『新潮45』休刊は出版界全体の問題
『新潮45』問題とは何だったのか? 斎藤さんは、批判の矛先が杉田議員にむかい、個人攻撃となったことに「違和感があった」と言います。
もちろん杉田議員の国会議員としての資質は問われるべきであるし、LGBT差別も看過できることではありません。しかし、あのようなマイノリティ叩きや弱者叩きを正当化する文章を掲載してしまう出版社にも責任はあります。それは新潮社一社だけではなく、中国・韓国を誹謗中傷する「ネトウヨ」本などを出している出版界全体に言えることです。さらに、保守系雑誌や書籍の内容が「ヘイト」化していった過程をたどると、小泉政権から第一次安倍政権にかけて進められた政治の問題に行き着きます。
座談会の最後に、斎藤さんからこんな提案がありました。それは「雑誌ジャーナリズムの復権のために、関心のある出版社が協力して、新しい『ジャーナリズム雑誌』を創刊してはどうか」というものでした。
出版不況が厳しさを増す中で、この提案を実現するのは難しいと思いますが、もし実現できたら、こんな素晴らしいことはありません。フェイクニュースがネット上で蔓延する中、出版社にとっても営利を追うだけでなく、「紙の雑誌」の未来を考える上でのとても重要な提案ではないでしょうか。
出版や報道の世界で実績を積み、現場を知り尽くしている3人のお話は示唆に富んでいます。だれもが生きやすい社会にするために、「ネトウヨ」本が堂々と書店に並んでいる現状を許してはいけないのだと改めて考えさせられました。
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[※ 《#ケチって火炎瓶》「選挙妨害を暴力団に発注」した方は、素直に挙手願います!(東京新聞2018年8月27日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/国税口利きで100万円疑惑 選民意識の強い片山氏からすれば】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240291)。
《「うまくいったら、百万円なんて決して高いものじゃないわよね」(「片山さつき大臣 国税口利きで百万円」…)…(この私が、動いたんですからね!) 選民意識の強い彼女からすれば、その他大勢の人間は、バカで汚らしい愚民。もちろん、支援者だったX氏だって同じだ。だから、上から目線の言葉が出てくる。自分が悪いことをしてる感覚もない。なにせ、法は愚民を取り締まるものって感覚だから。以前、彼女が鬼の形相で生活保護者を叩いたのは、彼女からしたら生活保護受給者は蔑みの象徴であったから》。
『●甘~い利を得た人が「私の件は決着した」!?:
「冗談」や「馬鹿」も「休み休み」言われたのではね…』
『●吸「血税」氏引責と「不適切だが違法でない」…
東京地検が認めなくとも「あっせん利得」は「違法」では?』
『●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)を
なわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ』
《首都の顔が二代続けて「政治とカネ」の問題で辞職した。
政治資金に関連する法律の抜本的な改正を
政治家が自ら進めるべきだ》
「泥棒に縄をなわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけで、
政治資金規正法や、甘い利が明らかな方さえ不起訴となるような
あっせん利得処罰法が機能する法律に変わるとは思えません。
《第三者に調査権限を》の「第三者」なるものにも、今回の吸「血税」氏の
件で大いなる疑問。「不適切だが違法でない」をただ繰り返すだけの
「第三者」って、都民の皆さんにとって、一体何の役に立つの?」
日刊ゲンダイの記事【口利き疑惑の片山事務所 犯した罪は「詐欺」の可能性も】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240257)によると、《疑惑報道は「事実誤認」として、版元の提訴に踏み切ったが、追及姿勢を強める野党は「あっせん利得処罰法に当たるのでは」…しかし、事はその程度では済まない恐れがある。片山事務所が犯した罪は口利きどころか、「詐欺」にまで“発展”する可能性》。
あっせん利得どころか、詐欺? 片山「サ(ツ)ギ」議員!? 《鬼の形相で生活保護者を叩いた》…あれだけ厳しいことを言っておきながら、御自身のやっていることは一体何なんだ。でも、きっと、甘~い利を得た方と同じ、有耶無耶になって、「サ(ツ)ギ」など無かったことになるのは必定。だって、アベ様政権、自民党ですから。
『●「日本の英語教育は間違っている」
『週刊金曜日』(11月8日、967号)についてのつぶやき』
「北原みのり氏【メディア仕分け人 自民党の超紅一点女片山さつきさん、
あなたも「そうやって」生きてたんだね……。】、「東京五輪はまさに
アベノミクスの第四の矢です!」 男を立て、男のケアも忘れず、
弱者をつぶし…安倍政権の「女性活用は、こんな紅一点女性を増やす
ことに狙いがあったりするのかしら」」
『●政治家の浅ましさ、政治の貧困: 「あたかも
完璧な貧困者でないと許さないかのような社会」は病んでいる』
《▼よってたかってのバッシングに、片山さつき参院議員も加担した。
生徒の生活に「あれっと思う方もいらっしゃるでしょう」と同調し、
「NHKに説明を求め、皆さんにフィードバックさせて頂きます!」
ともコメントしている》
『●選挙制度の不備に加えて、大企業を巻き込みながら
《極右のタニマチ》が《組織的な選挙運動》を展開…』
《調べてみると、勝兵塾の「講師・特等生」リスト(11月20日現在)には
56名の国会議員が入っており、そのほとんどが自民党だった…
参院議員では生活保護バッシングのデマゴーグ・片山さつきや
…歴史修正やヘイトをぶちまける極右議員が目白押しである》
『●《極右のタニマチ》達の悍ましさ…アノ「安晋会」副会長・
アパホテル元谷外志雄代表とアベ様の深~い関係』
「《極右のタニマチ》達の悍ましさ…《日本の保守のオピニオンリーダーの
お一人であり、安倍首相のビッグサポーター》(by片山さつき氏)な、
アノ「安晋会」副会長・アパホテル 元谷外志雄代表とアベ様の只ならぬ
深~い関係…。ウンザリする。そして、内閣府がアベ様とこの悍ましき
《極右のタニマチ》との関係に忖度。ヘイトな活動が《公益目的》って、
唖然とします。アベ様独裁政権ならではの、悍ましき認定。酷すぎる」
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
《★党政調会長代理・片山さつきは12年12月のツイッターで
「国民の権利は天から付与される、義務は果たさなくていい
と思ってしまうような天賦人権論を取るのはやめよう、というのが
私たちの基本的な考え方。国があなたに何をしてくれるかではなくて、
国を維持するには自分に何ができるか」と記している。つまり、
杉田批判が自民党内から出ないのは、
こんな考え方が党内の基礎的考えだからだろう》
『●憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されない、
血も涙も無い「国費…160億円削減」』
「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様 が国会議員、自民党総裁?」…アベ様をはじめとして、ロクな与党議員が居ない。
『●西日本大豪雨…「国民の生命と財産を守るって、
口だけじゃないか」「博打の議論なんてやっている場合か」』
『●頭から腐った自民党のその総裁・アベ様という
《総理のために嘘をつくことが奨励される国──》ニッポン』
『●「安倍首相のようなクソ」と取巻き…「安倍内閣の問題点を
簡単に挙げただけでも2時間45分になった」』
『●「自民党や公明党を応援している人たちは、
なぜ彼らを応援しているの?…どんなに酷いか知っているの?」』
『●トリは災害対応そっちのけで博打合法化案を議論…
《憲政史上最悪の…「国権の最高機関」という国会》』
《党の手柄や内閣の手柄を優先し打ち出したい石井の薄っぺらな対応に
対して山本の怒りは「本気を出して欲しい」。ばくちと災害対策を同時に
議論し、両方に応える石井の答弁は議会史に残る“滑稽な様子”
と記しておきたい》
《通常国会が終わった。この国会は、野党が言うように
憲政史上最悪のものだった。憲法41条の「国権の最高機関」という
国会の本質を、政府と与党が踏みにじった》
『●山本太郎さん×久米宏さん対談、「安倍政権とカジノ、
杉田水脈を徹底批判し、原発タブーや創価学会…」』
『●ヨイショ本・礼讃本『安倍晋三の真実』が伝えない、
「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」という事実』
『●「「もりかけ」疑惑が晴れてもいないのに安倍晋三は3選の勢い…
公文書改ざんやメモの発見は何だった」?』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240291】
室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。
室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
国税口利きで100万円疑惑 選民意識の強い片山氏からすれば
2018/10/26 06:00
(「決して高いものじゃないわよね」/(C)日刊ゲンダイ
「うまくいったら、百万円なんて決して高いものじゃないわよね」(「片山さつき大臣 国税口利きで百万円」より/週刊文春10月25日号)
10月25日号の「週刊文春」のスクープ。片山さつき地方創生担当相の100万円口利き疑惑。2015年6月、製造業を営むX氏が、青色申告の取り消しを免れようと片山事務所に相談したという。片山氏の私設秘書を紹介され、指定された口座に100万円振り込んだ。片山氏はX氏の前で国税関係者に電話もかけたという。
X氏に片山氏はこう言った。
「じゃあやっておきますよ。任せてもらえれば、大した問題じゃないから」
そして、前出の発言だ。
X氏は結局、青色申告を取り消されたようだし、片山氏はこの件に関して、文芸春秋に1100万円の損害賠償を求めて提訴した。
でもさ、冒頭の発言て、彼女がいかにもいいそうな言葉だと思っちゃったよ。もしその後にも言葉が続くなら、これじゃない?
(この私が、動いたんですからね!)
選民意識の強い彼女からすれば、その他大勢の人間は、バカで汚らしい愚民。もちろん、支援者だったX氏だって同じだ。だから、上から目線の言葉が出てくる。自分が悪いことをしてる感覚もない。なにせ、法は愚民を取り締まるものって感覚だから。
以前、彼女が鬼の形相で生活保護者を叩いたのは、彼女からしたら生活保護受給者は蔑みの象徴であったから。不正受給率は0.5%にも満たないけれど、彼女にとってそんなことは関係ないの。だって、ほとんどの国民はバカで汚らしいんだから。
彼女が選挙で有権者に土下座した映像を見てみ? 完全にバカを相手にしてる態度だから(土下座を何回もさせ喜ぶほうも……なんだけど)。
まぁ、バカで汚らしいと思われているあたしが、片山氏を同じように思うのも自由よね。ええ、あたし、あの方を蔑んでます。
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[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑]
沖縄タイムスの田嶋正雄記者によるコラム【[大弦小弦]1988年の米映画「トーチソング・トリロジー」はゲイの中年男と…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/320879)。
『今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、再びすいません、コピペ・マゴビキさせて頂きました。【本音のコラム「差別ビジネス」 斎藤美奈子】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/09/26/100034)。
リテラの記事【「新潮45」休刊声明の嘘! 杉田水脈擁護、LGBT差別は「編集部」でなく「取締役」がGOを出していた】(https://lite-ra.com/2018/09/post-4277.html)。
《▼社長も企画に「偏見」があったと認めたが、どの部分かは明かしていない。当事者への謝罪もなかった…▼東京の青山ブックセンター本店は「ヘイト本は一切置かない」という。…「売上は重要だけれど、ヘイト本を売り続けた先の想像力が足りないのではないか」。職業人としての矜恃に100%同意する》。
《「休刊したから、はい終わり」ではなく、このまま差別ビジネスを続けるのか、反省して社の体質改善に取り組むのか、新潮社は本気で考え直すべきだろう。部数低迷に直面し、原稿チェックがおろそかになった? そんなの言い訳になんないよ》。
《周知のように、この特集のなかで、安倍首相のブレーンである自称文芸評論家・小川榮太郎が、「LGBTを認めるなら、痴漢の触る権利も保障せよ」というとんでもない差別的文章を掲載し、これについて、各方面から厳しい批判が寄せられていた…編集部のずさんな体制、不備が招いたものだとすべての責任を編集部に押し付けたわけだが、実際はそうではない。10月号の杉田水脈擁護特集は、編集部レベルの判断でなく、担当取締役がお墨付きを与え、原稿もチェックしていたのだ…取締役レベルで決定した確信犯的企画》。
アサヒコムの記事【「あのヘイト本、Yonda?」 新潮社の看板に落書き】(https://www.asahi.com/articles/ASL9T3474L9TUCVL00F.html?iref=comtop_8_03)によると、《月刊誌「新潮45」の企画が批判を受けている新潮社(東京都新宿区)の看板に、同誌を批判する内容の落書きが見つかった。同社宣伝部によると、本社のすぐ横に設置された新潮文庫の広告「Yonda?」のキャッチコピーに、「あのヘイト本、」の文字が書き加えられているのを24日午前までに確認した。「あのヘイト本、Yonda(読んだ)?」と読めるようになっていたという。新潮社は同日、ブルーシートで落書き部分を覆った。「警察に届けるかなど、対応は今後検討する」としている》…そうだ。
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
『●山本太郎さん×久米宏さん対談、「安倍政権とカジノ、
杉田水脈を徹底批判し、原発タブーや創価学会…」』
《「編集部」でなく「取締役」がGOを出していた》、ヤッパリネ。多様な人々は居ても、社の「頭部」は「クソッタレ」な訳です。そして、結局、ホトボリが冷めれば、彼女や彼は何事も無かったように…。「クソッタレ」新潮や文春にな~んにも期待してはいけない、というのがブログ主の結論。休刊にし、いずれ廃刊になったら、それで問題は解決なんですか?
『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(3/3)』
《あのとき僕はつくづく思ったんだけど、みんな表現の自由を問題にし、
応援したくもないクソッタレ文春を弁護しなけりゃならないことに
ウンザリしながらやってました。それ自体はまあ正しいとしても、
その副作用として「表現の自由すなわちメディアの自由」と強調されすぎた。
…「メディアの自由」と思われたらメディア側の負け》
『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」』
『●自公議員や、『産経』や『読売』、『文春』、『新潮』は
『朝日』叩きに熱狂する資格があるのか?』
『●阿部岳さん、《基地問題への見解の違いも…
デマで攻撃された因縁も関係ない。今回は…産経の側に立つ》』
斎藤美奈子さんの至言、《差別ビジネス》。田嶋正雄さん、《老舗出版社が少数者を傷つける差別表現を商売》に。リテラは《ただのショーバイ》。お嫌いな「朝日」君を否定するためには、何でもやる。ヘイトや差別だって利用する。《「休刊したから、はい終わり」ではなく、このまま差別ビジネスを続けるのか、反省して社の体質改善に取り組むのか、新潮社は本気で考え直すべきだろう。部数低迷に直面し、原稿チェックがおろそかになった? そんなの言い訳になんないよ》。「クソッタレ」が《反省して社の体質改善に取り組む》なんてあり得ません。加えて、きっと他のニセウヨク紙・誌が今回の《休刊》の件を「朝日」君のせいだ、「LGBT」の皆さんのせいだ、と《差別ビジネス》に邁進するに決まっている。
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【http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/320879】
[大弦小弦]1988年の米映画「トーチソング・トリロジー」はゲイの中年男と…
2018年9月27日 08:37
1988年の米映画「トーチソング・トリロジー」はゲイの中年男と同性愛を認めない老母の葛藤を描く。全て分かり合えなくても人間は尊重し合える。性的少数者(LGBT)を「生産性がない」と言う人にこそ見てほしい名作だ
▼LGBTへの差別表現が批判された月刊誌「新潮45」が休刊を決めた。8月号の杉田水脈衆院議員の論文を擁護する10月号にはLGBTを「ふざけた概念」とし、痴漢が触る権利の保障を叫ぶ暴論も掲載された
▼新潮社は「部数低迷」からの「試行錯誤」で「編集上の無理が生じた」と釈明した。老舗出版社が少数者を傷つける差別表現を商売にした理由として納得できるはずもない
▼社長も企画に「偏見」があったと認めたが、どの部分かは明かしていない。当事者への謝罪もなかった
▼一連の論文には弱者、少数者の権利保障への強い嫌悪感が漂う。違う価値観を理解しようとする姿勢もない。書き手たちが今後、別の媒体で憎悪をまき散らし続けるなら、何も解決しない
▼東京の青山ブックセンター本店は「ヘイト本は一切置かない」という。書店員の山下優さんが日刊工業新聞ニュースサイトのインタビューで理由を語っている。「売上は重要だけれど、ヘイト本を売り続けた先の想像力が足りないのではないか」。職業人としての矜恃(きょうじ)に100%同意する。(田嶋正雄)
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【http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/09/26/100034】
今日の東京新聞
購読している東京新聞の記事を紹介します。読者の応援ブログです。
2018-09-26
本音のコラム「差別ビジネス」 斎藤美奈子
思い出した人もいるのではないだろうか。
1995年、ナチのホロコーストはなかったとする論文を載せた月刊誌「マルコポーロ」(文藝春秋)は廃刊になった。
2012年、橋下徹氏の出自に関する差別的な記事を載せた「週刊朝日」(朝日新聞出版)は記事を撤回し、編集長は更迭、社長が引責辞任した。
そして、今度は「新潮45」の休刊である。この件が前二者とちがうのはきわめて確信犯的なことだった。8月号の杉田水脈(みお)氏の寄稿があれほど批判されたのに、それを擁護する特集を10月号で組む。「私たちは反省してません」という姿勢を同誌は一度は表明したわけで、佐藤社長の声明も中途半端なものだった。
排外主義をあおり、差別を助長するヘイト記事を載せる雑誌やヘイト本を出す出版社は、近年、少なくない。新潮社も例外ではなかった。商売になれば何でも出す。LGBTだけではなく、嫌韓反中も在日コリアン差別も目に余るものがある。差別に乗じて利益を上げている以上、それは「差別ビジネス」で、普通の差別より悪質なのだ。
「休刊したから、はい終わり」ではなく、このまま差別ビジネスを続けるのか、反省して社の体質改善に取り組むのか、新潮社は本気で考え直すべきだろう。部数低迷に直面し、原稿チェックがおろそかになった? そんなの言い訳になんないよ。 (さいとう・みなこ/文芸評論家)
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【https://lite-ra.com/2018/09/post-4277.html】
「新潮45」休刊声明の嘘! 杉田水脈擁護、LGBT差別は「編集部」でなく「取締役」がGOを出していた
2018.09.26
(休刊した「新潮45」)
昨日夕方、新潮社が「新潮45」を休刊にすると発表した。これはもちろん、同誌10月号に掲載された、右派論客らによる杉田水脈衆院議員擁護特集「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」をめぐって下された決定だ。周知のように、この特集のなかで、安倍首相のブレーンである自称文芸評論家・小川榮太郎が、「LGBTを認めるなら、痴漢の触る権利も保障せよ」というとんでもない差別的文章を掲載し、これについて、各方面から厳しい批判が寄せられていた。
それは、同社と縁の深い作家や書店も例外ではなかった。『俺俺』など何作も同社から出版し新潮新人賞の選考委員を務めたこともある星野智幸は〈社員や書き手や読者が恥ずかしい、関わりたくない、と思わせるような差別の宣伝媒体を、会社として野放しにするべきではない〉と指摘し、「新潮」に掲載された「日蝕」で芥川賞を受賞し、多数の著書を同社から出している平野啓一郎も〈どうしてあんな低劣な差別に荷担するのか〉と批判。そのほかにも複数の作家や翻訳家らから「新潮社の仕事はしない」という表明が相次ぐ事態となっており、同社の書籍の取り扱いを拒否する書店も出ていた。
そんななか、21日に佐藤隆信社長が声明文を出し、昨日とうとう休刊発表となったわけだ。しかし、これは、新潮社がグロテスクな差別を掲載した自社の責任に向き合った結果ではない。
実際、新潮社がLGBT差別についてまったく反省していなかったことは、これまでの動きを見れば明らかだ。今回、新潮社は「新潮45」休刊の発表に際して、こんな談話を発表している。
〈ここ数年、部数低迷に直面し、試行錯誤の過程において編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていたことは否めません。その結果、「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」(9月21日の社長声明)を掲載してしまいました。このような事態を招いたことについてお詫び致します。
会社として十分な編集体制を整備しないまま「新潮45」の刊行を続けてきたことに対して、深い反省の思いを込めて、このたび休刊を決断しました。〉
また、昨日夜の新潮社の広報担当役員の会見でも、該当号が役員らに配布されたのは発売当日朝だったと説明した。
ようするに、編集部のずさんな体制、不備が招いたものだとすべての責任を編集部に押し付けたわけだが、実際はそうではない。10月号の杉田水脈擁護特集は、編集部レベルの判断でなく、担当取締役がお墨付きを与え、原稿もチェックしていたのだ。新潮社社員がこう証言する。
「実は、『新潮45』の若杉良作編集長は、もともとオカルト雑誌『ムー』の編集者で、右派思想の持ち主でもなんでもない。押しが強いわけでもなく、上の命令に従順に従うタイプ。最近のネトウヨ路線も、売れ行き不振の挽回策として、担当取締役の酒井逸史氏から命じられていた感じだった。酒井取締役は元『週刊新潮』の編集長でイケイケタイプですからね。10月号の擁護特集も酒井取締役が事前にGOを出している。会社は役員が読んだのは発売当日になってからという意味のことを言っていたが、そんなわけがない。少なくとも酒井取締役は事前にゲラも読んでいると思いますよ。それどころか、『ここで反論すれば売れる』と企画そのものを焚きつけた可能性もある」
取締役の関与を証言しているのは、この社員だけではない。昨日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でも、「新潮社の現役社員」の話として、「編集長、編集部のトップよりもさらに上の担当役員レベルのGOサインがあった」という情報を紹介していた。
いずれにしても、10月号のグロテスクな差別記事は、「編集部の不備」でもなんでもなく、取締役レベルで決定した確信犯的企画だったということらしい。
■新潮社の社長声明はたんに「作家への対応」にすぎなかった
しかも、「新潮45」10月号が発売され、批判が高まった直後も、上層部はまだ強硬姿勢を崩していなかった。たとえば、新潮社のSNS公式カウントのひとつ「新潮社出版部文芸」が、「新潮45」や新潮社を批判するツイートを次々とリツイートしたことが話題になったが、実は新潮社上層部は当初、これを削除させようとしていた。
先日、AbemaTV『AbemaPrime』の取材に匿名で応じた新潮社の編集者がこう証言していた。
「朝いちばんに役員が編集部に来て『ツイートをやめさせろ』と言ったのですが、誰がツイートしているのかわからないので、できなかった」
新潮社は「新潮社出版部文芸」のツイートについて、〈各部署、社員の個人の意見表明に関して言論統制のようなことは従来より一切行っておりません〉などと表明していたが、真っ赤な嘘だったというわけだ。
では、強硬姿勢を示していた新潮社上層部がなぜ一転して、社長の声明発表、さらには「新潮45」の休刊という対応をとったのか。別の新潮社社員が語る。
「新潮社の社長が声明を出したのも、休刊の決断をしたのも、作家の執筆拒否の動きが広がるのを恐れたため。それが一番の理由です」
たしかに、弱者には強く出る新潮社だが、売れっ子作家にはとことん弱い。たとえば、有名なのが、百田尚樹の『カエルの楽園』をめぐるトラブルだ。同社から出版された『カエルの楽園』は、中韓に対するヘイトを織り交ぜながら憲法9条を腐した“寓話”作品だが、百田氏は明らかに村上春樹氏をモデルにしたキャラクターを登場させ揶揄している。ところが、その村上氏のキャラについて、新潮社が百田氏に「(村上氏だとばれないよう)名前を変えてくれ」と求めてきたのである(過去記事参照https://lite-ra.com/2016/05/post-2259.html)。つまり、新潮社は、作中の中韓のヘイト表現はスルーする一方、村上春樹という看板作家を刺激することだけを問題視していたというわけだ。
今回の対応もこうした同社の体質の延長線上に出てきたものだ。前述した19日の『AbemaPrime』でも「多くの作家がコメントしているので、上の人たちは作家対応をどうするか協議しているようだ」という新潮社社員の証言があったが、騒動直後から作家対策に奔走。社長の声明は『とくダネ!』(フジテレビ)や『5時に夢中!』(MXテレビ)などにも出演している同社の名物編集者・中瀬ゆかり氏らが主導するかたちで、まさに作家対策として行われたのだという。
「最近、中瀬さんは文芸担当取締役に昇進したんですが、社長に『このままだと作家に逃げられてしまう』と声明を出すことを進言したらしい。実際、21日の社長声明については文芸編集者にのみ事前に通達されました。完全に作家対策だったんですよ」(前出・新潮社社員)
もっとも、これは逆効果になった。なにしろ、その声明というのが〈常識を逸脱した偏見や認識不足に満ちた表現〉があったとしながら、誰に対する、どのような問題があったと考えているのかは一切示さず、謝罪もなし。その上、〈今後とも、差別的な表現には十分に配慮する〉などと、いま現在も差別的表現に配慮しているかのように言い張るという、ひどいシロモノだったからだ。
■すべてが「ショーバイ」でしかなかったことを露呈した「新潮45」の騒動
いずれにしても、佐藤社長が中途半端な声明を出したことで、さらに批判は拡大。それで、今度は一気に休刊という事態に発展していった。
「休刊については、佐藤社長のツルの一声だったらしい。『新潮45』は部数低迷でいつ休刊になってもおかしくなかった。印刷部数で約1万6千部、実売は1万部を切っていた。おそらく年間数億円の赤字を出していたはずです。そんなところにこの問題が起きて、そのせいで、作家からの批判が殺到した。このままだと、もっと大きな動きになるかもしれない。だったら、いい機会だからすぐに休刊にしてしまおう、ということになったんでしょう」(前出・新潮社社員)
そう考えると、今回の新潮社の対応は最初から最後まで、「ただのショーバイ」でしかなかったということだろう。雑誌を売るために、安易にネトウヨ、ヘイト路線に飛びついてLGBT差別の扇情的な記事を載せ、それに対して抗議が広がり、作家から執筆拒否をちらつかされたとたん、慌てて雑誌を休刊にしてしまう。「新潮45」の休刊決定をめぐっては、「言論の自由を奪う結果になった」という声が出ているが、そもそも、新潮社の側に「言論」という意識などあったのか。新潮社OBもこうため息をつく。
「新潮社は昔から『週刊新潮』などで、差別的、人権を侵害する問題記事を連発していましたが、それでもメディアとしての最低限の矜持があった。でも、いまは、たんにショーバイでやってるだけ。だから、やっていいことと悪いことの区別がつかないし、抗議を受けると、すぐに万歳してしまう。醜悪としか言いようがない」
実際、新潮社は大きな抗議運動に広がり、作家が声を上げたLGBT差別については対応したが、一方で、中韓や在日、社会的弱者を攻撃するヘイト本や雑誌記事はいまも出版し続けている。
しかし、これは他の出版社も同様だ。中小出版社だけではなく、小学館や文藝春秋などもヘイト本やヘイト記事を多数出しているし、講談社も、ケント・ギルバートによる中韓ヘイトに満ちた『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』を出版。ベストセラーになったことで、社員を表彰までしている。
そして、これらの出版社の動機はすべて「ショーバイ」でしかない。出版不況で本が売れないなどという理由で、安易に売れ筋のヘイト本に群がり、その結果、差別や排外主義を蔓延させているのだ。
「新潮45」の問題をきっかけに、こうした出版社の姿勢そのものが見直されるべきではないのか。
(編集部)
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[※ 『NNNドキュメント’17/記憶の澱』(2017年12月3日(日))↑]
リテラにる、敗戦の日に関連したテレビ番組についての記事【綾瀬はるかが戦時下の性犯罪をレポート! 兵士たちによる性暴力、国が中絶手術を強制…現在も続く性被害女性への偏見】(http://lite-ra.com/2018/08/post-4193.html)。
《TBSの『NEWS23』では、放送時間を拡大して、今年も特別企画「綾瀬はるか「戦争」を聞く」を放送。今年のテーマは、「戦争と性犯罪」》。
《記憶の澱》…暗澹とした気持ちになる。【記憶の澱/NNNドキュメント’17】でも取り上げられていた、被害者性について。加害者性を否定し、さらには、被害者性についても《暴言を浴びせ…「自己責任」と言い放つ》残酷さ…さらには、《なぜ、このような中絶手術がおこなわれたのか。じつはここに国による方針があった》…唖然とするしかない。
『●「日本の恥と呼ぶべき存在」』
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
『●加害者性と被害者性の両面…
米兵に《「ゴーホーム」と言ったが、「ご両親が待ってるよ」と付け加えた》』
《息子は元米兵。4回のイラク戦争派遣の合間に、名護市辺野古の
キャンプ・シュワブに駐留した。そのゲート前で、米国在住の
長島志津子さん(67)は1カ月間、戦争の愚かさを訴え続けた。
「政治家にだまされないで」。息子の後遺症という被害者性と、
歓迎されないまま沖縄に駐留した加害者性と》
『●加害者性と被害者性…「私たち一人一人が被害者となり、
加害者となり得る戦争。戦争はどこかで今も…」』
「【記憶の澱/NNNドキュメント’17】…。
《先の大戦の記憶を、今だからこそ「語り、残したい」という人々がいます。
性暴力、捕虜の殺害、民間人の殺害、性の接待―。
心の奥底にまるで「澱」のようにこびりついた記憶には「被害」と「加害」、
その両方が存在しました。日本人女性が性暴力を受ける現場を
目の当たりにした人にも、大陸を侵攻した元日本兵にも、
性の接待をせざるを得なかった満洲開拓団の人々にも。
戦争がもたらすものとは―。人々の記憶から、反戦を訴えます》」
『●高畑勲監督「「人を殺したくない」という気持ちこそ」…
日本の「侵略戦争」と「加害責任」を問うテーマは…』
『●【NNNドキュメント/南京事件Ⅱ ―歴史修正を検証せよ―】…
「消し去られた事実の重み…現代に警鐘」』
『●【南京事件Ⅱ―歴史修正を検証せよ】…
「「公文書」がいかに重要な意味を持つかを、社会に毅然と示した」』
《日本が戦時性暴力の加害者であることを真摯に受け止めることもなく、被害を訴える女性たちに「金目的だ」などと暴言を浴びせ、一方で性暴力を受けた女性たちに「自己責任」と言い放つ。これは、女性に対する性暴力が「女性の人権」の問題であるという認識がないことの証左だ》。《女性の尊厳を踏みにじる言葉と地続きのものであると同時に、いまなお日本に蔓延している女性の権利に対する意識のなさを浮き彫りにしている。実際、性被害を訴える女性に対し、この国では副総理までもが「…」などと性犯罪を正当化する意見がごく当然の見方であるかのように次々と飛び出すという状況がつづいている》。
社会が病んでいるニッポン。アベ様の政治は腐敗し、警察・検察も機能せず、司法も独立性を失って政治判断を乱発して、司法判断を放棄。アベ様に手なずけられ、頼みのジャーナリズムも堕落し、マスコミに《権力の監視》《権力のチェック機能》《番犬(ウォッチ・ドッグ)ジャーナリズム》などあるいは《調査報道》など望むべくもない。
『●「森友、加計、準強姦事件の3つ…諸悪の根源である
“主犯”は目の前にいるのだ」=アベ様御夫妻』
『●人治主義国家ニッポンの人事考査: 証拠隠滅で国税庁長官、
犯罪揉消しで警察庁組織犯罪対策部長…』
『●アベ様に犯罪をもみ消してもらえる「報道」者、
かたや、「卑劣な報復=身辺調査」を噂される新聞記者…』
『●ニッポンの司法は完全に破壊…事件の密室性だけでなく、
捜査も検察審査会も「Black Box」』
『●ニッポンのマスコミも完全に破壊…鬼畜なアベ様広報官犯罪、
司法の「Black Box」に踏み込めず』
『●『総理』著者・山口敬之氏…犯罪もみ消しを忖度してもらえるほどの、
「ただの番記者」どころか腹心の友』
『●TBS「ドラマ部門が勇気ある行動を
ということなのかもしれない」…その「放送された意義」』
『●日本のマスコミは準強姦事件についてなぜ騒がないのか?…
「日本の国会やメディアは…関心がないようだ」』
『●「膿」で出来上がった政権、政党に絆創膏を貼っても
「使い捨て…汚くなったらゴミ箱」(室井佑月さん)』
『●斎藤貴男さん「家柄だけのボンボン爺さんのチョイ悪ぶりっ子ほど
みっともないものはない。恥を知ろう…」』
『●「膿」で出来上がった政権、政党…
ウルトラ差別主義者=麻生太郎財務相の「責任」は有耶無耶に?』
『●「謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた麻生氏の
姿はなかった」…ウルトラ差別者の責任は有耶無耶?』
『●青木理さん「特定のメディア組織に属してはいても、
記者が本来奉仕すべきは、広い意味での読者や視聴者」』
『●アベ様は「「愛国者」ではなく「愛僕者」…
彼が「国難」と言う時は「僕難」…愛僕者に付ける薬」無し』
《財務次官のセクハラ問題で、女性記者が次官との会話を録音した
データを週刊新潮に渡したことについて、自民党の衆院議員が
「ある意味犯罪」だと失言したり、「#Me Too」のボードを掲げて
抗議した野党の女性議員に対して、別の自民党議員が
「セクハラとは縁遠い方々」とツイッターに書き込んだり。口を開けば、
下劣さを露呈するばかりなのに、彼らはそうなることにさえ気が付かない。
知性のなさは目を覆いたくなるほどです。政権が崩れる時というのは、
こうしてあらゆる形で愚劣ぶりがほとばしり出てしまうのでしょう》
『●「3本の矢」「女性活躍」「1億総活躍」「働き方改革」
「人づくり革命」…そんなものを有難がってる…』
《「女性活躍」は、財務省の福田淳一前事務次官のセクハラに対して、
麻生副総理は「(女性記者に)はめられた」とセカンドレイプのごとき
発言を繰り返し、安倍首相本人は口をつぐんだままだ》
『●花角英世新潟県新知事…「柳瀬氏同様、安倍政権下で
出世してきた元官僚」…女性差別発言隠蔽は体質の体現』
「リテラの記事【横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」38/新潟県知事選
“女性差別発言”問題で花角候補を直撃! 隣にいたのに
「よく覚えていない」と“柳瀬元首相秘書官”状態】…
《「セクハラ被害者の訴えより加害者と疑われた部下を守る
(麻生)財務大臣。『女性知事は必要ない』と与党候補を支援する
演説で公言した商工会長。『男性の育児は子どもに迷惑』と明言したり、
『3人産んだほうがいい』と公言する自民党議員たち。
もう、たくさんだ。変えましょう、社会を」》」
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
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【http://lite-ra.com/2018/08/post-4193.html】
綾瀬はるかが戦時下の性犯罪をレポート! 兵士たちによる性暴力、国が中絶手術を強制…現在も続く性被害女性への偏見
2018.08.16
(TBS公式HPより)
昨日は73回目の終戦の日を迎えたが、民放キー局では終戦の特番はひとつも放送されることはなかった。そんななか、TBSの『NEWS23』では、放送時間を拡大して、今年も特別企画「綾瀬はるか「戦争」を聞く」を放送。今年のテーマは、「戦争と性犯罪」だ。
今回、綾瀬が話を聞いたのは、10歳のときに敗戦を満州で迎えたという鈴木政子さん(83歳)。敗戦後、満州に侵攻したソ連兵によって収容所に連行されたが、そこではソ連兵たちによる女性たちへの性暴力が待っていた。政子さんの母・ツ子(つね)さんは、手記にこう書き綴っているという。
〈夜ひるなしに女を連れに来る。若い者、年寄りに関係はない〉
〈「お母さんお母さん」と泣き叫ぶ。「助けて、助けて」と呼べど叫べど
誰も手出しができない〉
〈まるで犬・猫どころか、石ころ同然である〉
そして、10歳の政子さんも、そうした現場を目の当たりにしている。「『嫌だ』と言った、子ども2人いるお母さんが目の前でね、犯されたの。それをみんなが見てるんです」(政子さん)。ソ連兵は女性を何人か連れ出しては「5人くらいで輪姦」し、女性たちは「1回に5〜6人相手」にさせられた。病気や出血多量で多くの人がそこで亡くなったという。
この証言に綾瀬も衝撃を受けたのか、「鈴木さんの目の前でですか?」「子どもたちの前で?」と繰り返すように尋ね、悲痛な表情を浮かべたが、こうして性暴力を受けた女性たちには、さらなる悲劇が待っていた。
政子さんには満州で知り合った「ゆう子さん」という17歳の少女がいた。姉妹のように仲良くなったが、このゆう子さんもまたソ連兵の強姦被害に遭っていた。そして、政子さんの家族とともに命からがら収容所を抜け出し、引き揚げ船で帰国の途に着いたときに、ゆう子さんは妊娠7カ月となっていた。
同じように妊娠していた女性のなかには、引き揚げ船から海へ身を投げる者もいた。だが、ゆう子さんは生きることを選び、船は博多港に着いた。しかし、ゆう子さんは福岡県筑紫郡二日市町にあった「二日市保養所」に連れて行かれる。この「二日市保養所」では、当時の日本では違法だった中絶手術が強制的におこなわれていたのだ。
現在の母体保護法でも、中絶手術ができるのは妊娠22週未満まで。妊娠7カ月での中絶手術は母体のリスクがあまりにも高すぎる上、麻酔薬がなく、女性たちは麻酔なしで痛みに耐えなければならなかった。さらに、当時の手術にかかわった医師や看護師の証言によると、妊娠後期の場合、中絶ではなく出産をして、出てきた赤子の首を絞めたり、頭にメスを刺すなどして絶命させていたのだという。
なぜ、このような中絶手術がおこなわれたのか。じつはここに国による方針があった。
当時、堕胎にかかわった岩崎正・九州大学産婦人科教室元医局長は、「日経メディカル」1987年8月10日号に「国が命じた妊娠中絶」と題した手記を寄稿。そこには、敗戦直後に産婦人科の助教授が厚生省に緊急召集され、こう指示を受けたと書かれている。
〈異民族の血に汚された児の出産のみならず家庭の崩壊を考えると、
これら女性たちの入国に際しては、これを厳しくチェックして、
水際でくい止める必要がある〉
〈極秘裏に中絶すべし〉
『NEWS23』では、二日市保養所で500人とも言われる女性たちが中絶手術を受けたと伝えたが、この岩崎氏の手記によると、国立福岡療養所と国立佐賀療養所でおこなわれた中絶手術も〈1000件を下らない〉という。
このように「外地」で性暴力を受けて妊娠した女性たちは、当時「不正妊娠」と呼ばれ、記録されている。強姦に遭った被害者であるにもかかわらず、女性たちは“正しくない妊娠をした者”として扱われ、意思とは関係なく国の指示によって中絶をさせられたのである。
■女性たちをソ連兵に差し出し性接待をさせた日本人男性
さらに番組では、政子さんの証言のほかに、岐阜県旧黒川村から満州に渡った「黒川開拓団」で起こった問題も紹介された。それは、敗戦後にソ連兵や現地の人びとから襲撃を受けるようになった際、「開拓団の男たち」はソ連兵に治安を守ってもらうことと引き換えに、女性を差し出して「性接待」をおこなわせていた、というものだ。このとき、男たちは女にこう言っては性暴力を正当化した。「減るもんやないし」「ロシアの人と付き合えて良かったやないか」。
満州での性暴力、そして“身内”のはずの男たちに人身御供として差し出され、強姦の被害に遭わされた女性たち。戦時下において、女性たちはこうして性の暴力に晒されてきたのだ。
無論、それは日本人女性だけの話ではない。『NEWS23』では、星浩キャスターが「今回、非常につらい経験を語ってくれた女性の方々を、私はその勇気に敬意を表したい」とした上で、「一方で日本はアジア・太平洋で多大な被害を与えたという加害者でもある」「我々の責任は加害者ということの歴史に目を向けること」と言及したが、日本は戦時性暴力の加害者でもあるからだ。
言わずもがな、戦時中、日本軍兵士は戦地で強姦を繰り返し、さらには朝鮮人、台湾人、中国人、フィリピン人、インドネシア人など、多くの国の女性たちを人身売買や脅迫、甘言を囁いて騙すなどして「慰安所」に入れた。しかも、こうした「性奴隷制度」と呼ぶべき慰安所の設置には軍が関与しているのである。
だが、こうした問題に対し、日本はいまだに「戦争中だから仕方がなかった」だの「あれは戦時中の売春婦だ」だの「強制連行ではない」だのと混ぜ返しつづけている。これは、治安のために強姦させられた黒川開拓団の女性に男性が吐き捨てた「減るもんやないし」という女性の尊厳を踏みにじる言葉と地続きのものであると同時に、いまなお日本に蔓延している女性の権利に対する意識のなさを浮き彫りにしている。実際、性被害を訴える女性に対し、この国では副総理までもが「はめられた」と言い出したり、「酒を一緒に飲んだら合意も同然」「服装が悪い」「本当は悪い気はしなかったのではないか」などと性犯罪を正当化する意見がごく当然の見方であるかのように次々と飛び出すという状況がつづいている。
日本が戦時性暴力の加害者であることを真摯に受け止めることもなく、被害を訴える女性たちに「金目的だ」などと暴言を浴びせ、一方で性暴力を受けた女性たちに「自己責任」と言い放つ。これは、女性に対する性暴力が「女性の人権」の問題であるという認識がないことの証左だ。
戦地で日本兵が追い込まれた過酷な状況や本土空襲の苛烈さといったテーマと比べると、日本の女性たちが受けた性被害にかんする報道は少ない。そして、多くの被害女性たちに沈黙を強いてきたのは、この国の性暴力に対する偏見や、被害者に「恥」の意識を擦り込ませる社会からの視線だ。これを現在にもつづく問題として捉えると同時に、日本軍「慰安婦」問題を筆頭に、あらゆる性暴力を「女性の人権」の問題として考える。日本に求められているのは、そうした姿勢であるはずだ。
(編集部)
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[筑摩書房WP(http://www.chikumashobo.co.jp/photo/book/large/9784480689665.jpg)↑]
『学校が教えないほんとうの政治の話』(斎藤美奈子著、ちくまプリマ―新書257)読了(2018年8月12日)。株式会社筑摩書房、2016年7月25日初版第二刷(2016年7月10日初版第一刷発行)。税別¥820。
是非、本書の目次を見てみて下さい。以下のWPからのコピペには、章のタイトルしか出ていませんが、本体の目次の節の詳細を見てみると、読んでみたくなるはずです。
第2章から第5章まで、二つの対立軸について分かりやすく説明されています。
特に大事なのは、第4章《国家と個人》だと思います。全体主義と個人主義。後者は利己主義とは別物。その次の章で説明される右翼と左翼にも関連。憲法の重要な一つである基本的人権を抑制しようとする自民党の壊憲草案…。世界の潮流で、個人主義を捨て、全体主義になびいている国は稀で、我がニッポンは…。
『●「平成の治安維持法」で、室井佑月さんや
斎藤貴男さん「なんて、最初から一般人扱いされないだろうしな」』
《斎藤 …しかも、共謀罪は安倍首相ととくに相性がいい。安倍首相の
究極の願望は“国民が一丸となり同じ方向を向くのは当然”という
全体主義だから、それを実現するには格好の道具になる》
『●アベ様や自公お維も厭、小池氏やトファ・キトも嫌…
民主主義・平和主義を愛する「こんな人」達が結集を!』
『●壊憲・専制政治・独裁反対、立憲政治を!
「頭の乏しい…こんな人たち」呼ばわりされた皆さん、結集を!』
『●高江破壊: 「沖縄・地域住民弾圧隊」による
「市民に対する暴虐としか言いようのない異常な光景」』
《沖縄はとやかく言うな、黙って犠牲となれ。
政府も、安倍首相や小池百合子氏といった
極右議員も、ネット右翼も、結局は沖縄を戦中と変わらない「捨て石」だ
と見ている。それは「国に、権力に楯突くな」という全体主義の空気と
密接につながっている問題だ》
『●ニッポンは民主主義国家? 《明白な事実や数字を権力者が
都合のいいように変え、信じ込ませようと》…』
《ジョージ・オーウェル 『1984年』だ。これは1949年に出版された
近未来小説で、高度な全体主義が張り巡らされたディストピア
(反ユートピア)がテーマとなっている》
『●「安倍政権が旗をふる「極右プロパガンダ映画」が
世界中に発信されるという恥ずかしい事態が現実に」!?』
《■町山、想田が反論!“助成金もらったら国の批判するな”は全体主義、
ソ連と同じ …安倍政権が推し進める愛国心と歴史修正主義植え付けの
“明治”国策映画 その頭の悪さには呆れ返るしかないが、しかし、
こうした発想をもっているのは彼らだけではない。安倍政権じたいがいま、
映画のプロパガンダ化を推し進めようとしている》
『●本物を見分ける目』
『●『超・反知性主義入門』の小田嶋隆さんインタビュー、
「そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候」』
『●「あとの祭り」: 「巨泉氏の警告も虚しく、
「アベノミクス」を釣り餌に圧倒的な議席数を獲得した」アベ様』
《特に日本国は危ない。民主主義、個人主義の発達した欧米では、
戦争になっても生命の大事さは重視される。捕虜になって生きて帰る
と英雄と言われる。日本では、捕虜になるくらいなら、自決しろと教わった。
いったん戦争になったら、日本では一般の人は、人間として扱われなくなる。
それなのに安倍政権は、この国を戦争のできる国にしようとしている》
『●「ト」な自民党壊憲草案の「新たな三原則」…
「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」「基本的人権の制限」』
《基本的人権についても、日本の風土には合わないと説明した上で、
「いきすぎた『個人主義』を見直します」と宣言している…都内で講演し
「草案は個人主義を目の敵にしている。国家より個人を大切にしたら
戦争はできないからだ」と訴えた》
二つの各対立軸で、政治的「中立」などはあり得ないこと。もちろん、本書では、斎藤美奈子さんの立ち位置が示される。
エピローグ《リアルな政治を学ぶには》から、重要な一節を(pp.205-206)。《だいたいみんな、このごろ、まちがえてんのよね。「偏らないことがいいことだ」「メディアは中立公正、不偏不党であるべきだ」「両論を併記しないのは不公平だ」。そういう寝言をいっているから、政治音痴になるのよ、みんな。》《あのね、政治を考えるのに「中立」はないの。メディアの役目は「中立公正、不偏不党な報道」ではなく「権力の監視」なんです。それ、常識。》《党派性をもたずに政治参加は無理である。》
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【http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480689665/】
学校が教えないほんとうの政治の話
斎藤美奈子 著
若者の投票率は低いのは「ひいき」がないからだ。「ひいきの政治チーム」を決めるにはまず「地元」を確かめよう。実践的政治入門。
シリーズ:ちくまプリマー新書
定価:本体820円+税
Cコード:0231
整理番号:257
刊行日: 2016/07/05
判型:新書判
ページ数:208
ISBN:978-4-480-68966-5
JANコード:9784480689665
この本の内容
選挙に行って誰に投票すればいいのか、わかりますか? 若者の投票率が低い理由、それは、「ひいきのチーム」がないからです。政治参加への第一歩は、どっちがホームで、どっちがアウェイか決めること。この本を読んで、あなたの政治的ポジションを見つけてください。
この本の目次
プロローグ 「選挙に行け」っていわないで!
第1章 二つの立場:体制派と反体制派
第2章 二つの階級:資本家と労働者
第3章 二つの思想:右翼と左翼
第4章 二つの主体:国家と個人
第5章 二つの陣営:保守とリベラル
エピローグ リアルな政治を学ぶには
著作者について
斎藤美奈子
サイトウ ミナコ
1956年新潟生まれ。文芸評論家。94年、『妊娠小説』(筑摩書房/ちくま文庫)でデビュー。文芸評論、社会評論、書評などを幅広く執筆。2002年、『文章読本さん江』(筑摩書房/ちくま文庫)で第1回小林秀雄賞受賞。他の著書に『読者は躍る』『モダンガール論』『文学的商品学』『誤読日記』『それってどうなの主義』(以上、文春文庫)、『紅一点論』『趣味は読書。』(ちくま文庫)、『物は言いよう』(平凡社)、『冠婚葬祭のひみつ』(岩波新書)、『たまには、時事ネタ』『ふたたび、時事ネタ』(中央公論新社)、『月夜にランタン』 (筑摩書房)など。
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
琉球新報のコラム【<金口木舌>テレビのワイドショーを見ていたら「ずっとずっとだね」と連れ合…】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-777868.html)。
《▼こちらの方も「ずっとずっと」だ。自民国会議員の差別発言である。…杉田水脈氏に続き、谷川とむ氏… ▼多様な性に無理解な2氏の姿勢は政府・自民党の体質か。異論や異質を嫌い、排除する。その点は、法曹界の護憲論者を念頭に「憲法教という新興宗教」とやゆするコメントをツイッターで発した稲田朋美氏にも通じる》。
《政府・自民党の体質か。異論や異質を嫌い、排除》…「カルト教団教祖や信者達の壊憲教」。
自公の有耶無耶体質も「ずっとずっと」、滅茶苦茶外堀埋めな既成事実化体質も「ずっとずっと」、弱者や少数意見無視の強行採決も「ずっとずっと」。
日刊ゲンダイのコラム【ここがおかしい 小林節が斬る!/日弁連護憲派を「憲法教」と揶揄した非礼すぎる暴論】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234804)にも取り上げられていた。《自らも弁護士である自民党の有力議員が、日弁連内多数の護憲派の主張を「憲法教」という「新興宗教」だと揶揄した…護憲派の弁護士たちは、確たる学識に基づいて、現行憲法を正しく実践することこそが世界平和と我が国の安全保障に寄与する道だという見解を主張しているだけである。これは、彼らが、「信教の自由」ではなく、「学問の自由」と「表現の自由」を行使しているのである。それを承知しているはずの者があえて「新興宗教」と呼ぶとは、「議論」以前の、単なる「失礼」であろう》。
『●ヘイトさへも隠蔽、自民党はヘイト政治屋だらけ…
自民党壊憲草案「基本的人権の制限」に向けて着実に』
《新基地建設を拒む沖縄の声を忌避するような姿勢とも重なってくる。県の埋め立て承認撤回に対し、国は先延ばし戦術で応じるようだ。何が何でも土砂を海に投じたいのか。これも「ずっとずっと」だ》。「森」を殺し、無惨に「美ら海」を殺し続け、沖縄の市民を分断…大バカ者どもによる大変な愚行も《ずっとずっと》。
『●「最低裁」のコールが聞こえる…沖縄負担軽減担当相らの
「辺野古が唯一の解決策」をオウム返しでしょう…』
『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性」(高野孟さん)と、
いまも続く沖縄での不条理の連鎖』
しかも腹立たしいことに、辺野古は単なる破壊「損」になる可能性が高い。アベ様や最低の官房長官らによる沖縄差別・沖縄イジメも《ずっとずっと》だ。
沖縄タイムスのコラム【木村草太の憲法の新手(85)「辺野古」承認撤回 普天間返還の条件未整備 国に重大な責任問題】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/294034)によると、《稲田朋美防衛大臣(当時)…「仮に、この点について今後米側との具体的な協議やその内容に基づく調整が整わない、このようなことがあれば、返還条件が整わず、普天間飛行場の返還がなされない」》。
きっとそういった事態が生じたとしても、沖縄の自民党議員や支持者さえもが抗議したとしても、知らぬ顔で有耶無耶にする…《ずっとずっと》。
『●「番犬様の尾っぽ」=世界一危険な基地・普天間は
返還されない!? 辺野古は単なる破壊損なのか??』
「「普天間移設=辺野古破壊なはず」が無いと訴えてきましたが…
それどころの話でなくなってきた! 無茶苦茶じゃないか!
世界一危険な基地・普天間は返還されない!?
辺野古は単なる破壊損なのか??」
《安倍政権はよく「丁寧に説明する」「真摯な対話を心掛ける」というが、
実行されたことはない。特定秘密保護法、安保法制、「共謀罪」法での
世論軽視、森友・加計(かけ)問題では疑惑に正面から向き合わないなど、
いくつも指摘できるが、米軍普天間飛行場の返還条件を巡っても、
丁寧な説明とは程遠い》
《名護市辺野古の新基地が完成しても、米軍普天間飛行場が
返還されない可能性が出てきた》
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-777868.html】
<金口木舌>テレビのワイドショーを見ていたら「ずっとずっとだね」と連れ合…
2018年8月8日 06:00
杉田水脈 生産性 日本ボクシング連盟 稲田朋美 金口木舌
テレビのワイドショーを見ていたら「ずっとずっとだね」と連れ合いがつぶやいた。最近の話題はスポーツ界のトラブルばかりだという。目下の焦点は日本ボクシング連盟会長をめぐる疑惑だ
▼その前は日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題だった。女子レスリング監督のパワハラ問題もあった。大相撲の暴力問題も世間の耳目を集めた。確かに「ずっとずっと」である
▼一連の不祥事はスポーツ界の体質に根ざすものと誰しも考えよう。上意下達や絶対服従という古い組織風土。腕力と言葉の暴力が横行する人間関係。そんなものが背景にあるように思う
▼こちらの方も「ずっとずっと」だ。自民国会議員の差別発言である。月刊誌への寄稿でLGBTを「生産性がない」と論じた杉田水脈(みお)氏に続き、谷川とむ氏がインターネット放送で同性愛を巡り「趣味みたいなもの」と発言した
▼多様な性に無理解な2氏の姿勢は政府・自民党の体質か。異論や異質を嫌い、排除する。その点は、法曹界の護憲論者を念頭に「憲法教という新興宗教」とやゆするコメントをツイッターで発した稲田朋美氏にも通じる
▼新基地建設を拒む沖縄の声を忌避するような姿勢とも重なってくる。県の埋め立て承認撤回に対し、国は先延ばし戦術で応じるようだ。何が何でも土砂を海に投じたいのか。これも「ずっとずっと」だ。
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